他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

中学受験において、早生まれは不利なのか?について素人パパが考えてみた

うちの息子は3月下旬産まれ。

あと数日ずれていたらひとつ下の学年になっていた、いわゆる早生まれです。

 

日本の社会は4月が年度の始まりになることで、4月生まれから3月生まれまでが同じ学年になります(正確には4/1は前の学年になることもある)。

なので、特に学年が低い時は、同じ学年の月齢の違いが大きく影響して、体力も知力も不利であるという考え方があります。

  

私も長男を始めて保育園に通わせた日、今でも忘れません。

まだハイハイしていた息子の周りを、どたどたと走り回る同級生たち。

衝撃的な差と感じました。

 

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参考ですが、これが5年早生まれの息子と6年生の先輩の体格差。

これで同じピッチでサッカーをやるわけですな・・。

 

産まれた時期が違うのだから、最初は当然、体力だけではなく知力も差があるところから始まりますよね。

その差はいつ頃埋まるのか?

6年生の終盤にある、中学受検にも影響はあるのか?

ちょっと調べてみました。

 

単純に学力で言うと、こちらの論文では(私も他のWebサイトで紹介されていたものの受け売りですが)

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/12/pdf/029-042.pdf

早生まれと遅生まれの学力には偏差値で2~3の差があり、その差は学年が進むにつれても縮小しなかったという実験結果が記載されています。 

 

さらに!

単純な体力・知力だけではなく、成長過程の中でその差がもたらす諸々の経験が影響するという意見もあります。今年、早生まれとそうでない子の非認知能力は、大人になっても差があるとする論文が東大教授によって発表されて話題になりました(興味があれば、山口慎太郎教授で検索してみてください)。

 

その他、ちょっとネットで検索するだけで沢山の論文を読むことができます。

私がちょっと調べて検出できた論文であっても、そのいずれもが月齢差(相対的年齢効果 = RAEなんて言葉も学びました)による不利は長く(大人になっても)続くというものが多かったです。

※ただ、学力に関しては小6までで消滅するという説があるそうです

その多くは、偏差値1〜2程度の違いがあるというものでした。

 

中学受検は学力だけではありません。

本人の成長度として精神的な成熟度や勉強を続けるためには体力も重要です。

統計的に考えるならば、受験において決して有利とはいえないことは否めなそうです。

 

じゃあ早生まれの子にとって中学受検は無理ゲーか?

わずか11~12歳で勝負になる中学受検は、早生まれの子には厳しいのか??

 

私は、そんなことはない!と考えることにしました。

何故かというと・・早生まれであることも一つの条件にすぎないと思得たからです。

 

上記したような早生まれの特長は、学力と言う面では、この程度のちがいであればその他お子様たちそれぞれが持っている個性の一つに過ぎず、条件のひとつに過ぎないように感じました。

早生まれでも地頭がいい子もいるかもしれませんし、遅生まれで逆の子もいるでしょう。勉強への興味や集中力がある子もいれば無い子もいる。

環境もそうです。親の経済力があればガンガンに個別指導をお願いできるでしょうし、我が家のように塾にも通わせてあげられない家庭もあります。そもそもご両親が中学受験に興味が無ければ、受験するという土俵にすら立たないわけです。

 

考えてみると受験というのは、それぞれが得意不得意を抱えて、その条件のなかでそれぞれが工夫してできうる準備をして、同じゴールを目指すものです。

たとえ6年生になってから受験を目指すとしても、残り期間は10カ月あります。

本人の特長に合った戦略で学力を伸ばしたり弱点を克服する時間は十分にあると思うのです。どんな個性の子であっても、今の状況からやるべきことを考えて受験に向けた効果的な準備をするということは変わらない、だから早生まれでも関係は無いと考えました。

 

ということで、ちょっとだけ興味が湧いたので調べてみたのですが、中学受験における早生まれの影響というのは、日々の過ごし方で幾らでも変わる程度の条件の一つではないか、というのが私の個人的な結論となりました。

 

素人の意見ですので参考にはならないかもしれませんが、もし心配でどうしようもないようなパパママにおかれましては、こんな考え方もあるんだな、程度に参考にしていただけると嬉しいです。

 

日々頑張っていきましょう。