他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

塾無しで公立中高一貫校を目指す我が家の、6年生の計画概要

いよいよ、中学受験本番のシーズンですね!

6年生のお子さんをお持ちのパパママの皆様、色々とご心配もあるかと思いますが、とにかくお子さまと共にあなた自身の健康こそ大切に。最後のひと踏ん張り。頑張ってください。

お子様が力を出し切って、良い中学受験の経験ができたと思ってくださるといいなと応援しております。

 

我が家は現在5年生、受検まではあと一年に迫りました。

塾に通わず情報の少ない我が家としては、最後の一年の使いかたは非常に重要と考えています。さらにネットなどでも情報の少ない公立中高一貫校を目指して適性検査を受けるということで、余計考えないといけないと思っています。

 

この一年の計画概要を妻と長男と立ててみました。

それについて書き残してみようと思います。

 

目標

我が家の長男の目標は、ある公立中高一貫校の合格です。

本人が気に入っているうえサッカー部の施設も充実、親の我々も良い学校と感じていて、意識が一致できている良い状態だと思います。

ここに向けて頑張ってきました。

 

ただ公立受検というのは一発勝負しかなく、倍率も非常に高いためリスクが高い。

学費が厳しい我が家としては、近所の私立で特待制度があり、サッカー部の活動が盛んである学校を数校ピックアップしていまして、 本命の試験日以外はこの中から受験しようと考えています。

 

つまり6年生時期は適性検査対策を行いますが、私立で特待生を狙うような準備もしなければいけないという難しい運用が必要になります。

※これ以外にも、必ず合格体験だけはさせてあげようとは妻と話はしています

 

現在の学力

ここまで適性検査的な準備は一切行わず、私立型的な学習を進めてきました。 

f:id:tarijiri:20210117074216j:plain

 

5年生時点としては、算数は予習シリーズに沿って学習を続けてきて、頑張れていると思います。本人も算数が好き。

 

国語もかつては読解問題が全くの苦手でしたが、今は選択問題や文の抜き出しの正解率は上がってきました。

ただ語彙が少ない・・というか言葉を知らないので、少し難しい熟語が出るだけで文章の理解ができなくなります。

そして記述力は相当の課題です。特に作文は今のところ適性作文で得点は取れない状態です。具体的な課題点を挙げてみたのですが、ボリュームがありすぎるので別エントリにすることにしました。。

 

理科社会は、週に一度予習シリーズも要点チェックに回答するということを続けています。現在2周目の途中まで来ています。

学校の授業が良い復習となっているようなので、今のところ良いリズムと感じます。

 

6年時(5年2月から)の取組み

5年生時点では、目標とする学校に対するレベルに対しては、いまのところ準備ができていると感じています。

彼は(自覚はまだまだ足りないものの)継続的に頑張ってきました。

 

では2月からどのような学習に変えていくのか。

ベースは本命中学の過去問題を解くことにしようと考えています。

 

過去問は用意できています。この中で直近の12年分程度を一年かけてじっくりと取り組む形です。

適性検査試験に慣れること、出題傾向を知ることと共に、毎日の学習の方向性もその傾向に沿ったものを中心とすると考えています。

 

私立型の学習の場合、応用問題対策を行って学力が志望校レベルに達した後に数カ月で過去問を仕上げると思いますが、私たちは1年かけて過去問題をベースにすることにしました。

 

これには2つの理由があります。

ひとつは、目標校の過去問を見ていると、算数は予習シリーズ5年生の上下までで知識的には足りていそうなこと。なので理科社会以外は新しく単元として学ぶことは多くないと判断したのがひとつ。

もうひとつは適性検査の過去問題を多く解くためです。最も大事な過去問題に十分な時間をかけたうえで他校の過去問もできれば解かせてあげたいと考えています。そのため早めに適性対策に移ることにした、というのがもう一つの理由です。

 

いわゆる銀本も用意しています。

 

作文対策

現在の彼の最大の弱点が作文です。

1年間、しっかりと時間を取ってトータルで量がこなせるように、コツコツと続けさせてあげたい。

最悪の場合、作文だけは塾で教わっても良いかなとも検討しています。

 

私立対策

私立対策は正直、適性試験対策よりも重要度を下げる必要がありそうです。

これまで毎日習慣付けてきたことの一部を手離すのは不安ですね。

 

でも適性問題対策としても、予習シリーズなどは何度もやり直すと思います。

それと共に、基礎体力ともいえる計算や語彙問題対策などは毎朝行うのは続けること、そして読解問題も週に一度程度継続できればと考えています。

このように出来る範囲の中で準備が賄えそうな学校をピックアップした中から選びます。

 

閑話休題

ピックアップした私立学校の過去問を見たところ、とても良問が多いと感じています。どういう生徒に来てもらいたいのか伝わります。

偏差値的に高い学校を目指すのも良いですが、偏差値はそれほど高くなくとも(基本問題が解ければ合格できそうであっても)教育的に素晴らしいと感じる学校も沢山あると感じています。そういった学校で息子が気に入るところがあればと期待しています。

 

以上が2月からの学習計画の概要となります。

これまでとは異なる学習習慣を新たに作ることになりますが、適宜見直していきたいと思います。

 

適性検査に移ったしょっぱな、本人が楽しいと感じてくれるように、なんとか頑張って我慢して乗せてあげたいと思います。