小学4年生の長女は、結構運動神経が良いタイプです。
ここまでほとんどの学年で運動会ではリレー選手でしたし、公園でする鉄棒なども昔から得意でした。
スピードがあってガッツもある。そんな長女に対して、私は「バスケットをしてくれないかな~と」思っていたのです。
私自身は部活などのバスケ経験者ではないのですが、会社員として昼休みや定時後に遊びのバスケを楽しんできました。
バスケについてはいろいろと知っていて、長女のようなタイプはバスケに向いているんじゃないかと感じていたのです。
興味を持ってもらおうと、Youtubeなので女子バスケの動画などを見せてみたり、スラムダンクの漫画を買って映画を見に行ったりなど、さりげなくバスケとの接触の機会を増やしていたのですが、どうもヒットせず。
ダンスと水泳のほうが楽しかったようです。
ところが、事態は急転直下。
長女がバスケチームに入ったのです!
そのきっかけとなったのが、引っ越しでした。
たまたま引っ越して転向した先の体育館で活動しているバスケチームがあって、さらに同じ学年の友達にすぐに誘われたのだそうです。
娘のほうから、「おとうさん、バスケチームに入りたい」と言ってくれました。
さっそく入部のご連絡をして、年末に体験入部、年明けから正式加入済み。
まったくの初心者なので、まだまだぎこちないですが、運動神経の良さは垣間見せていています。
自主練もやるので、私も手伝っています。
近所の公園で、娘と一緒にチェストパスの練習ができるなんて、とても嬉しいものです(笑)。
公立中学受検も少し前向きになってくれたので、もう4年生も終わる時期から習い事始めるのもどうかとも思うのですが、長男も最後までサッカーをやっていて合格できたので、彼女も頑張ってくれるでしょう!
ただひとつ、問題があります。
彼女の技術の拙さに、一応経験のある私がどうしても教えたくなってしまうのです。
でも私は、長男のサッカーで学びました。
大人が口を出して「正解」を教えないほうが良いと。
彼女自身が楽しむ中で、課題を見つけて、創意工夫して克服する。
この貴重な機会を、大人が奪ってはいけないという考えになっているのです。
子供の時は技術の差で強いけど、自分で課題を探す力と解決する力を養っておかないと、いずれこじんまりとしてしまうと感じているのです。
これは、池上正さんのこちらの本から学びました。
この考えは、息子の公立中高一貫校受検でも活かされました。
彼自身が、学びたいという気持ちを重視していたのです。
手取り足取り「こうやるんだよ」とか、「こういうときは、ボールに回転をかけて・・」なんて教えたくなるのをグッと我慢!
「なんで手から離れちゃうんだろうね」という問いかけを残して、見守っています。
今のところバスケにとても前向きな彼女がどんなふうに成長するのか、楽しみにしています。
あ、もうひとつ大変なことが。
練習に付き合っていた私、腰を痛めました・・。
転がったボールを取るのに何度も屈んでいたからでしょうか。
なさけない・・。