公立中高一貫校を目指して頑張っている6年生長男、一日の中の勉強時間が増えてきました。我が家では通塾無しに親がフォローしているので、私たち親の時間もエネルギーも取られるようになってきました。
そのうえ3年生の長女には算数の先取りをさせており、1年生の次女もドリルなどやりたがることもあって、妻と役割分担しているにせよ時間も負担も増えています。
おかげで書きたいことは沢山あるのに本ブログを書く時間もなかなか取れないのですが・・。
そんな中、これは難しいと感じることがありました。
それは長女へのフォローです。
おおきく二つあります。
ひとつめは、「何をさせるべきかはわかる。どうさせるかが難しい」ということ。
もうひとつは、「兄弟によってギアの入れ替えができない」ということです。
長男の3年生の2月から始めた受検勉強、これまで積み重ねてきた情報収集や試行錯誤によって、我が家なりのノウハウは溜まってきました。
ですが、それをさせようとしても長女にはあまりヒットしないのです。
長男とは性格も勉強に取り組む姿勢も全く違う長女、長男は声をかければ積極的にやろうとしたのに、長女はそこまででもない感じ。できれば避ける方向に行っています。
さらに得意分野も違います。算数の先取りをじっくり教えてあげても理解ができない。勿論私の教え方が下手というのはありますが、いま思うと長男は算数が得意だったんだなと気づきました。
このように性格も得意分野も異なることで、「何を準備させておけばよいか」は分かるものの「それを長女にどうやってやらせるか?」に苦労しています。
もう一点が親である私の、兄妹によってのギアの切り替えができていないところ。
つまり、バリバリの受検生である6年生の息子に要求するような厳しさや集中をつい3年生に求めてしまうことです。
3年生ぐらいであれば毎日机に向かうだけでも十分褒めるに値するのですが、長男に対する感覚で強く注意してしまうのです。
そもそも6年生相手にも怒っちゃいけないのですが、ちょっと見直しを忘れての計算ミスなんてなんでもないのに、つい強く言ってしまったり。
同じ時間に同じリビングのテーブルで勉強してる2人、相手によって切り替えが難しいというのもまた、感じている難しさです。
3年生の長女にとって、「勉強が楽しい」「この時間が好き」と感じてもらうことこそが一番大切だと思います。
長男とは違う人間、彼女へのアプローチも考えないといけないのだと思い知っております。