志望した公立中高一貫校に合格した息子。
今年最後の登校を終えました。
とても楽しそうに通っていたのが印象的でしたが、
ここ一〜二ヶ月で大きな変化があったようです。
それについて書き残しておこうと思います。
サッカーに挫折
サッカー部に入りたいというモチベーションで頑張った中学受検。
望み通りサッカー部に入部できましたが、最近少しサッカーに挫折をし始めているようです。
挫折といっても、これまでも決して恵まれた結果を残していたということはなく、あまり運動能力に恵まれなかった息子なりに楽しんできていたのに、ということですが。
最近、練習がつらいのだそうです。
息子は早生まれである上に、まだ成長期を迎えていません。
子供の体で、半分成長期を迎えたような上級生たちと同じように走らされるのが厳しいようなのです。
最近は部活から帰ってきて、お風呂に入ったまま寝てしまうことが増えました。よほど疲れているのでしょう。
練習が厳しくて、試合でもベンチに入れない。
これまでのようにサッカーを楽しめていないようで、やめようかなと言う話もちらほら出て来ました。
親として、一つ懸念があったのが睡眠時間が足りているのか。
小学生の時には、受検生であっても毎日9時間寝ると言うことを最後までキープしていたのですが、彼が中学生になってから、生活の勉強も口を出さなくなりました。
いつ寝ていつ起きているのかを確認していないので、もしかしたら睡眠時間が短くなっているのかもしれないと聞いてみると、やはりあまり寝ていない様子。
「とりあえず8時間は毎日寝るようにしてみない?」という話をしてみました。
あと、「たまに休んでみたら」という話もしています。
この辺りも本人に決めれば良いと思っているので、特にどうしろとは言いません。
本当につらいならばやめればいいですし、彼が他にやりたいことが見つかったならそれでいい。
今後の彼の判断を待ちたいと思います。
東工大!?
将来に向けて、急に驚くようなことを言い出しました。
「東工大に行きたい」のだそうです。
本人曰く、国立で学費が安いし、好きな理系だし、優秀な人がたくさん集まるしということで、東工大に興味を持ったようでした。
そして毎日自分から勉強するようになったのです。
まだ中学一年生なのに、ずいぶん先のことを見すえているんですね。
いまの私も見習わなければ。
もちろんこの先、目指すものが変わることだってあるでしょう。
大学入試について詳しくなることで、受験するための正しい準備や勉強方法を学ぶこともあるでしょう。
ただ私は今回とてもうれしかったのです。
それは、彼が自分で決めた目標に対して、拙いながらも自分で方法を決めて勉強したからです。
私は息子に、自分で考えて自分のやりたいことをやるようになって欲しいと考えてきました。
そんな姿が少し垣間見えたことが、とても嬉しいです。
若者たちは希望があっていいですね。
来年以降の息子も楽しみです。
私も、大人っていいなと思ってもらえるように頑張らなくては。