塾無しで公立中高一貫校を目指している5年生の長男ですが、最近日能研さんと四谷大塚さんの無料の模試を受けてきました。
これらの模試は、どちらかという通塾していない人向けのものであって、受験の競争の中での立ち位置を図れるようなものでは無いようなのですが、それでも塾無しで学力に関するデータが何もない中で定期的に数字を得られるのはとても貴重です。
さらに試験を受けるという経験もそうですし、身に着けたものをアウトプットする機会というものも本当に貴重。
コロナの影響も怖かったのですが、塾の方でも対策してくださるということと本人の希望もあり、マスクをしたまま受けさせてみました。
結果としては、少し前回よりも偏差値は上がっているようす。
おそらくは前回と比べると、その後に入塾したお子さまが抜けたためなのかもしれませんが、学年が上がって難易度も上がっているであろう模試で成績も上がっているということで、少なくとも彼自身は成長できているようです。
ずっと課題であった読解問題も、つまらない選択問題を間違うところはまだ残っていますが、正答率の低い問題を正解できているなど、練習している成果も確認できました。
ところで。
四谷大塚さんの模試では、問題の解説を動画で配信までしてくださっています。
これを通塾経験の無い長男が観たところ・・「すっごくわかりやすい!」と喜んでいました。
何がわかりやすいのかと聞いてみると、ひとつの問題を解くのに必要な基本的な知識から話してくれえるからだそうです。たとえば面積の問題でも、その中にある一要素である三角形の面積の求め方から話してくれるような感じだそうで、とても理解できるのだとか。
塾に通っていないお子さま向けということで丁寧な解説になっているのだと思いますが、やはりプロの先生の教え方は上手なんだなぁと、それは子供にもわかるものなのだなぁと改めて感じました。
「わかりやすい」と思って勉強できるなんて、楽しいし自信もつきますよね、きっと。
塾に通わせてあげられなくてゴメンよ・・。
来年からは有料の模試で本当の立ち位置を把握することになると思いますが、今は成績に一喜一憂しなくてよいという環境を活かしながら、勉強のサポートを続けていこうと思います。