塾無しで公立中高一貫校受検を目指している6年生の長男、6月に受けた公立中高一貫校適性検査対策模試、いわゆる公中検模試の結果が帰ってきました。
息子は自宅受検で時間を測って回答したものの結果が返ってきたのですが・・驚くべき結果でした。
成績がとても良くて偏差値は過去最高、志望校別順位では十分に合格圏内に入っていたのです!
その結果を最初に見たのは本人で、その報告を受けたわけですが、彼は嬉しさのあまり涙ぐんでいました。
もちろん来年の本番の試験に対して、6月時点のこの模試結果が信頼できるかは全くの未知数ですし、回答用紙を見ると空欄になっている問題もありました。正直、実力に比べて変に高く数値が出てしまったように見えますし、これで安心するのは甘すぎるのは明確です。
しかし同時に、今回の結果はほんとうに良かったとも考えているんです。
それは、いま頑張っている勉強で力が付いているんだということに、結果を伴って納得できたからです。やっていることが正しい、意味があると感じられる経験ができるのは、どれほど力になるでしょう。
そして、一生に一度だけの一発勝負になる公立中高一貫校受検に向けて、「自分も合格できるかもしれないんだ」という、自分が合格と地続きの場所に居るという自信や現実感を得てくれたとも思うからです。
彼はなんども成績表を見返しました。
「頑張っている成果でたね。良かったね!」
無駄にフルサイズで撮った写真・・。
彼はより前向きに勉強に取り組むようになりました。
この先、塾に通ってプロの講師に教わりながら、夏休み以降激しい競争や切磋琢磨してもまれながら成長するライバルたちは、きっと息子よりも学力は伸びるはずです。
「いまいい位置にいるから、追いつかれないように頑張ろう」という方針で、息子とは共有しました。
私たち親もフォローをしていきたいと思います。
それにしても良かった!