親塾で子供を公立中高一貫校に入学させるプロジェクト、4年生から勉強を始めた長男も5年生となり、受検準備の半ばを過ぎました。
中学受験経験のない私たち夫婦、しかも私はどちらかというと勉強してこなかった方という条件での取り組み、これまでにもいろいろと問題になることがあったものの、多くはなんとか学びながらこなしてきているつもりでおりました。
しかし。
ついに親塾の本当の壁に当たってしまったのです。
算数は四谷大塚さんの予習シリーズを使って学習しているのですが、
5年生の練習問題、私は解答の解説が理解できなくなってきたのです。
4年生の問題は私でもだいたい解説の理解もできていた。そして子供がわからないという問題はそれを読めば教えることができていました。なのですが、それが5年生になると理解できないことが増えてきたのです。
算数は積み重ねが大事ですが、解説もまた受験学習の初期からここまでの基礎知識がある前提になっていて、それを覚えていない親では「~である。だから~となる」という解説に理解ができなくなってきたのです。
新しい単元を教えることは、比較的簡単な準備でできると思います。ここにあることを理解して教えるだけ。易しく詳しく書いてあるので、それをわかりやすく伝えることを意識するだけでよかった。情報も得やすい。
これは知識のない私でもまだ可能でした。
しかし練習問題レベルの解説になると、解説に「?」というのが増えて、それはどんな知識が前提の論理展開で、それはどこを調べればいいのか?というのもわからなくなってきているのです。
自分自身に身に付いた広い知識が必須になってきた、ということなのかなと思います。
これは親の負担が大きいですよね。
もちろんこれまでも子供の勉強に1日の中の時間を費やすことはしていました。ただ、親の側の「問題への知識・理解が身についた状態」というのはこれまでとは違う負担になりそうです。
仕事や家事で時間が取られている私たち親にとって、子供と同じ以上のレベルをキープするのは難しい。その覚悟を迫られるようになってきたと感じます。
ただ我が家はラッキーなことに、妻が頭が良くて特に算数が得意!
妻は解説を直ぐに理解できる頭を持っていてくれました。
なので算数は妻にお願いしてしまうことが増え、ますます私の算数への理解は減っているような気が・・。
ともかく。結論です。
親塾では算数で5年生ぐらいで壁に当たります。
これまでの学習を親も積み重ねていないといけなかったことに気付きました。自分自身が4年生から基本問題ぐらいは繰り返し解いて準備しておかないと、問題の解説も理解できなくなります。
その場合、親は子供が解く問題の前に自分で取り組んでみて、解説できなければ自分で調べておく必要がでてきそう。親の側も問題が簡単な時期から積み重ねてこないと、ここにきて負担が増える一方であることを学びました。
親塾も初めてのケースなので、これも新たな学びでしたので、シェアさせていただきました。
妻と役割分担をしながら、上手くこなしていきたいと思います。