他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

1年前の、公立中高一貫校の作文練習の動画が出てきた話

夏休み。

冬に中学受験するご家庭は、大変なことと思います。

 

ただ一方で、本気になっているのかどうかわからない、未だにエンジンがかかっていないような我が子に、イライラしているパパさんママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私も昨年の今頃はヤキモキしていて、しかも我が家は親塾だったので、長男の反抗期も重なってバトルの連続でした。

 

でも受験が終わった今になって気づくことは沢山あります。

お子様は、親が気づいてないところで頑張っているかもしれません。

実は先日、ちょうど一年前に息子が苦手な作文を書くところを、タイムラプスで撮影していた動画が出てきました。

 

youtu.be

 

大変な作文の練習を、彼なりに少しでも楽しめるように撮ってみたのでしょう。

そこには、今よりも少し幼い手元で作文を書く姿が映っていました。

 

8月ごろは全く作文は書けてなくて、200字が精一杯。

さらに、あまりに出来なかったので、実は夏休みが終わってから、もう一度基礎からやり直したりしていたのです。

 

本人もなかなか上手く書けないことから、ふてくされることもありました。

彼は最後の一ヶ月まで、本当に作文は書けなかったのです。

 

でも、ラスト2週間、メキメキと音がなるように急成長しました。あれほどできなかった作文が、難しい過去問もスラスラと書けるようになって、本番では時間が余ったと言っていたほど。

その急成長は想像もしていないほどの急激なものでした。

結果的には100点換算で75点も取って、合格への得点源になってくれたのです。

 

もちろん、全くできないところからでも、彼は対策は頑張っていました。

作文は私が教える担当だったので、彼が自分の力で書く力をつけられるように、教え方も試行錯誤を重ねました。

公立中高一貫校の作文対策としてやったことに興味があれば、別ブログですがこちらの記事にまとめておりますので、ご参照下さい。

【塾無し】家庭でできる、公立中高一貫校受検の作文対策! | 保護者が見た中学受”検”

 

子供は、コツコツと頑張ったことがいつの間にか蓄積されていて、本人の精神的な成長も相まって、急に爆発する事があります。

子供の成長は、逆算では測れないことを、改めて学びました。

 

たから、イライラしていても、それでもお子様がひとつでも積み上げられたことを探して、それを褒めてあげるのはいかがでしょうか。

その積み重ねが結びつきあった時、本人の中で点が線に、面になった時、急成長するかもしれません。

 

本当に、お子様の成長は読めません。

今日の頑張りは、必ず成長につながります。

親子ともども、頑張ってください!