他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

夫婦二人だけで食べたトンカツが美味しかった話

この春より、一番下の子も無事に保育園に通うことになり、妻も職場復帰を果たしました。つまり平日に有給を取ったら自分だけの時間が取れるようになりました( ̄ー ̄)。その瞬間を虎視眈々と狙ってる件はさておき。

 

そんな状況で先日、不動産関連の手続きのため夫婦そろって会社を休み、大人二人だけで行動したのですが、これが本当に久しぶり。一番下の子が1歳9か月なので多分それ以上の時間が空いているはずです。

 

とにかく大人二人だと行動が早い(笑)。

何時にどこに行く、というときに出る時間だけ決めておけばいいし、歩くのも早い。「靴下はいた?」「トイレに行きなさい」「だからこの靴にしなさい!」みたいな恒例の無駄な時間もないし、ベビーカーに嫌がってひたすら抵抗されることも、ふらふらと注意散漫で歩いたりおしゃべりに夢中で歩くのが遅くなることもありません。手続きや打ち合わせも集中して取り組むことができます。

 

そして午前中の手続きが終わった後、これまた本当に久しぶりに二人で外食をしたのですが、それがこんなエントリを書こうと思うほど感動的なおいしさを味わえたのですよ。。

行ったのは近所のトンカツ屋さん。ほんとご近所なのに一度も行けていなかったところです。カウンターのみの席で、騒ぐ子供を連れてくることができませんでした。というか外食そのものがずっとできていなかったわけですが。

 

そちらでいただいたトンカツがまぁ・・。中央のみにほんのりと赤みを残した柔らかくも存在感のある肉を絶妙な厚みの衣が包んでいて、噛むたびに柔らかさとうまみ、肉汁が口に溢れて・・。塩もソースもまたその味わいを引き出して、その味わいを二人だけでじっくりゆっくりと味わうことができたのです。

「おいしいって幸せ」ということを久しぶりに思い出しました。

 

ちょっと前にようやくまた外食ができるようになってきたなんてエントリも書いていたのですが

tarijiri.hatenablog.com

それでもやっぱり大人だけで邪魔されずに料理を味わう、そんな時間は別格でした。

美味しいものをゆっくりと味わって食べる。お腹がいっぱいになって、眠くなったら横になる。こんな贅沢がこの世にあることを本当に忘れていました。人生、まだまだ楽しめそうです!

 

ただ、二人だけの行動は楽ではあるのですが、ちょっと物足りなさというか何故か罪悪感(楽しすぎだから?)というか、そんなものも感じました(汗)。これま妻も同様であったようです。

子供たち三人がそれぞれ成長してくれて、家族全員でゆっくりとこの幸せを味わえる日を楽しみにしています。

 

まぁ当分はまた時々夫婦だけで・・いや時には一人で美味しいものを食べる時間を取れることを楽しみに、頑張っていこうと思います。