他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

GWも会社に行きたくなった話

私は正直、必死に仕事をするタイプではありません。

あるとき「残念ながら自分はそういうタイプではないんだ」と気づき、それからは常に「早く会社から出て帰りたい」などと頭に置きながら働いているダメなおっさんであります。特に子供ができてからは大半は残業もせずに帰宅しています。

 

私としてはこんな感じでとっとと帰りたい派な人なわけですが、そんな私でもこの楽しみにしていたゴールデンウィークの最中、「いっそ会社にでも逃げてぇ」などと思ってしまいました。

理由は簡単、子供たちがウルサイからです!

 

1歳9か月の次女は充実のイヤイヤ期っぷり。

初めてはっきりしゃべった言葉が「イヤ~!」と、まだ大半が日本語にはなっていないながらもグズグズと文句を垂れています(次が「も~」)。そして身体も大きくなり、力が付きました。欲しいものを引っ張る力は相当なもの。私ですら、時に手を離させるのに苦労するほどです。

もともと兄妹屈指の頑固さと要求の強さがあるので、自分を邪魔する家族に対する不満をその声と身体全身で表現するようになりました。

 

これにやられているのが3歳10か月の長女。

彼女が遊ぶものをすべて真似したがる次女のせいで、おもちゃは取られるし絵は落書きされるし折り紙は食べられるしと邪魔されまくり。そのうえ妹に文句を言うとひるまず言い返してきたり暴力も辞さないため、よく泣かされています(笑)。

それでいて自分はいい子かというとそんなことはなく、わがままでいい加減で嘘が多い。おしゃべりが始まると止まらないわ、はしゃぎすぎてケガが一番多いのもこの子です。

 

この長女にやられているのが4月から小学生になった長男。

彼はやはり精神年齢としては幼児期を脱しているようで、長女の言っていることやっていることが幼いくせに口答えばかりしてくるのでイライラしている様子です。長男の理屈vs長女の口答えという対決になり、もうめんどくさくなって我慢をするのは長男ばかり。

でもなぜか次女にはとても優しくて、とても好かれているのが不思議なところ。

そんな長男も小学生になったとはいえ大人から見ればまだまだ子供。調子に乗った時のうざい感じは大好きなクレヨンしんちゃんを地で言っています。

 

このようにそれぞれ近い兄弟と喧嘩が始まればワーキャーと泣きじゃくり、言いつけにきてばかりと本当にウルサイ。

そのうえ仲がいいときも狂ったように大声でわめきながら遊んでいます。

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せっかくのGWなのに、休日のため家にいるとずーーーっとうるさいため、うんざりして怒るのも面倒になり、かと言って菩薩にもなれず私一人逃げることもできず、ひたすら「この場所を出たい、いっそ会社に逃げ込みたい」とまで思ってしまったのでした。

 

これもやはり、それぞれが自己主張できるようになり、別個の人格を持ち始めたからなんですよね。そしてやはり、これも一時のことなのでしょう。全員が小学生以上にでもなったら、家で休日を過ごすことも少なくなるのでしょうから。

 

これから後半戦が始まるGW、貴重な時間なんだから噛みしめつつも、ちょっと不安にもなるのでした。

色々とお出かけに連れて行ってあげようと思います。