- 自宅でホワイトボードを使いたいのだけど、どのようなホワイトボードを選べばいいのか迷っている方
- 自宅用ホワイトボードにはどのような選択肢があるか、知りたい方
- シート型か脚付き型を使うか、迷っている方
に向けて。
この記事では、シート型と脚付き型を合計4年間使った我が家の経験から、どちらがおすすめなのかをお伝えします。
結論は、「場所を用意して、脚付き型+ホーロータイプ」がおすすめ!です。
といっても、何のことかわかりませんよね。失礼いたしました。
そのあたりの違いやメリットがわかるように、さらっと説明いたしますね。
家庭用ホワイトボードの種類
家庭用ホワイトボードは、大雑把に分けて3種類あります。
- 壁に貼り付けるシート型
- 壁にかける壁掛け型
- 自立する脚付き型
それぞれ比較すると、次の表のような違いがあります。
価格 | 使いやすさ | |
シート型 | ◎ | × |
壁掛け型 | ◯ | ◯ |
脚付き型 | △ | ◎ |
また、シート型は柔らかいシート素材で、裏面がシールになっているもの。手軽さと安価であることが特徴です。
一方の壁掛け型と脚付き型は、硬くてしっかりしているタイプ。書いたり消したりしやすくて、長期間使えるのが特徴です。
なお壁掛け型と脚付き型には、ホーロータイプとスチールタイプという2種類があります。
この二つでは、ホーロータイプを選びましょう。
ホーロー製とは、ホワイトボードのボード部分の仕上げ処理のひとつです。
ホーロー製のほうが少々割高で重いですが、表面が滑らかで書いたり消したりしやすくて耐久性が高いという特徴があります。
ホーロータイプの方が多少割高ですが、最後にガラス室を貼り付けるホーロー加工をすることで、ホワイトボードの状態を長く綺麗に保つことができます。
長く使えるのに、ボード面の劣化が早くて買い替えということになったら、もったい無いですからね!
シート型ホワイトボードの特徴
シート型は、壁に貼り付けて使えるホワイトボードです。
我が家が最初に購入したのも、シート型でした。
調べてみると、2018年の12月末に最初のシート型を購入しています。
壁があれば(壁紙にもよりますが)貼り付けることができて、自宅内で余計な場所を取りません。
ですが、劣化するので定期的な買い替えが必要になります。我が家では半年弱で買い変えました。
シート型ホワイトボードのメリット
シート型がメリットとしては、次の通りです。
- 壁に貼るだけで使える
- 切り離して、サイズを変えたり、好きな場所に貼れる
- 非常に安い
壁に貼れば使えるので、これは便利ですよね。
また、切り離して自由なサイズで使えるので、我が家ではシートを2枚に分割して、別の場所に貼って使っていました。
自宅内の複数個所で使えるのは便利です。
さらに、やはり非常に安い!
我が家で購入したのは、こちらです。
この記事を書いている時点(2022年12月)で、3996円。
ホワイトボードを使うメリットを試してみるには、ちょうど良いかもしれません。
シート型ホワイトボードのデメリット
ですが、次のようなデメリットもあります。
- 劣化する
- 消しづらい
- 壁によっては直ぐに剥がれる
- ペンやイレイザーが置けない
我が家で購入したシート型は、劣化しました。
2018年の年末に購入して、翌年の11月までに2枚使っていたのですが、それぞれ買い替えとなった理由は劣化。
シートが曲がってきて張り付かなくなったり、書いたものが綺麗に消せなくなってきたのです。
シート型ホワイトボードは、裏面がシール状態になっていて壁に直接晴れます。
ですが、周囲をシールで貼っていることからも分かるとおり、我が家の壁ではこの大きなシートは安定させられず、剥がれてしまいやすかった。
買った初日からマスキングテープで補強していたので、上手く貼り付けられないという問題はありました。
シート型を購入して自宅にホワイトボードがあるメリットは感じたものの、劣化するため半年弱で使えなくなりました。
結局翌年の11月、約11ヶ月の間に2枚のシート型を使った後に脚付き型を購入しました。
脚付き型ホワイトボードの特徴
脚付き型は、リビングに置くには大きくて、安定させるために足場に関してもある程度の場所を取ります。
ですが目立つ劣化もなく、毎日同じように使い続けられます。
それ以来、3年以上使い続けていますが、やはり脚付き型を購入して良かった!
家庭用脚付き型ホワイトボード・ホーロー製について、ユーザー目線でご紹介します。
ちなみに、我が家で使っているのはこちらのホワイトボードです。
脚付き型ホワイトボードのメリット
脚付き型ホワイトボードのメリットをあげてみました。
- すぐに書ける
- 磁石が使える
- 消しやすい
- 安定している、長く使える
それぞれ、説明しますね。
すぐに書ける
すぐに書けること。これが脚付き型のメリットです。
すぐに書けるとはどういうことかというと、ホワイトボードに「粉受け」があって、ここにペンが置けるのです。
そのため、書きたくなったらホワイトボードの前に立てば、すぐにペンを手に取って書き出せます。
シート型の場合はペンを置く場所が無いので、ペンを置く場所を別に作って、そこでペンを取ってホワイトボードの前に立って書く、そして使い終わった後はまたペンを元の場所に戻さないといけません。
ホワイトボードはその瞬間に書きたいことを直ぐに書けることがメリットなので、このワンクッションが無いのはストレスが無くなります。
マグネットが使える
脚付き型のメリットとして、マグネットを使えることが挙げられます。
自宅で使っている場合、例えば子どもの学校からのお便りや予定表などの書類を磁石で貼れます。
また、イレイザー(字を消すもの)に磁石が付いたものを選べば、書いている近くに置けるので、イレイザーを使う手間が減ります。
我が家で使っているマグネット付きのイレーザーは、こちらです。
消しやすい
脚付き型はシート型に比べて、書いたものが非常に消しやすいメリットがあります。
シート型は書いたものが残ってしまいやすいこと、また背面の壁の素材によってはイレイザーが使いづらくなります。
我が家では、シート型ではイレイザーが使えないため、ウェットティッシュで綺麗に拭いた後、濡れたままでは書けないので乾いたティッシュでその水分を拭いていました。
脚付き型はイレイザーでしっかり消せるので、書いて消すをストレス無くできます。
安定している、長く使える
シート型は劣化もアリ、汚れもアリ、半年弱で買い変えましたが、脚付き型は3年間毎日使えています。
剥がれてしまうようなことが無く、毎日同じ場所で安定して使えるのは、頑丈なホーロー製のホワイトボードならではのメリットです。
動かせる
これは最近引っ越しをしまして、新しいリビングで使う機能なのですが、動かせるのが地味に便利です。
子どものリビング学習のために、リビングのテーブルのそばに直ぐに移動できます。
普段はリビング全体から見えるところへ。
勉強の時にはテーブルの正面へ。
移動できます。
我が家では、4年生の娘も移動できるぐらいなので、移動も軽くスムーズにできていますよ。
なお、子供の中学受検勉強にもホワイトボードが便利であるという記事を、別サイトに書いています。
お子さまの自宅学習にご興味があれば、こちらも参考になさってください。
【塾なし】自宅学習に超便利!ホワイトボードの使い方5選【親塾】
脚付き型のデメリット
脚付き型は、使っていて便利な反面、やはりデメリットもあります。
大きくて場所を取る
やはり大きくて場所を取ってしまうのは、デメリットと言わざるを得ません。
リビングに置くとしても壁際などに置かないと、面が日の光を遮ってしまいます。
また足元の安定のために幅が広くなっていることで、広い設置面積が必要になります。
ちなみに、我が家で購入したOC-WBH1290Rというものでは、足元のローラーを広げた状態で、横約135cm、縦約60cmでした。
前もって自宅のどこに置くのかは、考えておくのが良いと思います。
値段が高い
シート型に比べて、値段は高くなります。
この記事を書いている時点(2022年12月)で、22,990円。
約4,000円のシート型に比べると、5倍以上の価格差があります。
この差を考えると躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただし、半年弱で買い替えることを考えると、我が家はもう3年以上経過しているので、むしろ経済的です。
また、日々の使い勝手や役割の広さも考えると、長く使うのであればやはり脚付き型をおすすめします。
壁掛け型ホワイトボードの特徴
最後に、壁掛け型についてご紹介します。
壁掛け用は、シート型と足付き型の中間の立ち位置にあるホワイトボードです。
メリット、デメリット共にそれぞれと重複します。
壁掛け用ホワイトボードのメリット
壁掛け用ホワイトボードのメリットは、次の通りです。
- ホーロータイプであれば、長持ちする
- 硬さがあるため書いたり消したりしやすい
- 壁に掛けられるので、足場を取らない
- イレイザーを磁石で貼れたり、粉受けにペンが置ける
掛けられる壁が決まっているのであれば、壁掛け用はとてもメリットがありますね。
壁掛け用ホワイトボードのデメリット
壁掛け用ホワイトボードにもデメリットがあります。
粉受けがない物や粉受けが小さなものが多いので、その点に注意が必要です。
- ホワイトボードが使える位置が固定される
- 壁に穴を開ける必要がある
- 粉受けがないタイプだと、ペンを置く場所が別に必要になる
- 粉受けが小さくて、消した時のゴミが落ちやすい
- 粉受けが小さくて、複数色のペンを置きにくい
それぞれのホワイトボードをおすすめできる人
シート型、壁掛け型、脚付き型それぞれのおすすめの人についてまとめます。
シート型がおすすめの方
- とりあえずホワイトボードを使ってみたい方
- 安く済ませたい方
- 切り分けて、いろいろな場所に貼ってみたい方
壁掛け型がおすすめの方
- 自宅に壁掛けできる場所がある方
- シート式よりもしっかりと長期間使いたい方
脚付き型がおすすめの方
- 自宅に脚付きを置ける場所がある方
- 壁に掛けられる場所、穴を開けられる場所がない方
- ストレスなく使いたい方
- シート式よりもしっかりと長期間使いたい方
まとめ
この記事では、自宅用ホワイトボードとしてシート型か脚付き型かを迷っている方に向けて、シート型を1年、その後脚付き型を3年使っている我が家のケースをご紹介しました。
結論としては、場所を用意して、脚付き型をおすすめ!
です。
理由は、安定して長く使える上、書いたり消したりもしやすくて非常に使い勝手が良いためです。
また、壁掛け型よりも粉受けが広くて、さまざまなペンなどが置ける場合が多いからです。
参考になれば幸いです!
3年以上使えている、我が家のホワイトボードはこちらです。
ペンはこちらがおすすめ。
インクを置き換えられるので、経済的です。