他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

6年長男、公中検模試(4月)を受けました

公立中高一貫校を目指す6年生長男ですが、初めての適性検査型模試を受けました。

公中検模試と言われる、日本教材出版さんの公立中高一貫校適性検査対策模試です。

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特徴としては、自宅で受検できるということ。

試験問題と解答用紙が自宅に送られてきますので、自宅で試験を受けて解答用紙を返信します。なので時間を制約されることなく、都合のいいときに模試を受けることができるのです。

 

一方で受検から結果を受け取るまでタイムラグが長くなりますね。

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1ヶ月近く経ってから結果がいただけることになります。

 

それでもサッカーとの両立を目指している息子としては、時間の制約がないというのは非常に大きなメリットです。今回も練習がおやすみの日に、いい時間帯で受けることができました。

 

息子はこれまで大手塾の無料模試は受けてきましたが、それは全て私立型。国語と算数など教科別の試験になっていました。

今回は初めて、適性検査型の模試になります。

 

4月と言うことでまだそれほど難易度は高くなく、志望校別の区別も無い共通問題のようでした。それでも適性検査型試験を制限時間の中で解くというのは初めての体験です。

 

前日から時間を決めてホワイトボードに書いておりまして、緊張感を持たせていました。

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もちろんいつも勉強しているリビングではなく、私の仕事をしている部屋でひとり籠もっての受検です。

目標としては、作文を含め時間内で全ての回答欄を埋めるということだったのですが、それは達成できていました。

 

ただだいぶ疲れたようで、その後頭が痛いと夕方には寝てしまって、翌朝まで起きてきませんでした。翌朝すっきり回復したので安心しましたが、やはり体力気力を使うんですね。

中学受験では午前午後の試験などあるようですが、実際に受ける本人にとっては相当厳しいのかもしれません。

 

解答用紙は戻らないということだったので回答用紙をコピーし、翌日には送りました。

結果が楽しみです。

 

公中検模試は今後6、9、10、11、12月にも行われるようなので、必ず受けさせたいと思います。

回答用紙は記入する前にコピーを取っておけば、繰り返し問題を解くのに使えそうですね。次からはそうしたいと思います。

3年生1学期、自宅学習が固まってきました

3年生になった長女、自宅での学習が固まってきました。

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彼女は受検するかどうかはまだわからないのですが、本人は兄を見て自分もいずれ受検をすると漠然と思っているようです。

ちなみに、あくまで中学受験する場合も公立にしてもらうので適性検査の受「検」ですね。もちろん通塾は無し。

 

仮に長女が中学受検をする場合、候補になる学校には大きな特徴があって、男女とも同じ人数を募集しているのに女子の応募が1.4倍近く多くなります。

つまり、男子よりも女子の方がずっと難易度が高くなるのです。

合格倍率をみると男子でも諦めておかしくないレベルなのに対し、女子はさらに2.00ぐらい上がっているので、合格に対して現実味は無い感覚です。

 

ただし!長男で経験しているノウハウが私たちにはあります。

長男の受検で学んでいるやってよかったことや改善ポイントを整理して、効率的に準備させてあげられるかも。

無理しなくても、いずれ受検を決心したときにすぐにスタートを切れるようにしてあげたいということで、3年生から仕掛けを始めることにしました。

今回はそんな取り組みをご紹介です。

 

改めて、授業を大事に!と伝える

何かを学ぶ際に、人に教わるというのはとても効果的。さらにプロの先生に勉強を教われるのは、通塾しない我が家にとっては非常にありがたく大切な時間です。

授業にとにかく集中すること、しっかりと先生の話を聞くことを改めて伝えています。

もちろん、後述するすべての学習よりも宿題が優先です!

 

朝学習の時間を決めた

平日は、朝7時から勉強する時間と決めました。それまでに起きて朝食を食べ終える必要がありますね。なかなか毎日7時ぴったりから始めるのは難しいですが、毎日意識して勉強を始められるようになってきました。

 

漢字と計算はコツコツと

毎日学校で習ってくる漢字、3年生になると難しい字も増えてきますね。

あとでまとめてというと大変なので、毎日時間を取って復習させています。

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計算もドリルを毎日解かせています。速く正確な計算力を身につけさせてあげたいというのが狙いです。

とはいえ、一日ドリルの半分のページだけなど、短時間集中型にしています。

先ずは習慣づけですね。

 

算数は先取り開始

長男は算数に関しては、4年生から予習シリーズに沿って勉強を始めました。

しっかりと理解させながらもペースを合わせて学習を進めていくのが難しく、6年生になって銀本マラソンに入った今、予習シリーズの6年上は半端なままになっています。

算数に関してはもっと早く始めさせた方が良かったと思っています。

 

そこで、3年生から教科書ワークを使って先取り学習を始めました。

もちろん、私たち親が教えることになります。  

上手に教えられる学校の先生に習ってから復習を手伝うのが効率的だと思うのですが、算数に関しては頑張りたいところ。

既に学校での授業が良く理解できる様子で、予習としても良いことだなと感じています。

この教科書ワークが終わったら、長男が使っていた教科書ワークの4年生に入りたいと思っています。

 

思考型学習を楽しんで

長男は論理的思考が苦手なところがあり、作文や理由を書くなどの記述問題が多くなる適性では苦労しています。

まだまだ時間がある今の時期から思考型の学習をさせてあげようと、こんなドリルもやらせています。

  

 

難易度が1~3まであるのですが、3では難しすぎるようなので1と2だけ。

しかもやはり、一日半ページから1ページのみやらせています。

あくまで楽しみながら、習慣づけですね。

 

この本のシリーズは長男にはやらせていませんでした。

図形パズルなど種類があるので、3年生のうちには一緒に楽しみたいと思います。

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長男よりは図形的なセンスがいいかも・・。

 

3年生の現在の取組みは以上です。

ボリュームたっぷりと感じられるかもしれませんが、ひとつひとつは短時間で量もまだまだ少しだけ。宿題のボリュームが一番大きいと思います。

3年生という今の時期はまずコツコツと勉強することを習慣化させて抵抗を無くすとともに、勉強の楽しさを教えてあげられるといいなと思います。

 

そして、長女が勉強に対して抵抗なく取り組んでくれるのは、毎日リビングで勉強する姿を見せている長男のおかげだ。

長男にはエールと共に感謝も送りたいと思います!

銀本マラソン、始めました!

長男6年生の初日より、銀本マラソンを開始しました!

公立中高一貫校受検の王道の勉強法というのは、やはり銀本マラソンだと思います。

 

とは言っても、公立中高一貫校受検を知らない方にとっては「なんだそりゃ?」な言葉ですよね。

当然私も最近まで知らなかったのですが(笑)、公立受検を検討されているかたの参考になるかもしれないと思い共有させていただきます。

 

まず銀本というのは、該当年度の全国の公立中高一貫校の入試問題(正確には適性検査)を一冊の本としたものです。

 

実物はこちら。

今年度版(つまり昨年度試験を集めた本)は7月下旬に発売するようですね。

表紙が銀色だから、通称銀本と言われるようです。

 

この銀本、全国の問題を集めているだけあって非常に分厚い!

やみくもに解かせようとしても、手に取るまで、1ページ目を開くまでの心の抵抗はめっちゃ強いんじゃないでしょうか。フィジカルで心を折ってくるタイプです。

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この厚さよ!

 

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最後のページは839!

 

さらにですよ、解答が不親切極まりない!!

ただ答えが羅列されているだけで、解説がないのです。

イコール子供に任せっきりではダメ、親の関与がマストとなるということですよね。

 

しかも銀本というのは1年分だけでは足りず、できれば複数年分、複数周繰り返すものとのこと。フィジカルモンスターがタッグを、トリオを、カルテットを組んで待ち構えられるわけです。体積だけでヤバイ。

しかも、繰り返すということは書き込みができない=コピーを取ってやらせる必要があると・・。手間もヤバイわけです。

 

この分厚く愛想のない過去問を何冊も何周も、ひたすらに親子で切り崩し続けること。

これを遥か彼方にあるゴールを目指して一歩一歩前進し続けるマラソンに例えたのが、銀本マラソンというものらしいのです。

 

はっきり言って辛い!本人はもちろんですが親の負担も結構ありそうです。

でもやはり、調べれば調べるほどこの銀本に取り組むメリットは大きく、志望校合格レベルまで成長するにはマストと言えそうなのです。

 

メリットの最大のものは、適性検査は全国的に同じようなトピックの問題が繰り返し出されているからです。

昨年の〇〇県共通問題で出たゴミの量の問題が今年の〇〇県共通問題で出題された、ような事例が多々あるのです。もちろん全く同じ問題にはならないでしょうが、その問題について前もって知っていることというのは有利ですよね。

 

また、本人の苦手分野や得意分野の切り分けができるということ。

適性検査の問題ってあまり応用問題が市販されていなかったりします。大量の過去問に満遍なく取り組むことによって初めて、苦手な単元に気付けたり得意単元を知ることができると思うのです。

 

塾なしの我が家にとっては、勉強の方針がシンプルになるのも大きなメリットです。

夏あたりまでは銀本マラソンを勉強の中心にしようと思います。

取り組み自体は大変ですが、基本的には問題を解いてわからない単元を勉強するというシンプルな形にしやすいのは、ペース作りにも作業的にも良いかなと思います。

 

6年生になって適性検査型学習を深めようとすると、私立型とはかなり勉強内容が変わってきますね。

本人は適性検査の問題を楽しめでいるようですので、おだてながらこつこつと併走したいと思います。そしてまたひとつひとつノウハウを積み上げて、我が家なりのやり方を探していこうと思います。

 

ゴールのないマラソンは無いんだから・・(←決めていた締め文句w)

 

下のは、2021年4月現在発売されている最新版です。7月には今年度版が出るので、もし興味があれば早めに入手のご検討されるのもいいかもしれません。

(たぶん在庫が無くなることはないとは思うのですが・・)

2020年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版

2020年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版

 

 

次女が小学生になりました

ついに我が家の次女も小学生になりました。

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次女が産まれた時、既にこのブログを始めていました。

tarijiri.hatenablog.com

本当に、時間が経つのはあっという間ですね〜。

 

ただ実は、この次女が一番心配で・・。

新6年の優等生っぽい長男、新3年のしっかり者の長女に比べて、一番おバカというかふざけすぎというか、そんなタイプの子なのです。

とにかく変顔したり、家族のまえではおならしてまで笑いを取りたがったりしています。

 

しかも兄妹でいちばんわがままというが我が強くて、ちゃんと先生の言うことを聞けるか、友達とうまくやっていけるか、上の二人が優等生な分楽しみでもあり不安もあったりするのです。

 

とりあえず無事に入学式に参加できました。

コロナの影響で保護者は一人だけの参加となったので、私は入り口で写真だけ撮って帰ったのですが、入学式では6年生の3人の代表となった長男が挨拶を行ったそうです。

 

それにしても。

次女が産まれた時、「2021年に3人とも同じ学校に通うことになるね」なんて言っていたのですが、無事にその時を迎えることができました。

大きな怪我や病気もなく育ってくれた彼らと環境に感謝。

 

貴重な一年間を親としても楽しみたいと思います。