他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

10年続いた保育園、卒園となりました

ちょうど10年前の2011年4月1日。

当時1歳の長男を連れて、初めて保育園へ登園しました。

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10年まえの私と長男!

 

そして10年経った2021年3月31日。

次女が卒園、この10年続いた保育園への登園が終わりました。

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次女の卒園式の様子です。

 

この10年、毎日の送り迎えをしてくれたのは妻です。

時短ができる職場だったので、開始時間と終了時間を変えて働きながら続けてくれました。

 

長男の保育園を決めるとき、当時待機児童などという言葉があったように結構大変でした。

第5か第6希望まで書いていて、その最後に引っかかった結果で、自宅からはかなり遠い保育園になってしまったのです。

 

妻は当初、息子を保育園に送った後そのまま徒歩で駅に向かって出勤し、帰りに保育園を経由して帰ってくると1万歩以上歩くことになっていました(!)。

即電動自転車を購入したのでした。

その後、3人ともお世話になった保育園となります。

 

このなかの1年間は、兄妹3人同時にお世話になっていました。

当時妻はほんとうに大変だったと思います。

 

やがて長男が卒園、そして長女も卒園。

どんどん重さも荷物の量も減ります。

さいごの2年、次女だけの登園となった時に自転車も後ろに一人だけ乗せる、小さなものに買い替えてだいぶ取り回しは良くなりました。

 

さいごのお迎えの時間を利用して、子供たちとサプライズを企画しました。

長男がいつもの花屋さんにお花を買いに行き、長女はお礼のイラストを描いてくれ、私が買ってきたマクドナルドでパーティーしたのでした(笑)。

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この10年間、私は時々お迎えに行った程度でした。

ずっと妻が頑張り続けてくれました。

お世話になった保育園、そして色々と融通を利かせてくれた妻の職場にも感謝です。

 

10年前、最初に日は二人で長男をベビーカーに乗せて登園しましたが、コロナの影響で次女の卒園式も最後の送り迎えも妻一人となりました。

それはちょっと残念でした・・。

 

ついに小学生になる次女、お尻を拭くのを自分でやるようになってくれたので、子供たちのシモの世話も卒業となりました。

妻の送り迎えも減るので、少し楽になってくれるといいな。

 

奥さん、本当にお疲れ様でした。

ありがとうございました。

サッカーと受検の両立をどうするか?を検討しました

長男の参加しているサッカーチーム、一つ上の6年生が卒団されました。

所属している地域ではU12は5・6年のチームとなるため、この一年間、6年生メンバーはずっと応援してきたメンバーであり、とても寂しい気持ちがありますが、中学校生活も楽しんで欲しいです。

 

そして4月からは6年生となる長男、塾なしでの公立中高一貫校受検にむけてサッカーを継続していくのか。検討してみました。

習い事を両立させるのか、一時的にでも勉強に専念させるのか、各ご家庭によって様々かと思います。

 

我が家は迷うことなく”サッカーは継続!”となりました。

理由として、まずは本人が望んでいること。サッカーが好きなのです。

そして長男は塾に通っていないため、土日も使えるので練習に通うことには支障がないこと。

さらに、公立中高一貫校の受験には学力のみならず、いろいろな経験を通じて感じて考えることで人として成長することが大切だと思っています。真剣にサッカーに取り組むことで得られること、喜びや悔しさは彼の成長につながると期待しています。

 

もちろん受検勉強も必要、限られた時間の中での両立は難しいかもしれません。特に6年生になると勉強時間がさらに増えることになりますし。

そこはサッカーの時間をうまく気分転換にするなどの工夫とともに、春休みから長男はゲームを止めることにしました。これは本人が決めたことなので、本気なのでしょう。

 

サッカーチームとは別に、週に1時間サッカースクールと水泳があります。

こちらはできれば辞めてもいいのかな〜。時間が足りなくなることもそうですが、連日運動をするとどうしても疲労が残ってしまうという理由が大きいです。

本人はサッカースクールも続けたい、水泳はせめて平泳ぎを習うまでは続けたいとのことなのですが(これは以前より私たち親が話していたことでした・・)。

こちらに関しては別途考えます。

 

ということで、本人はサッカーを続けます。

6年生の卒団に際し、前キャプテンより長男が次期キャプテンとして指名されました。

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キャプテンマーク!

 

大変なことがさらに増えるかもしれませんが、それでこそ成長もできるはず。

両立するための時間配分などはうまく親の方でコントロールしながら、楽しく必死に、勉強もサッカーも精一杯取り組んで欲しいと思います。

 

とても重要な、5年生のあゆみをいただきました

報告書について、お知りになりたい方へ。

公立中高一貫校受検の報告書について、ひとつの記事をまとめました。

報告書がどのようなものか、どうすれば報告書点を上げられるのか。

息子は、報告書の点数で合格できたと言っても良いぐらいでしたので、成果の出た取り組みについてまとめました。

報告書について知りたい方は、こちらの記事のほうが参考になるかもしれません。

chuuju.tarijiri.com

 

 

 

小学5年生の長男と2年生の長女、3学期の日程を終了し春休みに入りました。

 

公立中高一貫高を目指している我が家にとって、学期末に気になるのはあゆみです。

5年生と6年生のあゆみの成績を”報告書”という形で受検校に提出し、その点数がそのまま受検の際の得点になるためです。

 

息子の志望校では2割から3割があゆみの得点が占めることになっていまして、例えば5、6年生の全ての教科が3段階評価の3=大変よい出会った場合は、受検に際して1000点満点のうち200 or 300点を持って挑むことができるのです。

非常に大きい配点ですよね。

そのために、我が家ではできるだけあゆみの成績をあげる準備を4年生のうちから行ってきました。

 

いざ5年生の最初のあゆみはコロナの影響で1学期と2学期を通じてのものになりましたが、長男はとても良い成績を残すことができたました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

今回も同じぐらいの結果であれば、5年生時点では最高の結果ということになります。

で、むずがゆいような顔をしている息子に見せてもらうと・・

 

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おお!

体育でひとつ落ちてしまったものの、大の苦手の図工でひとつ大変よいを増やし、前期と同じ結果でした。

とてもよく頑張ったと思います。

 

運動も図画工作も正直センスの無い長男ですが、カラーテストで得点を数値化されない主要5科目以外の授業も前向きに取り組んでいたのでしょう。

もちろん満点であればいうことが無いですが、それに準ずる、長男としては最高の結果だったと思います。

 

報告書の準備としては、5年生は良い結果で終わることができました。

また6年生の1学期、充実した学校生活が送れるようにフォローしてあげたいと思います。

 

ちなみに、運動も絵も得意の2年生の長女はというと・・

 

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パーフェクト!

 

さすがです。

5年生・6年生になるまでには色々と揺れることもあるかもしれませんが、とりあえずはしっかりと褒めちぎってあげたいと思います。

 

小学3年生になる長女、ぼんやりと中学受検を見据えて今年取り組むこと

まもなく6年生になる長男、塾無しでの公立中高一貫校受検に向けて頑張っていますが、親としてそのサポートをする中で少しずつ培ってきたノウハウをまもなく3年生となる長女にも活かそうと考えています。

 

彼女が受検をしたいと思うかどうかはまだわかりませんが、のちのち受検したいとなった後にも余裕を持って取り組めるように、取り戻すために大変な思いをしないように、無理のない範囲で身につけさせておいたほうがよいことはやらせておこうと思っています。

 

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長男を真似て、勉強には抵抗が無い様子。

 

長男に最適化した学習方法を日々模索していますが、性格の全く違う長女に対してはまた違ったアプローチが必要になりそうという認識でおります。

3年生の時期で目指すことを纏めてみました。

 

因みに長女は、すごく真面目で曲がったことが許せないタイプ。ですがよくしゃべるし明るくて、身体を動かすのが好きで毎日公園や児童館に遊びに行きます。友達も多い感じ。

また運動神経が良くて身体能力が高い!足は速いし習い始めたダンスもセンスを感じます。サッカーを頑張っているけど身体能力に恵まれていない長男に羨ましがられています。 

 

学びを楽しむ心を育む

最大の目標はこれです!

知る・分かる・褒められる・たのしい!

勉強や、学ぶことにポジティブな感情を抱けるように育んであげたいと思います。

 

長男が頑張っている厳しさをつい妹にも求めてしまう時があって、いつもその後に反省するのですが、まだまだ3年生。受検も考えてはいないのですから。

最大の目標を改めて妻と共有したいと思います。

 

学習習慣を身につける

朝晩、決まった時間に机に向かうように促そうと思います。

もともと長男がリビング学習を行っているおかげで、朝は算数の教科書ワークなどをする習慣は付いています。

 

学校で習ったことをそのまま復習できる、とても便利なドリルですよね!

 

ただ起きてくる時間が毎日まちまちで勉強する日としない日があるので、3年生になったら起きる時間を決めて、朝は算数と漢字あたりを同じルーティンでできるように習慣づけてあげたいと考えています。

 

学校の授業の重要さは常に伝える

これは長男にも未だに言い続けていますし、長女にも1年生になる前から伝え続けているのですが、とにかく学校の授業を大切に、集中して受けること!

塾に通わせられない我が家としては、学校の先生に教わることが最も大切だと考えています。後述しますが先取りを始める3年生でも、改めてしつこく口に出して伝えようと思います。

 

ちなみに春から小学生になる次女にも、「お兄ちゃんお姉ちゃんのようにお勉強したい?」「うん!」「そっか~。学校で先生に教えてもらうの楽しみだね」などといいイメージが持てるような会話をしています。

 

見直し習慣を付けさせる

「お父さんできたー!マル付けして~」

長女は、ドリルで1ページ終わるとすぐに私を呼びますが、そのたびに「見直しした?」と聞いています。「した」とは言うものの、単純な計算ミスがあったり漢字の辺だけ書いて作りが書かれていないまま放置されていたり、見直しが毎回機能してないことは明白(!)。

 

公立中高一貫校はあゆみの成績も重要となります。

見直しの方法も含め、今のうちに身につけて学校のテストでも残念なミスが減るようにしてあげたいと思います。

(テストでの得点が自信になることも期待!)

 

算数は先取り

算数については先取りを始めようと考えています。

長男の時は3年生終了時点で、全教科学校で習ったことをしっかり身につけていることを目指していました。

tarijiri.hatenablog.com

このうえで4年生から予習シリーズを開始したのですが、算数に関しては、理解さえできているのならば先取りして損になることは無いかと感じましたので、3年生から少しずつ先取りを始めようと思います。

あくまで学校で習うことの予習程度ですが、4年生以降もある程度余裕をもって学習できることを目指しています。

 

読解

長男は読解にとても苦労しました。

文章を構造的に読むことができないうえに語彙も少なかったため、ちょっと難易度の高い説明的文章などは苦手意識が先行してしまったようです。

読解問題に取り組むことでだいぶ改善できてきましたが、その反省を踏まえて長女には簡単な文章から読む練習をさせてあげたいと考えております。

 

日本語を読む力が付くことで、勉強以外でも文章から学ぶことが増えるといいな。

啓明舎が紡ぐ小学国語 読解の基礎 3年~5年向け

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  • 発売日: 2012/03/30
  • メディア: 大型本
 

ちなみに読解が大の苦手であった長男は、このドリルのおかげで克服しました。

掲載されている文章が面白かったので、理解できるようになってきたら長男は楽しめるようになったようです。

 

ただし!3年生からと書いていますが、読解苦手な子にはかなり難しいようで長男は5年生になってようやく取り組めました。

 

考えることを促す

長男の受検勉強を通じて、私の世代の受験勉強とは必要な準備が異なることを学びました。

覚えること以上に、それをベースに思考すること、自ら考える力が必要な時代になった、ということです。

 

低学年のうちはじっくりと考える時間が取れます。

このようなドリルで楽しみながら思考できるように促しています。

 

以上でしょうか。

盛沢山ですが、まだまだ3年生。

無理せずに継続できるような量で、なによりもマインドの育成を重視、ですね。

 

感じること、考えること、そして知ることを楽しんでくれるような知的好奇心が身についてくれれば、一生ものの価値になると思います。

 

私たち親も長男の経験があることで、かなり肩の力を抜くことができる予感が。

受検生の長男のサポートが大変な時期ですが、夫婦で上手くリソース配分をして長女もフォローしていきたいと思います。