他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EOS 6D Mark2を一カ月使ってみた感想 ~その1~

前回のエントリで、6D2を購入する前に期待していたことや懸念していたことを纏めていました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

それが実際に購入して1カ月使ってみてそれぞれどう感じたかについて、纏めてみます。

相変わらず文章が下手で長すぎるので、数回に分かれると思います。。

 

今回は、上記エントリで魅力と感じていたポイントについて。

私が6D2の魅力と感じていたのは、

・扱いやすさ(ホールド感・軽さ)

・画質

・OVFとライブビューのハイブリット

でした。

 

それぞれ、実際に使ってみた感想についてまとめてみます。

 

※6D2で撮った写真は全てjpg撮って出し、フリーソフトで圧縮したものです

※カメラは周辺光量補正とオートライティングオプティマイザをOFFにしています

 

私のカメラ使用歴

前提として、私のカメラ歴について。

40歳までカメラについての知識は無かったのですが、子供写真を撮り残せていないことに急に焦りだして写真を撮りだして3年が経過したど素人です。

その程度のものの感想ですのでご容赦ください。

 

私は基本キヤノンさんのカメラのみを使ってきました。なので写真についてはキヤノンさんのデジカメの写真を見慣れていて、他社カメラとの比較はできません。

この1年半、メインとして1DX2というでかくて重いカメラを使ってきました。なので大抵のカメラは軽く小さく感じるようになっています。

1DX2に買い替える前まで、1年半ほど前代のEOS 6Dを使ってきました。このカメラが私の一眼カメラの原点になります。

1年ほどEOS M5を通勤の際には持ち出しています。こちらは軽くて小さくて操作性が良いので、気に入っています。

 

以上が私の感想の基準となります。

 

扱いやすさ(ホールド感・軽さ)

まず扱いやすさは、さすがはキヤノンさんの一眼レフのものでした。

 

軽さと小ささは6Dゆずり。かつて6Dを使っていたときはコンデジに比べて重くでかいカメラと感じていましたが、今や通勤時に持っていけるほど。

私自身が1DX2に慣れたことで重さへの許容量が壊れたからなわけですが、やはり6D2の扱いやすさはあると思います。

 

それはカメラそのもの(765g)だけではなく、ホールドのしやすさにも由来します。

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グリップが握りやすく、私の大きめの手でも小指まで引っかかる。

背面も右の親指のひっかかりは1DX2よりも高く、親指の付け根の肉厚の部分もしっかりとカメラに押し付けることができます。

 

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ホールド感が良いことでレンズを着けた状態でも持ちやすくて軽く感じられ、休日の家族でのお出かけ時にも持っていけるようになりました。EFレンズを使う機会を増やしたいという希望は叶いました。

 

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特にEF70-200 F4L ISを家族での電車移動ですら、持ち出すのに躊躇なくなったのが嬉しいです。

 

ただし!私の妻(カメラ全く興味なし。写真はスマホオンリー)は、手渡された瞬間「重ッ!」と言っていました(笑)。

なので私の感想は参考まで。 

 

最後に、やはり一眼レフ(OVF)は気持ちいい!

 

画質について

画質もまた期待通りの美しいものでした。

 

解像感もありますがカリカリとし過ぎず、しなやかな写り。

色も華やか鮮やかで、家族や子供たちなど人を撮るときにはとても良いです。

そして、なんというか情緒的に映ってくれるんですよね。

 

いわゆる「ローパス有り」といった画質で、等倍鑑賞でパリパリという解像感を期待するようなカメラではないと思います。

 

まずメインに使用する家族撮りカメラとしての感想の詳細。

明るいところは文句なし!

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ただ明るいところでは、今どきのカメラであればフルサイズでなくても十分綺麗ですし、この例のように3人撮るとボケてしまう場合もあるので、そういった意味ではフルサイズのデメリットと言えるかも。

 

フルサイズである恩恵としては、屋内の暗い場所でも綺麗な写真になりやすいのは、まさに期待通りでした。

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ただ、蛍光灯などの光の中では若干色味が安定しないように感じます。

それは仕方ないことなのでしょうが。

 

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室内プールで娘を撮った写真ですが(AWBホワイト優先)、肌の色が黄色になっていますね。

 

また、不自然な滑らかさを演出するような挙動を感じることがあります。

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極端な例ですが、撮って出しです。

顔がボケてはいますが、不自然ですよね。

 

でも、気になったのはこれらぐらい。

家族写真カメラとしてまたまた大満足なカメラです。

 

家族写真以外でも使っています。

画質について判断するほどの審美眼は無いので、いくつか特徴的な写真を張り付けてみますね。

 

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夜に間違えてシャッター切ってしまった地面の写真です(笑)。

石を撮った時の解像感はいかがでしょうか。

 

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枯葉の端っこを100mmマクロレンズで狙ってみました。

前後のボケはいかがでしょう。

 

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朝焼けの諧調です。

 

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室内太陽光の写真。

 

前機種6Dと比較して、解像度が上がった分精細な写りをしていると思います。

ですが当時とはレンズの質も私の知識などもあがっているので単純に比較はできないかもですが。

 

EOS M5も画質が良いのですが、Mシリーズの方がカリカリ感は高い気がします。

ローパスが薄いという噂もありますね。

 

個人的には大満足!

撮っていて楽しくて気持ちよければ、自然とシャッターを切る機会も増えますよね。

 

OVFとライブビューのハイブリッド

OVFとライブビューの使い勝手についてははっきり言って素晴らしい!

特筆したかったので、別の機会とさせてください。

 

 

第一回は以上になります。

まいど長すぎるしズルズルの文章で恐縮でございます。。

次回は、6D2購入前に懸念していた点はいざ使ってみてどうだったか、まとめてみようと思います。

 

まとめました。

tarijiri.hatenablog.com

EOS 6D Mark2を選んだ理由

昨年末、手持ちの機材にEOS 6D Mark2を追加いたしました。

 

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これまで購入してきた他のカメラに比べ、正直購入に至るまで迷ったカメラでした(金銭面的に迷ったことは他のカメラもありましたが、それを除いて)。

それは欲しい気持ちもきっといい写真が撮れる確信も持てるカメラであるにもかかわらず、ひっかかる部分も正直多かったことに由来します。

 

結果的には6D2を購入し、この1カ月積極的に使ってみました。

購入前に考えていたことと懸念していたことを交えながら、6D2のファーストインプレッションを纏めてみます。

 

今回は、「自分がどういう考え方をしてこのカメラを選んだのか」について書き残してみたくてダラダラと自分語りになってしまいます。

恐縮ですが、興味がある方だけお付き合いいただけると嬉しく思います。

 

新しいカメラ購入の経緯

新しいカメラが欲しかった理由はいくつかあるのですが、以前一度まとめていました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

私がメインで使用しているのがEOS-1DX Mark2という素晴らしい一眼レフと、EOS M5という使い勝手のいいミラーレスカメラです。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

 

1DX2は画質もレスポンスも最高。

 

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

 

M5もまた、素晴らしいカメラですよ~。

 

それぞれ気に入って使っているカメラなのですが、サイズ的な問題からどうしてもEFレンズを使い辛い場面が多くなっていると感じていました。

サイズ的に間を取ったぐらいの、EFレンズを付けて気軽に持ち出せるようなカメラが欲しいと考えていた・・というのが前提にありました。

 

6D2の魅力

私は購入前から、6D2は自分にとってとても良いカメラであると確信していました。

 

まず、キヤノンさんのカメラであること。

前提として、私はRAW現像もDPPを使っているなど、いまのところ使い勝手からキヤノンのシステムで統一しています。なのでやはりキヤノンさんのカメラが良いなというのはあります。

 

そのうえキヤノンさんの一眼レフらしいホールドの良さ、メニューの分かりやすさ、それらをひっくるめて軽いこと。1DX2を使って以来7Dすら小型軽量に感じてしまうため、6D2の軽さならば通勤に持っていくこともできると思っていました。

 

 また、前機種である6Dが原体験となっている私にとって、子供写真の画質としては信頼しています。

サラリーマンの私にとって、平日の子供写真は夜の自宅が多くなります。ある時期から子供写真は高感度且つ動きものという難しい点も出てくるので、フルサイズであることは大きなメリットとなりますね。

 

そして6D2特有の、優秀なライブビューとOVFのハイブリット機であること。

いよいよキヤノンさんからもフルサイズミラーレスカメラが発売されるかも?という噂のある昨今。一眼レフ(OVF機)のシェアは今後減っていくのでしょう。

もちろんEVFの便利さも知っているのでそれはそれでいいのですが、私はEVF機の利便性と共に一眼レフの気持ちよさもやはり捨てがたく感じています。

 

そこでファインダー倍率がそこそこ高くて気持ちいいであろうOVFであるうえ、優秀なAF機構やタッチパネルを持つうえバリアングルであるライブビューのついたこのモデルを使ってみたいと考えたのでした。

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6D2の懸念点

このカメラは大きく期待されていた分、スペックが発表された時の反応はイマイチであったかと思います。私の場合は1DX2とEOS M5というカメラとの併用予定でありその立場もメインカメラでは無かったので、その大半はマイナス要因にはなりませんでした。

 

それでも直ぐに6D2を選択できなかったのには以下の懸念点もあったためです。

それは約半年前にこちらのエントリに纏めていました。

tarijiri.hatenablog.com

 

 要点としては

・価格の高さ

・軽量フルサイズではなくなった

EVFでないこと

 

いざ購入しようと思うと、上記に加えて以下の懸念もありました。

 

シャッターフィーリングはどうかな・・

EOS 6Dを使っていたとき、7Dと比較してそのレスポンスの弱さを感じていました。具体的には、レリーズボタンを深くまで押し込まないとシャッターが切れず、感覚的に気持ちよさが目減りしていました。

私は多少の画質よりもスペックよりも撮っている気持ちよさを重視したいので、このシャッターフィーリングというのはチョー重視しているんです。

一応店頭で6D2の試写はしてみて悪くないと感じたのですが、こればかりは実際に使ってみないとわからないかなと考えていました。

 

他の選択肢の魅力

EFレンズの大きさを受け止められ、扱いやすい上に軽いという期待は、今年発売されると噂のキヤノンさんのフルサイズミラーレスでも期待できそうです。

 

そして他社カメラを使ってみたい気持ち。

もちろんキヤノン機の画質も素晴らしいと感じているのですが、他社のカメラのまた違う良さがある画質が気になるところがありまして。

特に人物撮影以外の、硬いものや渋いものを撮るときの写真には他社のカメラが合うんじゃないか、と感じています。

6D2の発表の後にも、SonyさんやNikonさんからも強烈な魅力を持つフルサイズカメラが発売されましたしね。

今回新しくカメラを買い増すに際し、他社カメラも選択に入れていました。

 

6D2を選んだわけ

私がこのように状況をの中で6D Mark2を購入した理由、それはやはり上記した6D2の魅力を重視したためです。

 

フルサイズの画質と高感度の強さ(子供撮りへの優位性)、そして使い慣れたシステムの中のカメラでありそのうえ自分にとっては軽い。

他社カメラの異なる画質へのあこがれもありましたが、今回は子供写真も撮るカメラでもあるため安定を取ったという感じです。

あと、6Dというのが自分には特別なシリーズであったことも影響はあります。

 

正直に言いますと、実際に使ってみて懸念点がぬぐえないようであれば置き換えも有りな枠として、このカメラを選びました。

そのためにまたまた無理をして、機材を整理しつつEOS M5購入以来コツコツ貯めたお小遣いをまたすべてつぎ込み、且つボーナスからのお小遣いもすべてつぎ込んだうえでまた妻に借金して購入したのでした(笑)。

 

そして実際にこの1カ月使ってみて、色々と感じることがありました。

ここまで長くなってしまったので、使用した感想について別エントリで纏めようと思います。

長々自分語り失礼いたしました。

 

感想書いてみました。

tarijiri.hatenablog.com

2018年の目標をたてました

あけましておめでとうございます。

このブログも丸4年も続いてしまいました。

子供たちの成長と共に、ますます自分の時間が無くなってきて少々更新頻度は落ちていますが・・。

今年も無理をせずに継続したいと思います。

 

みなさまよろしくお願いいたします。

 

今年、目標をたてました。

1.情報処理試験、情報処理安全確保支援士の4月試験合格

2.tarijiri-photo、999エントリまで一日一回の更新を継続

3.運動する習慣をもう一度取り戻す

です。

 

情報処理安全確保支援士

1の試験は、今年の4月限り一度だけの挑戦。是非合格したいと思っています。

年明けより過去問に取り掛かります。

経緯は時々エントリに書き残し、RISS2018春情報処理試験というカテゴリーで纏めておりますで、ご興味がある方は時々覗いていただけますと嬉しいです。

 

tarijiri-photo

2はもう一つのブログについてです。

tarijiri-photo.hateblo.jp

写真撮影が趣味なのにあまりにも下手すぎるため、日常的に写真を撮る習慣をつけるために一日一エントリ(以上)更新し、999のカンストを目指してきました。

写真はいまだヘタッピですが、今日現在で762枚アップしていて、たぶん秋前ぐらいにカンストする予定です。

 

いまだに下手ではありますが、常にカメラを持ち歩く習慣が付いたのは良かった。

999までは今のキヤノンさんのみの機材を続け、完遂できたらその時点での感覚で機材を一から選びなおすつもりです。

 

運動する習慣

私は先日43歳になり、子供が産まれてからというもの全く運動できなくなりましたが、人生の目標としてフルマラソンのサブスリー(3時間を切ること)を掲げています。

一度3時間16分まで迫ったのがもう10年も前、その後は運動の機会を失ってしまいました。

今はマラソンどころか、10キロ走ることも無理なんじゃないかな・・。

 

今年から、長男がサッカーチームの練習に参加している間、親が特に何もすることのない時間にグラウンドをジョギングしようと思います。

サブスリーをもう一度目指せる身体にする準備として、習慣づけをしたいと思っています。

 

それぞれ進捗があればこのブログでも書き残してみようと思っていますので、よろしくお願いします。

 

では今年も皆さんにとって良い一年になりますように!

今年もよろしくお願いいたします。

今年もサンタさんが土曜日に来てくれました

今年もサンタさんが子供たちにプレゼントを持ってきてくれました。

 

我が家には例年25日の朝ではなく、直近の休日に来てくれます。

どうせプレゼント貰うならば、そのまま遊べる方がいいだろうというサンタさんの優しさですね。

 

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深夜、届いていました。

 

朝、6:00過ぎぐらいに娘たちは大騒ぎ。

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親はしょぼしょぼした目をこすりながら説明書を読まされます。

電池の準備は必須なのです。

 

クリスマス前、ひょうひょうと見える小2の長男がサンタさんのアレを知っているのか?というエントリを書いていたのですが・・

tarijiri.hatenablog.com

 

実際にはまだ信じてました。

 

ただ、貰ったのがオセロとサッカー用のバッグという実用性の高いものだったせいか、それともクリスマスも慣れきってしまったせいか、まったく喜ばず。

狂喜している妹たちをしり目にYoutube見始めました(笑)。

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右上の手が長男です。

「土曜日に来るよ。去年もそうだったもん」なんて生意気言ってましたね~。 

 

実は親としてもだいぶ慣れてしまってはいるのですが、考えてみると3歳の次女はまだ人生で2度目の感動なんですもんね(一年目は分からないと思うので)。

次女の喜びを意識のベースにして新鮮さを忘れないように、来年も待ち受けたいと思います。

 

サンタさん、そして全国のパパママさん、お疲れ様でした。

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