他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EOS 6D Mark2を選んだ理由

昨年末、手持ちの機材にEOS 6D Mark2を追加いたしました。

 

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これまで購入してきた他のカメラに比べ、正直購入に至るまで迷ったカメラでした(金銭面的に迷ったことは他のカメラもありましたが、それを除いて)。

それは欲しい気持ちもきっといい写真が撮れる確信も持てるカメラであるにもかかわらず、ひっかかる部分も正直多かったことに由来します。

 

結果的には6D2を購入し、この1カ月積極的に使ってみました。

購入前に考えていたことと懸念していたことを交えながら、6D2のファーストインプレッションを纏めてみます。

 

今回は、「自分がどういう考え方をしてこのカメラを選んだのか」について書き残してみたくてダラダラと自分語りになってしまいます。

恐縮ですが、興味がある方だけお付き合いいただけると嬉しく思います。

 

新しいカメラ購入の経緯

新しいカメラが欲しかった理由はいくつかあるのですが、以前一度まとめていました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

私がメインで使用しているのがEOS-1DX Mark2という素晴らしい一眼レフと、EOS M5という使い勝手のいいミラーレスカメラです。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2

 

1DX2は画質もレスポンスも最高。

 

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M5 ボディー EOSM5-BODY

 

M5もまた、素晴らしいカメラですよ~。

 

それぞれ気に入って使っているカメラなのですが、サイズ的な問題からどうしてもEFレンズを使い辛い場面が多くなっていると感じていました。

サイズ的に間を取ったぐらいの、EFレンズを付けて気軽に持ち出せるようなカメラが欲しいと考えていた・・というのが前提にありました。

 

6D2の魅力

私は購入前から、6D2は自分にとってとても良いカメラであると確信していました。

 

まず、キヤノンさんのカメラであること。

前提として、私はRAW現像もDPPを使っているなど、いまのところ使い勝手からキヤノンのシステムで統一しています。なのでやはりキヤノンさんのカメラが良いなというのはあります。

 

そのうえキヤノンさんの一眼レフらしいホールドの良さ、メニューの分かりやすさ、それらをひっくるめて軽いこと。1DX2を使って以来7Dすら小型軽量に感じてしまうため、6D2の軽さならば通勤に持っていくこともできると思っていました。

 

 また、前機種である6Dが原体験となっている私にとって、子供写真の画質としては信頼しています。

サラリーマンの私にとって、平日の子供写真は夜の自宅が多くなります。ある時期から子供写真は高感度且つ動きものという難しい点も出てくるので、フルサイズであることは大きなメリットとなりますね。

 

そして6D2特有の、優秀なライブビューとOVFのハイブリット機であること。

いよいよキヤノンさんからもフルサイズミラーレスカメラが発売されるかも?という噂のある昨今。一眼レフ(OVF機)のシェアは今後減っていくのでしょう。

もちろんEVFの便利さも知っているのでそれはそれでいいのですが、私はEVF機の利便性と共に一眼レフの気持ちよさもやはり捨てがたく感じています。

 

そこでファインダー倍率がそこそこ高くて気持ちいいであろうOVFであるうえ、優秀なAF機構やタッチパネルを持つうえバリアングルであるライブビューのついたこのモデルを使ってみたいと考えたのでした。

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6D2の懸念点

このカメラは大きく期待されていた分、スペックが発表された時の反応はイマイチであったかと思います。私の場合は1DX2とEOS M5というカメラとの併用予定でありその立場もメインカメラでは無かったので、その大半はマイナス要因にはなりませんでした。

 

それでも直ぐに6D2を選択できなかったのには以下の懸念点もあったためです。

それは約半年前にこちらのエントリに纏めていました。

tarijiri.hatenablog.com

 

 要点としては

・価格の高さ

・軽量フルサイズではなくなった

EVFでないこと

 

いざ購入しようと思うと、上記に加えて以下の懸念もありました。

 

シャッターフィーリングはどうかな・・

EOS 6Dを使っていたとき、7Dと比較してそのレスポンスの弱さを感じていました。具体的には、レリーズボタンを深くまで押し込まないとシャッターが切れず、感覚的に気持ちよさが目減りしていました。

私は多少の画質よりもスペックよりも撮っている気持ちよさを重視したいので、このシャッターフィーリングというのはチョー重視しているんです。

一応店頭で6D2の試写はしてみて悪くないと感じたのですが、こればかりは実際に使ってみないとわからないかなと考えていました。

 

他の選択肢の魅力

EFレンズの大きさを受け止められ、扱いやすい上に軽いという期待は、今年発売されると噂のキヤノンさんのフルサイズミラーレスでも期待できそうです。

 

そして他社カメラを使ってみたい気持ち。

もちろんキヤノン機の画質も素晴らしいと感じているのですが、他社のカメラのまた違う良さがある画質が気になるところがありまして。

特に人物撮影以外の、硬いものや渋いものを撮るときの写真には他社のカメラが合うんじゃないか、と感じています。

6D2の発表の後にも、SonyさんやNikonさんからも強烈な魅力を持つフルサイズカメラが発売されましたしね。

今回新しくカメラを買い増すに際し、他社カメラも選択に入れていました。

 

6D2を選んだわけ

私がこのように状況をの中で6D Mark2を購入した理由、それはやはり上記した6D2の魅力を重視したためです。

 

フルサイズの画質と高感度の強さ(子供撮りへの優位性)、そして使い慣れたシステムの中のカメラでありそのうえ自分にとっては軽い。

他社カメラの異なる画質へのあこがれもありましたが、今回は子供写真も撮るカメラでもあるため安定を取ったという感じです。

あと、6Dというのが自分には特別なシリーズであったことも影響はあります。

 

正直に言いますと、実際に使ってみて懸念点がぬぐえないようであれば置き換えも有りな枠として、このカメラを選びました。

そのためにまたまた無理をして、機材を整理しつつEOS M5購入以来コツコツ貯めたお小遣いをまたすべてつぎ込み、且つボーナスからのお小遣いもすべてつぎ込んだうえでまた妻に借金して購入したのでした(笑)。

 

そして実際にこの1カ月使ってみて、色々と感じることがありました。

ここまで長くなってしまったので、使用した感想について別エントリで纏めようと思います。

長々自分語り失礼いたしました。

 

感想書いてみました。

tarijiri.hatenablog.com