カメラの知識など全くのゼロであったのに、子供たちの写真をあまり残していないことに急に焦りだしてEOS 6Dというカメラを購入したのが約2年半前。
1年半ほど使って1DX Mark2に買い替えたのですが、私にとっては全くの無知なところからカメラの基本と共に撮影の楽しさを教わり、沢山の子供たちや家族の写真を残してくれた特別なカメラです。
今日、6Dの写真を久しぶりに見返す機会があって感じたことがありました。
もちろん幼い子供たちの写真にいちいちキャーキャーしてしまうのですがそれ以外で、今の私から見ても、我ながら下手すぎるだろ!ということ(笑)。
今回は私の失敗を晒しながらも、今の初心者パパママに向けてエールを送りたいと思います。
目立ったのは室内での、ブレブレの写真が量産されていること。1/20秒とか平気で手持ちで撮っています。
シャッタースピードへの意識が無かった頃ですね。
次いで目立つのは、ホワイトバランスなるものを覚えサルになっていたのでしょう。同じ室内なのにやたらと色味の違う写真が並んでいます。
この二枚、同じ時に撮ってます(笑)。ホワイトバランスってオートでいいんだって気づくまでに結構時間がかかりました・・。
6Dの特徴もあってかどちらかというと全体的に暖色系の写真が多かったですね。
構図・・というほどでもないですが、こどもの写る配置もバランスが悪い(これは今でも下手なままですが)。
しかも、カメラが斜めになっているのも気になってなかったのでしょう。
初心者あるあるもしっかり通っていました。
6Dは妻に借金をして買ったほどでお金が無かったので、購入当初は神レンズと言われたEF50mm F1.8 Ⅱしか持っていなかったのですが、明るいレンズで開放という魔法に取りつかれてこんな写真も多かったです。
ボケてる~!とか喜んでいたんでしょうな・・。
子供写真以外にも興味を持ったのでしょう。こんな「挑戦」も・・。
今の私から見てもつっこ見所満載なわけですが、得意になって前ボケとかいれてたんだろうな~。背面への意識が無くて、平気で台拭きが入り込んでいるという(笑)。
おしゃれに撮ろうとして、どこにもピントが合ってない写真とか。
動画もまたひどい。
そもそも6Dは動画AFが役に立たず、マニュアルでのピント合わせになります。
なのにわざわざ明るいレンズを使ってピントが合わなかったり、画角のチョイスも間違って顔が写りきらないような動画もありました。
今は子供の顔や目を狙ってピント追従してくれるようになったので、いい時代になりましたね。
このように、全体的に構図も露出も色味もピントもあいまいで、今の私から見ても安定感が無い写真が目立ちました。
と、ここまで失敗例を挙げてきましたが、実際にはさすが6Dの画質ということで、下手ながらもしっかりと写っている写真も沢山ありました。場合によってはため息が出るほど綺麗に撮れているものもあります。
無理をしてフルサイズを買ったことは、残っている幼い子供たちの姿を見ると大正解だったと思います。
また、子供たち以外にも映り込んでいる物などが懐かしくてね・・。
そして写真も動画も、時間を経るごとに安定感を増すようになっていました。
レンズなどの機材も増えて、画角も多様になるのも面白い。沼にハマっていった軌跡がみえます。。
まとめとして。
私自身まだまだ下手な初級者ながらも、今回初心者のころの写真を見返してみて感じたのは、やっぱり良いカメラって写りが良いんだなということと、子供写真も少しずつでも上手になっていくんだなということ。
今は軽量フルサイズという選択肢が増えましたし、APS-Cもマイクロフォーサーズもそれぞれの良さがあって、簡単に綺麗な写真や動画が残せる時代です。
もし、カメラの導入を躊躇されているあの頃の私のような初心者パパママがいらしたら、早めに買ってどんどんと撮ってみるのも良いかもですよ!とお伝えしたいです。
しかしまぁ・・6Dはいいカメラだなぁ~。
日の丸構図が増える、という6Dあるあるもあります。