他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

夏休みの3人家族体験

小1の長男が夏休みに入りました。我が家としても子供の長期休みは初めての経験です。

そんな先日の日曜日、妻の実家から「子供たちのお泊り」を提案されました。妻の実家には夏休みの後半にお世話になる予定だったのですが、今回は上の二人だけ、小1の長男と4歳0カ月の娘を預かっていただきました。

 

5人家族の我が家、急に子供が二人も減って我々夫婦と2歳0カ月の次女だけの3人暮らしとなりました。そしてこの暮らしが・・みんなにとってとても快適だったのです!

 

まず親としては、家族が減ることで家事が楽になりました。お皿も洗濯物も減るしシャワーに入れるのも次女ひとりで良くなります。毎日学童に通う長男のお弁当も無くなりました。

そして最も感じたのは「子供一人って楽!」ということ。うるさすぎる子供3人に毎日怒っていて、特にわがまま盛りの次女が本当に大変に感じていたのですが、いざ次女が一人になると全くイライラしないのです!わがままにも笑っていれられるどころか「あぁかわいいな~」とすら感じるほど。

先日は大変だ大変だと書いてしまいましたが・・

tarijiri.hatenablog.com

 

 

子供一人に対して親が二人という数的有利は、精神的にも余裕を生んでくれました。私も全く無理せず、「優しい良いお父さん」になれています(笑)。

快適過ぎて、私はまだ上の二人がいない寂しさをほとんど感じないほど。

 

そしてこの環境に驚いているであろう当の次女。

人生で初めて一人っ子状態となり、急に親が優しくなったことを感じていると思います。こんなに優しくされたのは初めてでしょうし、ご飯の時も寝るときも、親二人に挟まれて頭を撫でられています。

この子も、兄姉が居ないことで邪魔されずにいられるおかげか穏やかでいる時間が増えているように感じます。

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素直になった次女。

 

兄姉もこっちに連絡もよこさないで、うるさい親もいないところで毎日楽しく遊んでいられるようだし、おじいちゃんおばあちゃんも孫が来て喜んでいるようだし。

まさにWin-Win-Win-Win(笑)。

 

今回感じたことは沢山ありました。

まずこうやってじっくり付き合っていると、2歳児ってもうだいぶ手がかからないというか、自分でできることも増えてきて意外と楽なんですね。最もイライラさせられる対象と思っていましたが、こちらの受け取り方の問題もあるのではないか?と感じました。

そして2年ごとに産まれた3人兄妹、特に下の二人はじっくりと見てあげることができていなかったと感じました。次女は言葉がまだまだなのですが、それでも食事の際ずっと喃語で語っているのを親二人が「うんうん」と聞いてあげたり、エジソンのお箸を使いたがって何度も指が外れちゃうたびにもう一度指をはめてあげて、実際におかずを挟んで食べられるようになったりと、 

 

こんな風に子供のペースに親がじっくりと合わせてあげることができていませんでした。

 

明日には子供たちが帰ってくるので、この4泊5日の3人暮らしもおしまいです。また朝も晩も騒がしい日常が戻ってきます。我々親も毎日大変ではありますが、少しでも子供のペースに合わせてあげたり、わがままを引き出してあげる時間を増やしてあげたいな、と思いました・・って難しいか。

 

今回次女は体験した一人っ子体験、長女は味わったことが無いんですね。来月、山形県酒田市の私の実家に、長男が一人で遊びに行く時間があります。そのときは下の二人の娘と、特に長女とじっくりと向き合ってあげようと思います。

 

それにしても、もうちょっとこの暮らし続けたかったな~。。