広角レンズが欲しいと悩んで購入したEF-M 11-22mm IS STM、家族の写真や動画、そしてスナップにと大活躍してくれています。今回はこのレンズについて、私になりにまとめてみようと思います。
ただし、私は広角レンズは初めてなので、このレンズ特有の良さと広角レンズそのものの良さがごっちゃになってしまうかもしれません。。
今回は後半です。前半はこちら。
寄れる
このレンズを使っていて感じたのは、寄って大きく写せるということでした。
またまたジバニャンに被写体をお願いしますが、ここまで大きく写せます。
ちなみにこのとき、ピントはAFで右目に合わせていますが、この距離でピントが合っています。
例えばこの手前下にある朝顔の花が・・
こんな感じでこの花だけをピックアップすることができます。
近寄れるというのはあまり子供撮りでは喜ばれないかもしれませんが(笑)、意図したものを大きく撮れるというのはカメラの撮り手としても楽しいですよね。
画質が良い
EOS Mシリーズの特徴は、簡単にAPS-Cセンサーのきれいな写真が撮れることだと感じています。極端に綺麗な画質ではないのでしょうが、普段の家族写真やスナップに、手軽に良質の写真が撮れるのは本当に便利です。
もちろんこのレンズで撮った写真も普通に綺麗。
他のレンズと画質を比較したことが無いので詳細は分かりませんが、1800万画素のEOS M10で撮ってもすっきりと解像した感じの写真が撮れていると思います。
うう・・課題の手ぶれがありますが・・。
場所を取らず軽く、簡単に撮れる
EOS Mのシステムは軽量コンパクトなミラーレスカメラであり、このレンズもその恩恵を受けて手軽に持ち運んで使うことができます。
同じAPS-Cであっても、大きくて重い一眼レフカメラEOS 7Dと比較するとこの差!
家族のお出かけに持ち出すことを躊躇しません。
リビングでも手の届くところに置いておけるし、その分シャッターチャンスに巡り合うチャンスも増えますね。
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMとどちらを買うか迷ったのですが、このコンパクトさを考えるとEOS M10で使うためにはこちらを選んで良かったと満足しています。
イマイチな点
以上の通り、本当に褒めるところしかないようなレンズなのですが、この短期間にイマイチに感じた部分もありました。
・暗い
まず第一に暗いレンズであるということ。室内で撮っていると、背面液晶に映る絵が暗く感じる時があります。
ですがキヤノンさんのカメラには、明るさを自動調節してくれるオートライティングオプティマイザという機能があるので、それをONにして使っていれば子供撮りぐらいであれば問題は感じません。
・ひと手間多い
このレンズは、使用する前に収納されているレンズを出してやる手間がかかります。
このスイッチを矢印の方向に押したまま回転させて、11mmまで持ってくるまで使えません。
こんな警告が出てしまいます。
なのでレンズカバーを外すという通常の手間に加えて、レンズを繰り出す手間がかかるということになります。これはちょっと面倒ですね。
まとめ
文句も書いてしまいましたが、自分の不満はこの程度。価格を考えると信じられないほどの良いレンズを選ぶことができたと思っています。
画角は期待通り。何も考えずにカメラを向けると、複数の家族を画面に収めることができます。実は今回、このエントリ用の写真選びに苦慮しました。沢山撮ってきましたが、家族の顔が上手いこと写っている写真が多かったからです。それぐらい、簡単に綺麗に撮ることができました。
そしてこれは動画でも有効でした。普段使っていたiVIS HF R72が画角が狭いことが不満だったので、
これが解消されたのは非常にうれしいですしストレスが無くなりました。
STMレンズということでAF音も気にならないし、動画にも優れたレンズだと思います。
ご家族を撮るのに、望遠レンズで表情までを捉えるのも楽しいですが、広角レンズでみんなを収めるのもまたとても楽しいです。
このレンズはEOS M専用ということで購入を躊躇されてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、もしMシリーズをお持ちであれば、ぜひおすすめしたいレンズです!純正レンズは周辺の流れの補正も効くので良いです。
Canon 超広角ズームレンズ EF-M11-22mm F4-5.6IS STM ミラーレス専用 EF-M11-22ISSTM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
Canon レンズフード EW-60E EF-M11-22mm専用 L-HOODEW60E
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
スナップとしても広角レンズは楽しい!
その辺りのことも今度まとめてみようかと思っています。