私が発売以来使い続けてきたEOS M10の後継機、EOS M100の発売がキヤノンさんから発表になりました!
公式さまのスペシャルサイトはこちら。
この機会にEOS Mシリーズに初めて興味を持ったような初心者の方に届けばいいなという思いで、ずっとEOS M10を気に入って使ってきた私なりの、M10とM100のシリーズの特長について纏めてみたいと思います。
その前に・・・
私は40代の家事と家事と育児に疲れ果てたど素人のおっさんであり、M100の公式動画との雰囲気はかけ離れはてた存在なのでその辺はご了承を・・。
このカメラを楽しめる方
EOS M10やM100を最も楽しめる方、それはスマホ写真の代わりに使うような方だと思います。
スマホで撮った写真でインスタなどのSNSにアップしたり、旅行先や友達との記念を写真で残しているような方であれば、とても楽しめるカメラなのではないかと。
スマホではなくわざわざカメラを持つのに楽しめるかもという理由、その辺りについて、纏めてみます。
あくまで私論なので参考程度にしていただけますと、幸いです。
簡単に、キレイに撮れる
まずなにより、このシリーズの特長として筆頭に挙げたいのが、簡単に・キレイな写真が撮れるカメラである、ということです。
オートで綺麗!
いわゆる一眼カメラですので、スマホやコンデジよりも画質の良い写真がシャッターを押すだけで残せてしまいます。
私はM10を発売以来2年弱、主に家族や子供撮り用として使っていますが、ほとんどオート設定でカメラ任せで撮っています。それでも、PCのモニタやテレビの画面のような大きな画面で見ても、綺麗と感じる写真を沢山残せています。
オートの場合はカメラの電源をつけて、撮りたいものを背面に映してボタンを半分だけ押してピントが自動で合わせ、ピピっと鳴ったら深く押すだけ。これだけで優しくて明るい色の写真が撮れるのです。
日常でスマホ写真を使っている方は、ほとんどスマホの設定に任せてオートで撮っていると思うので、この感覚には慣れているのではないでしょうか。それでいてとてもきれいな写真が残せる、それが私が考えるこのシリーズの最大の特長です。
多彩な写真もタッチ操作で
M10、M100のシリーズは、タッチパネルで基本的な操作を行えます。キヤノンさんのタッチ機能は、他社に比べてもトップクラスだと思います。ピントが合う場所を指でタッチしたり、設定をかえたり。
そんなスマホのような操作感で、オートとは異なる自分好みの多彩な表現で印象的な写真を撮ることもかんたんにできます。
詳しくはM100のこちらのページをご覧になってください。
美肌モードにしたり、写真の雰囲気を変えたりが、タッチ操作で可能なのです。
これもこのシリーズの特長であるかと思います。
実は本格撮影も
もしこのカメラを手にして写真をもっと楽しめるようになったら、雑誌やWebにある写真の見方が変わってくるかもしれません。そして、もっと本格的な撮影に興味が湧いてくるかも。
このカメラはとっつきやすさが特徴ですが、そこはキヤノンの一眼カメラ。そういう本格的な撮影をする機能も当たり前に搭載されています。
「絞り」なんて言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、そういったものを活かしながら自分で設定をして思い通りの表現をするような、プロの方がスキルを活かして撮影することもできるポテンシャルのあるカメラなのです。
というわけで、簡単に楽しくきれいに、そして実は本格的にも写真を撮れるカメラなのです。
コンパクトでかわいいボディ
このシリーズのもう一つ気に入っている点、それは軽くて小さいことです。
M100はボディが302グラムだそうで、これに軽いレンズをつけると400グラム台ぐらいでしょうか。もちろん、スマホやコンデジに比べれば大きいですが、カバンに入れたり肩にかけるには女性であっても我慢できるサイズ感なのではないでしょうか。
因みに私は男の中でも手はでかいほうで、ごつくて重い、一キロ以上の一眼レフカメラも持っています。なので大きさ重さは苦にはならないのですが、それでもM10を手にするとコンパクトなサイズに嬉しくなります。
私の妻もM10だけは厭わずに持ってくれるほど。
そしてデザインですよ!
私はM10はホワイトを購入しましたが(当時で40歳になっていたはずのオサンでしたが・・)シンプルでコンパクトでかわいくて、今でもお気に入りです。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M10 ボディ(ホワイト) EOSM10WH-BODY
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/10/29
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
M100は表面加工が代わり、滑りにくくなったぽいですね。
上面の丸みがおしゃれ。
上方に180度回転できる
スマホでも背面と正面の両方にカメラが付いて、自撮りで思い出を残すのが当たり前の時代になりましたね。
このシリーズのカメラは180度回転させることができるので、一眼カメラの画質のままで自撮りができます。
みんなでの思い出写真も写っているのを確認したがらシャッターを切れるのも便利ですね。私も家族旅行などではこれで家族写真を撮っています。
また背面が動くことで、いわゆるローアングルの写真が撮りやすくなります。
くつろいでるネコさんを見上げる写真や足元の花を、下からのぞき込まなくても背面液晶を持ち上げることで見下ろして撮れるようになるのです。
しかもこのシリーズは関してはヒンジ部分がシンプルな分動かしやすくて、私は上位機種の機構よりもずっと気に入っています。
ちなみに、2017年9月現在に発売されている小型ミラーレスで、しかもAPS-Cで180度回転するカメラはEOS MシリーズかSONYさんのα5100ぐらいしかないかも?です。
レンズを変えられる
一眼カメラの特長は、レンズを変えることができるという点です。
一眼を使ったことが無いかたは「それって面倒くさいんじゃないの?」と思われるかもしれません。
なのですが、必要な場面で必要なレンズを使えると本当に便利なんですよ。
レンズを変えると何が変わるか
レンズを変えると、基本的には「画角(がかく)」と言って、写真に写る広さが変わります。
広角のレンズを使うと広ーい空を広く撮れるし、望遠のレンズを使うと遠くの子供のバストアップを大きく写すことができる、というわけです。
ただ、それだけではありません。
もしこのカメラに興味を持たれたら、絶対に試してほしいのがこちらのレンズです。
Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM シルバー ミラーレス一眼対応 EF-M222STMSL
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/03/26
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
※ちなみに黒もあります。私は黒を使っています。
これは「単焦点(たんしょうてん)レンズ」と言って画角を変えることができません。
なのですがズームレンズよりもずっと綺麗に、空気をも写し込んだような写真が撮れたりします。
いわゆる背景をボカして主役を浮き上がらせるような写真を撮るのも得意ですよ。
因みに画角的にはちょっと広め。
テーブルフォトに丁度良かったり、近づくと主役とちょっと背景を写し込むことができます。街中では主役一つと副題一つを入れ込むのに丁度良くて、私が一番好きな画角になります。
カメラを覚えたてのころ、感動して感想を纏めたことがありました。
今でもメインで使っているレンズです。
もう一つがこの広角レンズ。
Canon 超広角ズームレンズ EF-M11-22mm F4-5.6IS STM ミラーレス専用 EF-M11-22ISSTM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2013/07/11
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
実はM10にはこのレンズを着けっぱなしでした。
例えば子供を撮ったときに、アップで撮ってもその周辺も映り込んでくれるので、思い出写真にはもってこいです。
このレンズの過去の感想もこちらに纏めてあるので興味があればご覧ください。
他にも良いレンズはあるのですが、それはまた別の機会で。
とりあえず標準レンズだけではなく、この単焦点レンズや広角レンズがあれば、レンズを変える楽しさや便利さを知っていただけるのではないかと思います。
本当にお勧めです。
まとめ
EOS M100、コンセプトとしては私が好きなM10と変わらず、それでいて性能がブラッシュアップされていてとても嬉しくなりました。
この違いについてもまた、別のエントリでまとめてみたいと思います。
今回褒めダルマみたいになってしまいましたが、普通にスマホ写真を楽しんでいるような方にとっては、さらに楽しみが増えるようなカメラなのではないかと思います。
私自身が好きなシリーズで、その中でもM10は最も好きなカメラなので変に力を入れてしまいましたが(おっさんのくせに)、興味を持たれた方は是非お店などで手に取って、試してみてはいかがでしょうか。