広角レンズが欲しいと悩んで購入したEF-M 11-22mm IS STM、家族の写真や動画、そしてスナップにと大活躍してくれています。今回はこのレンズについて、私になりにまとめてみようと思います。
ただし、私は広角レンズは初めてなので、このレンズ特有の良さと広角レンズそのものの良さがごっちゃになってしまうかもしれません。。
まず感想から書きますと、「非常に満足!」しています。もっと早く買っておけばよかったと思っているほど。
主にEOS M10に着けっぱなしになっていますが、M10の使用頻度が激増しました。以前EF-M 22を購入したときにEOS M初代が蘇ったと書いたことがありましたが、それと同じようにMシリーズの価値を上げてくれるレンズでした。
※以下、特に注記のあるもの以外は、本レンズとEOS M10で撮った写真をフリーソフトでリサイズしたものです。
簡単にみんなを写せる
本レンズはCanon版APS-Cに装着する広角レンズであり、35mmに換算すると18-35mm相当になるそうです。
我が家の家族のような多人数を一度に撮りたい場合、あるいは背景と一緒に思い出を撮りたい場合、広く写る広角レンズは非常に有効でした。
例えば家族が机に座ってご飯を食べるようなときに、EOS 6Dで撮った24mmですとこの画角です(色はあれですが)。
これが、このレンズの11mm側で撮るとこの余裕!
軽量ミラーレスということで、ちょっと身体を引いて撮ってみるとこの画角になります。
家族を一緒に撮るには十分な画角ですね!
6畳の寝室も全体を撮れます。
上手くやると、リビング全体も。これは部屋の一角、天井真下から手を伸ばして撮っています。バリアングルを使ってさかさまにとったものを回転させました。
因みに、バリアングルで自撮りしたときは家族5人で収まることができました。
これだけ広く取れるならば、例えば兄妹3人を撮りたいときに、適当に撮っても全員を写しこむことができます。24mmもあれば十分それもかなうと思うのですが、18mm相当というさらなる広角によって、お手軽に撮ったとしてもそれが可能であるというところが便利だと思いました。
広角で背景も広く撮れる
主役である子供たちと一緒に、その周辺の風景も写しこむことができます。
これはちょっと極端な例ですが・・。
この写真は周りがごちゃごちゃしていますが、普通に撮影するだけで背景も残してくれます。
子供が将来写真を見てくれる時に、自分の姿だけでなく景色こそ喜んでくれるかもしれません。そういう意味でも、簡単に撮れる広角レンズは良いですね!
これはもちろん写真だけではなくて動画でも同様です。広い画角で撮る家族動画は、多くのことを写しこめて、同じ部屋にいる他の家族が入ってきたりして面白いです。
※ただし!動画の場合はちょっとアスペクト比が代わります。
更に手ぶれ機能を入れるにすると、画角が多少狭くなります。
22mmまである
広角の広さだけでなく、22mm=換算35mmまで大きく写せるのも便利です。
例えば11mmだとこの画角で写せる位置で・・
22mmだとここまで大きく写せます。
子供一人だけを大きく写したい時や街角スナップの場合などにも、この画角が便利になるのです。
どうしても長くなってしまうので、ここまでを前編とさせてください。
後半はこちら