他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供写真を撮るときに工夫していること ~撮影時編~

カメラのことを全く知らない、かつての私のような初心者パパママに向けまして。

子供写真を撮るときに工夫していることというシリーズでは、私なりの子供たちの日常写真・思い出写真を撮るときの工夫について、ノウハウとして纏めています。

前回は原則部分を纏めましたが、今回は実際に写真を撮る瞬間のことについて。

 

あくまで素人初心者である私の個人的な感覚に基づくものでして、当たり前のことも間違いも多いと思いますが、何かしら参考になるところが一つでもあれば幸いです。

 

やっぱり日の丸!

主役となる被写体を画面の真ん中に配置する構図を「日の丸構図」なんて言うそうですが、やっぱりはっきりどどーんとど真ん中に子供が写っている写真が好きです。

 

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あ、モデルさんですみません。

 

ポートレートっぽく写真を撮るときは構図にこだわるのも楽しいですが、日常写真の場合は安定感があって見やすい日の丸写真になるように意識しています。

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二人以上の関係を撮るときも真ん中ドーン!が好きです。

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バランスをとる

日の丸と一緒なのですが、例えば子供が物を使っていたり人が複数いる場合は、その位置のバランスが安定するようにしています。

 

例えば子供がおもちゃで遊んでいる時などは、子供を真ん中に置かずに、そのおもちゃと子供を二つで一つの主役に見立てて真ん中に安定させます。

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この例ですと、娘とパズルが一つで真ん中に。

 

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この例ですとちょっと離れていますが、子供と狙っている花の位置が対称的な位置に置いて安定させています。

 

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この例ですと、二人の横の空白の幅を同じぐらいにすることで、二人の位置が安定します。高さ的なバランスは失敗して下に来すぎていますね。。

 

いずれも私の下手さでズレてはいますが、何となくバランスを意識しているのは伝わりますでしょうか。

これによって見やすくなるし、「何をしていた」というのも残る写真になってくれます。 

 

周囲に余白を作る

先ほどから真ん中だったりバランスだったりと安定感を強調していますが、さらに写真を撮るときには周囲に余白を作ることを意識しています。被写体となる子供以外の周囲の部分も、多めに入るように位置を調整しているのです。

 

具体的な例を挙げますと、こんな写真。

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顔が出ていると思っていただけるといいのですが、頭や腕が見切れてますよね。

 

ポートレートっぽく撮るときはわざと頭を切ったりしても良いと思うのですが、日常の子供写真を撮る時なんかは、このときの髪型なども含めて残したくなるので、頭の周りに余白を作ってすべて収まるようにしています。

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これはバストアップだけじゃなくて、足元も同様です。

これを意識したのは、子供が立つようになったり最近ではおしゃれするようになって、全身を撮る場合が増えたんですね。

その時に顔だけに意識すると足が見切れてしまう失敗をしていたのです。全身を撮る時は頭周辺でなく足元も余白を作ることを忘れないでいられると、ちゃんとカワイイ靴下まで収めることができます。

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本を読むと、全身写真は余白は上が2、下が1ぐらいだと構図的に安定するそうです。

 

また、余白を作ることは周囲の映り込みも増えて思い出写真としてはそれも良いですし、これは写真を印刷するときにもチョー有効です。

 

目線の高さを変える

親からすると子供は小さいので、そのまま写真を撮ろうとすると見下ろしたような写真が増えてしまいます。

そこでやはり、子供の目の高さにカメラを持ってきて撮ると、より表情がしっかりと写って良いと思います。

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またおまけとして、子供の目線よりさらに低く、見上げるような写真も残しておくと面白いですよ。

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表情を撮りたい

写真は、ある瞬間しか残してくれませんが、子供たちの感情が表に出た瞬間の写真は撮った時のことも記憶に残るし、写真として見返してもやっぱり良いものです。

生後1カ月ぐらいで笑っている写真とか、初めて立った時の得意げな表情とか、たまには泣いている表情をそっと撮った写真とか。

 

最近気に入ったのは、ソファに妻と長男が座って二人で話しながら笑っている写真。

地味だし逆光でちょっと暗く写ってしまったのですが、素敵な瞬間だったので直ぐに印刷して壁に貼っています。

 

そういった感情が表情に出た瞬間が撮れるように、カメラを傍に置いています。

できるだけ笑顔だといいんですがね。

 

また、シャッターチャンスとしては、個人的には子供たちが同じ格好をしている瞬間が好きだったりします。

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この直後に、また「テレビに近いよ!」って怒るんですがね・・。

 

今回は以上です。

ううう・・どうしても長くなってしまう。。

 

今回はパシャッの時に意識していることを纏めてみました。

もちろん、毎回がっつりとやっているわけではありません。普段はリビングにカメラを置きっぱなしにして、質より量で適当に思い出として撮っているだけなのですが、そうして沢山残る写真が少しでも見やすいものになるような工夫程度です。

 

それにしても、自分で掘り起こしてみるといろいろとあるものですね。

シンプルにまとめられず恐縮ですが、次回は運用編・・の予定。

子供のころの気持ちを思い出して

小学校一年生の長男は私たち夫婦にとって初めての子供であり、彼にとっての初体験が親にとっての初体験にもなるような、そんな存在でした。

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懐かしい生後間もなくのころ。

 

なのでひとつひとつの思い出がやっぱり鮮明に思い出されますし、下の二人が何かできるようになったときなども、長男の時のことを思い出したりします。

 

小1になりだいぶ生意気になってきたり、すっかり少年の顔になってはいますが、やっぱり成長ひとつひとつも愛しくてかわいいもの。

長男が新しい姿を見せてくれるたびに、やっぱりまだまだ幼くお馬鹿な言動を見せてくれるたびに、妻と目配せしてつい笑ってしまうのです。

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ところが。

親にとってはかわいいかわいいで全てがまかり通るわけですが、実は本人にとっては違うようです。

 

正月休みに短期の水泳教室に通った長男。妻が連れて行ってくれたのですが、帰ってきて「長男ちゃんね、水着を前後ろ逆に履いてて」と教えてくれました。そんな失敗もまぁかわいく思い、そういう意味で妻とつい笑ってしまったのですが、なんと当の長男は烈火のごとく怒りだしたのです。

 

「なんで言っちゃうの!!?」

 

そうなんです。そういえば子供って羞恥心の塊みたいなところもあるんですよね。

自分が子供のころの気持ちを思い出したら、水着反対に着ていたなんて顔から火が出るほど恥ずかしかったと思います。

 

かわいいかわいいと思っていた長男も、恥ずかしいなんて感情もしっかり育っていました。

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子供のことがかわいくて笑うようなときも、自分の子供のころの気持ちもできるだけ思い出して、態度を選ばなきゃいけないなと思いました。

 

妻との目配せは、ばれないように続けていきます(笑)。

子供写真を撮るときに工夫していること ~原則編~

近頃、私の周りで初めてのお子さんが産まれることが多くて、首も座っていない赤ちゃんを何度も抱かせていただきました。お金と若ささえあればもう一人ぐらい子供作って赤ちゃん抱っこしたいな~なんて思っては諦めていたので、とても嬉しい機会でした。

でもやっぱり、泣かれちゃいますね~。

 

んでその際、私が子供の写真を撮ったり家の中に張ったりしているのを知っていたパパママから、カメラの選び方とか撮り方を聞かれたのです。

私もただの素人なので偉そうなことは言えませんが、子供や家族写真については少しずつ気付きと工夫を重ねて、自分なりのノウハウもできてきました。

 

以前その辺りのことを纏めたことがあったのですが、

tarijiri.hatenablog.com

 

半端になってしまったので、今回はさらに工夫した運用方法などについても、カメラのことを全く知らない当時の私のような新米パパママ向けに、改めてまとめてみたいと思います。

あくまで素人私なりの工夫ですので間違いがあったり誤りがあるかもしれませんが、2度と戻らない瞬間の記録として何かしら参考になる箇所があれば幸いです。

 

原則

個人的に考える子供写真の原則は、二つです。

1.お顔や姿がはっきりと写っている写真を残しましょう

2.写真データを保存しましょう

今回はこの原則について、まとめてみたいと思います。

 

はっきりと写っている写真を残す

やっぱり後から見返した時にまだあどけない子供の顔がはっきりと見える写真の方が嬉しいですよね。私は第三子が産まれてからカメラについて興味を持ち、それまでは適当に撮っていたので、特に一人目の赤ちゃんの頃の写真は今見返すと折角の顔がぶれている写真も多いのです。

 

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顔が写っていても、こんな写真ではもったいないですよね。

 

原因は手ブレ(シャッターを切るときにカメラ側を動かしてしまう)や被写体ブレ(子供が動くことでのブレ)、ピントが合っていないなどが主なものになるでしょうか。

 

これは、ちょっとコツを知ることで成功率がメキメキと上がります!

興味のある方は太字にしたキーワードで調べてみてください。

 

実は先日、むかし意図せず使っていたカメラがとても良いもので、綺麗な子供たちの写真が沢山残っていて嬉しかった、というエントリを書きました。

tarijiri.hatenablog.com

 

やっぱり綺麗で子供たちがしっかりと写っている幼い写真であったからこその喜びだったと思います。

 

データの保存

せっかく撮った写真です。長く長く、例えば子供たちが大きくなった後に私たち親の若い顔を見て何かを感じてくれる日まで、残しておきたいですよね。

スマホで撮ったまま、とかmicroSDに入れたまま、としてしまうと紛失してしまったりデータが壊れて一瞬で無くなってしまうことも考えられます。

 

写真データも他のデータと同様、バックアップを残しておくといいと思います。

私はカメラで撮った写真をPCのHDDに保存し、たまに予備のHDDにコピーをしています。

また、普段からキヤノンさんのImageGatawayのオンラインアルバムというサービスを使っていまして、

ptl.imagegateway.net

 

子供写真や動画をアップしては実家のジジババに見せています。これは自動的にお気に入り写真をクラウドサービスに残せているということですね。

 

アクセス権についてとか、勝手に写真が使われてしまうなどサービスによっては注意が必要なこともあるようなので、ちょっと調べたうえでそういったものを活用するのも良いと思います。

※ただサービスはいつ停止されるかわかりませんので、定期的に自宅HDDに残すのがお勧めです。

 

書きたいことを書いていたら異常に長くなりそうだったので、今回は原則編ということでまとめさせていただきます。

家族で恵方巻を作ってみました

※すみません、このブログではレシピなどはありませんのでご了承ください。。

 

いつのころからか急に世の中に刷り込まれる行事ってありますが、節分の恵方巻もその一つですよね。なんだこれは?という勢い。

大人になるとわかるお金の匂いはさておき、我が家でも先日てきとーに家族で作ってみました。

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正直頭が固い世代の私にとってはあまり乗れないブームでして、妻が作ってみようと言い出したので仕方なしにネットで作り方を調べてみたのですが・・

結果、みんなで作ってみるととっても楽しかったのです!

 

ご飯を炊くのと酢飯は私が作りました。

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味が濃すぎたかと思いましたが、海苔巻きにすると具の味に負けますね。

もっと濃くても良かったかも。

ご飯を敷いて・・

 

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具を乗せて。

いつもは邪魔しかしない次女もこの日は頑張ってくれました。

 

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この長男のせいでシイタケもかんぴょうも入れられない、ボディ内に味のない恵方巻に・・。

 

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くるっと巻いて押し付けて、最後に端を切り落として完成です。

 

コツまでは調べなかったのでのりもシナシナだったりするのですが、家族で作って食べるのは美味しかった!

 

ついつい食べ過ぎてしまいましたが、やっぱり家族でご飯作るのは楽しいですね。