他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供のころの気持ちを思い出して

小学校一年生の長男は私たち夫婦にとって初めての子供であり、彼にとっての初体験が親にとっての初体験にもなるような、そんな存在でした。

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懐かしい生後間もなくのころ。

 

なのでひとつひとつの思い出がやっぱり鮮明に思い出されますし、下の二人が何かできるようになったときなども、長男の時のことを思い出したりします。

 

小1になりだいぶ生意気になってきたり、すっかり少年の顔になってはいますが、やっぱり成長ひとつひとつも愛しくてかわいいもの。

長男が新しい姿を見せてくれるたびに、やっぱりまだまだ幼くお馬鹿な言動を見せてくれるたびに、妻と目配せしてつい笑ってしまうのです。

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ところが。

親にとってはかわいいかわいいで全てがまかり通るわけですが、実は本人にとっては違うようです。

 

正月休みに短期の水泳教室に通った長男。妻が連れて行ってくれたのですが、帰ってきて「長男ちゃんね、水着を前後ろ逆に履いてて」と教えてくれました。そんな失敗もまぁかわいく思い、そういう意味で妻とつい笑ってしまったのですが、なんと当の長男は烈火のごとく怒りだしたのです。

 

「なんで言っちゃうの!!?」

 

そうなんです。そういえば子供って羞恥心の塊みたいなところもあるんですよね。

自分が子供のころの気持ちを思い出したら、水着反対に着ていたなんて顔から火が出るほど恥ずかしかったと思います。

 

かわいいかわいいと思っていた長男も、恥ずかしいなんて感情もしっかり育っていました。

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子供のことがかわいくて笑うようなときも、自分の子供のころの気持ちもできるだけ思い出して、態度を選ばなきゃいけないなと思いました。

 

妻との目配せは、ばれないように続けていきます(笑)。