他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

伝えた言葉は育まれるのかもしれない、と思った話

先日、下の二人の娘と留守番をしていた休日、AmazonPrimeでアニーという映画を観ていました。

 

 

最近、子供に堂々と見せられる(という制約の中での)エンターテインメントの力ということに感じるものがありまして、本作も以前一人で鑑賞したときよりもはるかに感動してしまったのですが・・。

 

その話はさておき。

 

その時、この春から小学生になる長女が主人公のアニーを評して、「この子とてもかしこいね」と言ったのです。

アホ明るい長男と違って少しクールな部分のある長女の、ちょっと珍しいような発言に興味を感じて、「なんで賢いとおもうの?」と聞いてみました。すると、「色々知っていたり、大人みたいに話すことができるから」と答えてくれました。

 

なるほど~と思った私は、ふと「○○ちゃんも賢いよ」とその長女を褒めたのです。

このときは「ありがと」と軽い感じの返しで、映画に集中しているからあんまり聞こえなかったかな?なんて思っていたのですが。

 

その夜になって、長男がドリルをやっている時に長女が急に私に向かって、「お父さんが賢いって言ってくれたから、私も小学校にいったら勉強頑張る」なんてちょっとクールに言ってくれたのです。

 

私が賢いと伝えたことが頭のどこかに残っていて、それが何かしらのタイミングで表に出て来たんですね。

長男もサッカーについて、ずっと前に話題にしていたことを急に私に「こうすればいいんじゃないかって考えたんだ」と話してくれる時があります。

 

子供って、親が思っているよりもずっと自分で考えているんですよね。

大人と違って直ぐに結論に結び付けるんじゃなくて、何かがじっと心の中で育まれて、親が忘れたころに出てくる、そんなことが多いなって最近気づきました。

 

子供に何か言って、「分かったの?」なんて催促をする。

これだけでは実は伝わっていないのかもしれません。

 

ゆっくりと彼らの中で育まれていつか花開くように、大切に思っていることは種を植えるような気持ちでそっと伝えるようにしたいな、と思いました。

 

それでも・・怒った時は直ぐに反省を求めたりしちゃうんですけどね(笑)。

親からの良くない言葉も心の中に残っているかもしれません。そういったことも気をつけなくちゃ。

 

こんな感じで工作や絵を描くのが好きな長女。

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将来の夢は保育士、だそうです。

小学生になるのが楽しみです。