先日、キヤノンさんより新しいEOS Mシリーズのカメラ、EOS M6が発表になりましたね!
公式さまはこちら。
M6のスペシャルサイトを確認すると、打ち出している特徴は以下の通りのようです。
- 今までにないフューチャークラシック・デザイン
- シーンで選べる着脱可能かつ、個性的なEVFを採用
- 約2420万画素全てを使うデュアルピクセルCMOS AF
- 180°回転する3.0型・約104万ドットのチルト液晶
- 感覚的に使える快適なダイヤル操作
- Wi-Fi、NFC、Bluetooth、充実のネットワーク
EOS M6はEOS M3の後継機種ということで、その特徴を引き継いだままに全体的にブラッシュアップしている、というところでしょうか。
今回は発売直後から満足してEOS M10を使ってきているユーザの視点から、M6のどんなポイントに期待しているか、ということを纏めてみたいと思います。
初心者の私論なので、参考程度で読み流していただけると嬉しいです。
私にとってのEOS M10の立ち位置
その前に、私にとってもM10の立ち位置についてなのですが。
基本的には自宅のリビングに置きっぱなし、そしてお出かけには肩にひっかけて、子供や家族の写真・動画を撮りまくっています。ほとんどがオートで、思い出写真を残す役割を担ってくれています。
また時には通勤の時に持ち出して、花や街のスナップにも重宝しています。
シンプルでコンパクトなボディながら私の使い道には機能が必要十分にあって、簡単に一眼レベルの綺麗な写真が撮れること、しかも私の好きなキヤノンさんの色味ということで、とても気に入っています。
ただし私は一眼レフ機のユーザでもあり、動いている子供や暗い場所での撮影などM10が苦手とするところはレフ機が担当しています。なので欠点はほぼ気にならずに使えている、のだと思います。
因みにMシリーズは初代Mは今も併用しています。M3は一時期導入しましたがこちらは手放してしまいました。レンズは4種類、気に入って使いまわしています。
こんなM10の使い方をしているユーザの視点から、M6に期待していることを纏めてみます。
レスポンスが良くなっているか
最も楽しみにしているのは、撮影のレスポンスが向上しているといいな、ということ。
具体的には、レリーズタイムラグが短くなっているか、そしてシャッターを切った後に次にシャッターを切れるまでの時間が短縮できるか、という点です。
レリーズタイムラグというのは(正確な意味で使えているかわからないのですが)、シャッターボタンを押下して、実際にシャッターが切れるまでの時間という意味で使っています。
これまで使ってきたMシリーズはちょっと間が空くんですね。なので瞬間を切り取ることは苦手で、私にとってはハイチーズカメラになっています(思い出写真には十分なんですけどね)。
また、シャッターを切った後に一定時間プレビューが表示されてしまうため、次の撮影をテンポ良くできないというところもあります。勿論プレビューを切ればいいんですが、見たい時が大半なので、その辺りをカメラの方でやりくりしていてくれれば嬉しいなと。
これらの点、2013年発売のOM-D E-M1は達成できています。
撮影枚数的には、いま最も使っているカメラ。
狙った瞬間にシャッターを切れるレスポンスがある上、撮影後のプレビュー時間を0.5秒という短時間に設定でき、さらに連続してシャッターを切った時には非表示になるようです。
これまでのMシリーズは安価であり、E-M1はオリンパスさんの前フラッグシップという立場の違いはあったわけですが、M6は結構高い価格設定になっているので、このあたりの性能がどれぐらい上がっているか、結構期待しています。
チルトのやりやすさ
M10の気に入っている点として、チルト機構がシンプルでワンアクションで持ち上げられることがあります。
子供の目線は低いのでその高さにカメラを合わせるためほぼ毎回チルトを持ち上げるのですが、例えば右手で開始のボタンを押しながら同時に左手の小指で持ち上げられるなど、簡単に準備できるのです。
M6は上部のみならず下方向にも45度チルトできる機構ということで、便利ではありつつシンプルに使えるか、という点に注目しています。同様の機構を持つM3はふた手間ぐらい増える感覚だったので。
Bluetooth接続
M10もスマホとのWifi接続は可能で、撮った写真をスマホに直接取り込むことは可能です。なのですが、接続処理そのものに面倒さを感じることも多く、取り込みを諦めてしまうこともありました。
そこでこの新しい機能、Bluetooth接続です!
公式には
電源レバーをONにするだけで自動的にBluetooth接続完了。複雑な接続フローは不要です。充実したWi-Fi機能を気軽に使用できます。
と書かれています。どのような機能かはまだわからないのですが、想像している通りの機能だったら便利だろうな~と。
もちろん、大量の写真データを受け取るのもスマホの負担が大きくなるわけですが、運用の工夫も含めとても期待しています!
その他
期待している点は沢山あるのですが、無理にまとめるとあとは起動関係。
M10は起動はボタン式であったのに対し、M6はスイッチになったので使い勝手が良さそう。そして起動時間がM10の1.6秒に対して1.0秒に短縮されたことも、どれぐらい体感できるか楽しみです。
あとはデザイン!シルバーがとてもカッコよく感じるのですが、ここを気に入ってくれたらスマホばかりの妻も使ってくれるんじゃないかと・・。
何故このエントリを書いたのか
これまで私がEOS Mシリーズに期待していたことは、やはり手軽かつ簡単に、綺麗に撮れることでした。
そういう意味では既にM10で文句は無いわけですが、なぜM6について期待している点なんて考えたのかというと・・。
もしM6が性能面としても期待以上であったら、特にレスポンスが良いカメラであったならば、カメラの集約計画を進めていることもありM10のみならず初代M、そして通勤時などの普段の撮影で大活躍しているE-M1も含めて、この3台を1台に置き換えても良いかもとすら考えているためです。
E-M1はほんとうに良いカメラなのですが、個人的にはmp4非搭載という残念な点があること(詳細はこちらに)。
そして二つの会社のカメラを運用するのが、ずぼらな私には意外と手間であることがあり、今のM10の用途を超えて普段使いのカメラとしてもM6が使えると良いな、という期待があるのでした。
私の意見は以上となります。
M6に期待されている方であればそれぞれの楽しみがあるでしょう。4月の発売が待ちきれないですね!ますますMシリーズを好きなユーザが増えるといいな~。
現状のカメラで撮りたいものは撮れているので、私も期待はし過ぎずに。
ボディが店頭に出たら実際に触ってみて、上記のポイントチェックをまずは楽しませてもらおうと思います。