他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

1年間使ったEOS M5の感想 後編とEOS Mシリーズの未来について

前回、EOS M5の気に入っているところを大雑把にまとめてみました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

要約すると、画質の良さは当然として、操作感が良くてそのうえコンパクトで便利に使えるカメラ、という感想です。

 

で、今回はイマイチな部分についてなのですが、・・実はM5単体として考えると正直不満は無いんです。

強いて言えば、発売から1年半近く経った現在、他社機どころかEOS M Kissに比べてすら便利な機能(4k、120p、無音シャッターなど)が見劣りするところ、でしょうか。

でも、これは街中スナップを撮るカメラとして使っている身としては無くても特に不便は感じていません(もちろんあれば家族撮りなどでも活躍してくれるのでしょうが)。

 

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今回の本題はM5単体ではなく、EOS Mシリーズについての話になります。

以下、素人ファンが3年間愛用しているMシリーズについて、狭い経験と知識で勝手なことを垂れ流してしまいますし、冷静になれば「そこまで考えるものでもないよね」というだけの話なのですが(笑)、もしよろしければお付き合いくださいませ。

 

私が感じるM5の残念な点、それはシステムの中で半端な存在になってしまっていること、です。

システムの拡張性を感じない中でEOS M5の良さがスポイルされていると感じています。

 

最大の要因はやはり専用レンズへの力の入れよう。2012年に初代Mが発売されて、専用のEF-Mレンズは現状で7本、現行品は6本しかありません。

画角的にはひと通り揃っているし、軽いのに写りも充分良くて本当に便利です。でも、あくまでキットレンズ。今後明るい単焦点が出るという噂もある様ですが、その先が楽しみになるような状況ではありません。

 

そんな中、KissシリーズがMで発売されることになりました。

今後現在のEF-SマウントのシリーズがEF-Mに移行され、今後のレンズへの力の入れようや拡張性について現在のEF-Sと同程度となることも十分考えられます。EF-Mへの注力は今後もあまり期待ができないのかなぁと感じました。

 

キヤノンさんは複数のマウントを抱えているので優先度が出るのは仕方ないし覚悟の上だったのですが、ついに明らかになってしまったのかなと。

 

今後、Kissの性能を上回るM5やM6の後継機が出るでしょう。不満が無いのにその良さがフルに発揮できない状況は変わらないとしたらやはり残念。

ソニーさんのα7iiiのような高性能なカメラがキットレンズしか使えない状況だったら、残念ですよね。

 

折角の良いカメラなのに・・これであればMシリーズの良さは手軽さと高画質ということで、ボディは私で言うとEOS M10の使い方でちょうど良いのかもしれないと感じてしまったのでした。

 

今でいうとM100ですね。 

画質も当然良く、Mシリーズの良さを体現できているカメラだと思います。

 

もう一つ個人的な要因として、購入した6D2が通勤カメラとしても軽く使えているということも、ちょっとM5を浮いた存在にしてしまっています。

アダプター無しにEFレンズも使えますしね。

 

以上となります。

おそらくKiss Mを上回るスペックであろう後継機が出ることを考えると、値段が下がる前に・・という考えもあります。ここまで集めたレンズはM10でも活躍してくれるはずなので。

 

でも・・まだちょっと期待している自分の方が大きかったりして。

今回は素人の頭でっかちの考えのまとめでした。

うん、やっぱり冷静になればどうでもいい話しだ(笑)。

 

少なくとも、もう一つの下手写真ブログが999のカンストになるまでは最前線で頑張ってもらいます!

 

失礼いたしました。

 

 とても良いカメラなんですけどね~。

 

Canon レンズマウントアダプター EF-EOSM

Canon レンズマウントアダプター EF-EOSM

 

これも所有していますが、ボディとのバランスを考えるとEF-Mレンズが良いのです、やっぱり。