6D Mark2を1カ月使ってみた感想の第一回で、OVFとライブビューのハイブリットが良かったので後述します、と書いていました。
今回は感想の最終回としてその点と、感想全体を纏めてみたいと思います。
ハイブリットカメラとしての使い心地
期待していたポイントにOVFとライブビューのハイブリットと挙げていましたが、個人的にはこの点は特筆するべきポイントでした。
足元も撮りやすい!
その前に、このハイブリットとは何を意味しているのかというと、光学であるOVFと電子であるライブビューが両立したカメラということで、勝手な造語なのですが(笑)。
今どきの一眼レフ機であればライブビューも付いているし当たり前ではあるのですが、視野率が0.71倍と気持ちの良いOVFであることに加えて、バリアングルでライブビューも使いやすいこと。
タッチ液晶も使いやすく、バリアングルも便利なんだろうなと期待してました。
詳しくはこちらを~。
さらにデュアルピクセルCMOS AFで素早いフォーカスができること。これは1DX2やEOS M5でも使っていますが、ライブビューの撮影も実用性が高いです。
というわけで、OVFがあり優秀で使いやすいライブビューというカメラとして期待していましたが、これが想像以上でした!
その理由は、期待通りのOVFとライブビュー性能であったことに加え、その「軽さ」と「持ちやすさ」です。
私は既にハイブリット機として1DX2を1年半使ってきましたが、OVFとライブビューの切り替えって実はあまりやってなかったんですね。
もちろん重いから!
1DX2は背面液晶が固定なので、ライブビューでの撮影はある程度カメラの位置が制限されるのですが、顔の前に維持するのはやはり重い!ファインダーで覗いている時は気にならないんですけどね。
一方の6D2は軽く持ちやすいので、ファインダーを覗いてる状態からライブビュー撮影に切り替えることが増えました。一旦顔の前にセットしたカメラ位置から持ち変えることに躊躇が無くなりました。
さらにタッチ液晶が優秀なので、その点も1DX2より使いやすい(1DX2はタッチフォーカスしかできない)。
ファインダーを覗きながら「これライブビューで撮ろう」と感じることも増えたように感じます。
EOS M5よりもライブビューで撮ることが多いぐらいかもしれません(笑)
バリアングルなので縦撮りもやりやすい!
このOVFの気持ちよさと共にバリアングルライブビューの使いやすさ。
個人的には特筆したいほど便利でした。
個人的な初代6Dとの最大の差分はライブビューにありました。
ライブビュー撮影と動画撮影。
これを手軽にできることに価値を見出すのであれば、初代からの買い替えはオススメできると思います。
細かい点
その他細かい点を挙げていきます。
・明るめに写る(?)。-1/3にすることが多いです。
・撮影後はちょっともっさり。少し連写すると「お待ちください」が出てしまう
・一度娘のプールで写真撮影ができる日があったので持ち込んだのですが、一応防塵防滴ではあるので安心できました。
・静音シャッターは前機種では特筆していましたが、無音も当たり前になった時代にはあまりメリットはなさそうな程度の音はします
・ファインダー視野率98%はやはり残念!前機種を使っていた時と違い、今は私も写真の周辺どこまで入れるかを意識するようになったので
・Bluetooth接続は便利!
6D Mark2を選んで良かった
1カ月使用感想のまとめですが、今のところはとても満足しています!
・軽くて持ちやすく操作性の良いボディ
・フルサイズならではの画質と高感度耐性
・OVFの気持ちよさとライブビューの使いやすさ
イマイチであったのは、レスポンスの悪さぐらいかな(あくまで重視する私から見て、です)。ワクワクするところが少ないのもあれですが、写真を撮るという点では実用性に溢れ期待通りの素晴らしいカメラでした。
持ち運びも苦ではなく、目的であったEFレンズの使用も増えました。
1DX2とEOS M5という二つのメインカメラの間を取ったつもりが、私の用途ではこれ一台で足りてしまうかも・・というレベルです。
今年キヤノン・ニコンさんからフルサイズミラーレスが発売されるかもしれず、新マウントになるという噂もあります。それを待つことも他社製品にする選択もありましたが、今回は6D2を選んで良かった。
しばらくはガンガンと使っていきたいと思います。
拙い感想でしたが、失礼いたしました。