また、デジカメを買ってしまいました・・。
購入に至った経緯
カメラを使うようになって気付いたことの一つに、街の中にも沢山の花が咲いているということでした。
私が住んでいるところは再開発が中途半端に進んでいて、古き良き建物がどんどんと無くなっている上に新しく立つのはマンションばかり。散歩で回れるような場所で、わざわざ写真を撮りたくなるような場所が無い、そんなところだと思っていました。
なのですが、被写体を探しながら歩く癖がついたようで、そうするとこんな街中にも綺麗なお花が沢山咲いていることに気付いたのです。住民の方々がそれぞれお庭や花壇に花を育ててらっしゃるだけでも、こんなに沢山の種類や色があって季節の移り変わりを楽しませてくれるものなのだなぁと、いまさらながらに気づいたのでした。
そこで散歩がてら花の写真を撮ろうとして、一つ問題に気付きました。
「花の部分に近づいて撮れない!」。私が持っているカメラでは、花を綺麗に写すことはできるのですが、花に近づいてドアップを撮ることができないのです。
なぜできないのか、それは「最短撮影距離」というものが影響しています。これはそのレンズやカメラが被写体にピントを合わせることができる、もっとも短い距離のこと。私のカメラではG7Xの5cmというのが最も短く、それよりももっと近づきたいと思ったのです。
なのですが、それよりも最短撮影距離が短かったりいわゆるマクロというレンズを買う余裕はなく、さてどうしようかと調べていたら・・。
なんとエントリークラスのコンデジ、いわゆる「スマホのほうがいい」などと言われるような安物コンデジには、最短撮影距離が短いものが多かったのです。
Canonで言うとIxyというカメラが最も安い価格帯であるにも関わらず、最短撮影距離はなんと1cm!と言うことで安く入手できるタイミングを見計らい、数世代前のものを4000円弱で購入しました。
それがこちら!
外装はプラスチックながらも艶があって値段以上のルックになっています。
早速接写を試してみました。
接写例
たとえばこんなお花が・・
こんな風に撮れたりとか。
こんな街中のお花を
アップで撮ったりとか
こんなのとか
雨のあと
こんな感じで、三脚も無しにパっと寄ってアップで撮れるのです。これ、楽しいんですよ!
買って良かった!
正直このような安コンデジには全く興味がなかったし、手軽なコンデジとしてはG7xを使っている私にとってはひとつもメリットは無いと思っていてのですが、接写とともに幾つかのメリットを感じました。
まずはポッケに入るサイズ感です。小ささ軽さは言うまでもないのですが、凸凹のない形状やツルツルした質感、そして薄さによって、私のような男性のズボンのポケットにスルッと入ります。
これは私の場合抱っこ紐で子供を抱えているときに役に立ちます。
暑くなってきて上着を着なくなったので、ポッケがズボンしか無くなると、G7xも小さいとはいえやはりそのポッケには入りません。家族でお散歩程度であれば、躊躇なく財布よりも入れやすいこのカメラを持っていけます。
イコール、シャッターチャンスを逃さない!ということですね。
また、晴れた日には綺麗に写ります。流石に一眼のような深みのある写真とは行きませんが、晴れた空がカラッと写ってくれたりします。
CCDというセンサーの特徴だそうです。
また、子供たちとは「これどこだ」ゲームをしています。
家の中のどこかをアップで写し、これがどこかを探させるのです。
こんなのとか
こんなのですね。
勿論画質としてはそれなりで、特に室内などの暗い場所ではザラザラの絵になってしまいますが、これは外の明るい場所に持ち出して使うカメラだと割りきれば、面白いし、我が家でも貴重な役割を果たせるカメラです。
気楽に持ち出して楽しめるという点で、気に入りました。