他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

「これは効く!」と感じた子供の褒め方

6年生の長男は塾無しでの公立中高一貫校受検を目指し、毎日勉強を頑張っています。

妹たちも受検するかはわかりませんが、勉強を楽しく習慣化させたいと思っています。

 

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勉強を継続するには、必要になることが沢山あると感じていて、私自身が学ぶたびにこちらのブログで書いてきました。

 

小学生ですとその中のひとつに、「親に認められている」自信というものも大事な要素だと感じています。

自分が親に認められていることもまた精神的な土台となり、受検に不安になることがあっても安定した日々を送ることができると思うのです。

 

・・なんて壮大な話をしていますが、要は上手く褒めてやればやる気にブーストがかかるから、親としてはやりましょう!程度の話です(笑)。

 

それで言うと、我が家には6年生長男(バカ素直、反抗期半分?)、3年生長女(女子感高め、反抗入ってきた)、1年生次女(体を張って笑いを取れる)とそれぞれ年齢も性格が違いますが、次女はもちろん、長男長女でもまだ直接の誉め言葉に喜んでくれます。

 

当然、褒められるようなことばかりはしませんので(苦笑)、私もそのたびに怒ってしまったりと未熟さを自覚させられてしまうわけですが、それでも最近は少しずつ我慢を覚え、粘りをもってポジティブな方向に持って行けるようになってきた気がします(少しですが・・)。

 

それでもできるだけ「頑張ってるね」とか「できるようになってきたね」など肯定的な言葉を伝えようとしています。あるいは勉強している時に頭をなでたり、ぽんぽんと肩をたたくなど、「頑張っているのわかっているよ」と伝えることはとても意識しています。

 

最近、それ以上に上手い褒めパターンに気付いたのですが、それは「他の兄妹との会話の中で、別の兄妹を誉める」です。

 

例えば長女との会話のなかで「こういうことをやっていると、お兄ちゃんみたいに算数できるようになるよ」と話題に出すのです。これは長女に対してこういうことをやってみたら、という提案になる上に、知らんぷりして聞いている長男もうまく褒めることができるんです。

 

これが結構効果的なんですよ!

直接伝えるよりも、より喜びがじわっと心に染みわたってくれるように感じます。

ブーストをかけるというよりも、どっしりと根を張ってくれるような。

 

たとえば長女は字をきれいに書けるのですが、気持ちが乗らないと雑になったりしてしまうんですね。

ある日、次女の宿題の字があまりにも適当すぎたので、「ほら、長女ちゃんのようにきれいに字を書くと、ノートもきれいに見えるでしょ」と次女に見せたところ、次女も「こうすれば良いのね」と学ぶことができたと同時に、それを聞いていた長女もそーっと雑になっていた字を消しゴムで消して書き直してました(笑)。

 

それに、直接褒めた時にはそれを聞いていた他の兄妹が「なんで◯◯ちゃんばっかりで私は褒めてくれないの!」というアレになったりすることもあるのですが、この方法ではそれが起きないんです。

 

兄妹がいなくても親同士の会話でも、さりげなく褒めることもできますよね。

それを聞いていた子供へのプラスの影響は大きいでしょう。

さらに、ちょっと無理をしてでも(笑)褒め言葉を口にし合うことで親も逆洗脳されてというか、普段当たり前になって忘れがちな「がんばっているんだもんな」「こういう所ってあの子のいいところだよな」ということを、思い出せたり改めて共有できたりするんです。

 

何より、褒め言葉は家庭の空気を良くしますしね!

 

勉強でも趣味でも、本人が楽しく自信を持って取り組んでくれるのが一番です。

取り組んでいることに目を向けて、ちゃんと認めて褒める。

続けていきたいと思います。