他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

古いノートPCが蘇った話

現在、我が家で稼働しているPCは一台だけ。

以前ご紹介させていただいていました。

tarijiri.hatenablog.com

 

このPCにはいまだに文句が無く、このブログも気持ちよく書かせてもらっています。

ただ、家族でリビングに居る時間がますます増えたこともあり、ノートPCも欲しくなっていました。

iPadはあるのですが、子供に取られちゃうんですよね~。

 

新規購入しようにも資金が足りず・・というところでそういえばこのPCが眠っていることを思い出しました。

EPSONさんのNY2000というPCです。

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何年振りかで見た公式さまはこちら。

[FAQ番号:022715]NY2000 : 製品仕様|FAQ Search|エプソンダイレクト

 

2011年にサブPCとして購入したもの。

当時は32bitWin7がインストールされていて、なんとなくWin10にアップデートはしていたものの、古くなったせいかあまりに動作が遅すぎて、この3年ぐらい押し入れにしまい込んでいました。

なんとか活用できないかと久しぶりに引っ張り出してみたものの・・、案の定OSの起動にもブラウザ一つ立ち上げるにも時間がかかりすぎ、キー入力への反応も遅くてとても使い物になりません。

 

これは諦めるしかないかなと思ったのですが・・、新しいPCを購入する前に一つだけ試してみたいことがありました。

それは、HDDをSSDに置き換えて換装することです。

 

HDDは物理的に傷みやすいため、この動作の遅さがHDDの内部的な故障からくるのであれば、SSDに置き換えたらずっと早くなるのではないか?という希望があったのです。

 

参考にさせていただいたのはこちらの動画でした。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

概要としては、ノートPCにあるHDDの内容をそっくりSSDにコピーしてしまい、HDDを物理的にノートPCから抜き出してSSDに置き換えてしまうのです。

 

予算はSSD+USB接続するケースで1万円程度でした。

 

 

※実はこのHDDケース、誤ってUSB-TypeCのケーブルのものを買ってしまいまして、別途TypeAとの変換ケーブルを別に購入しました。。お気をつけください。 

 

作業自体はトラブルも無くとても簡単に終わりました。

で、実際に起動させてみたところ・・あれだけ遅かったPCが完全に蘇ってくれたのです!!

最初の起動から圧倒的に早くなりました。通常使いならばサクサク!

これでリビングでの普段使いには十分です。

 

Webの鑑賞などは問題なし、子供たちに遊ばせるためのゲームプログラミングも多少重いながらも可能でした。

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自作のテトリスを子供が遊んでくれています(笑)。

 

以下、ちょっとマニアックな言葉が出てきますが・・

このWin10が32bitOSであるため私がやってみたかったUnityというゲーム開発環境をインストールできなかったこと(テトリスはいまどきWin32 APIで作っています・・って知らないですよねw)、DTMiOSアプリ作成などできないことも多いため、もう少しお金を貯めたら新しいPCを買うかもしれません。

 

でもたった1万円で死んでいたPCが普通によみがえり、さらに数年は頑張ってくれそうです。小学校でPCを習いだした子供にもちょうど良いため大満足でした!

ご自宅にそんなPCがある方は、試してみてはいかがでしょうか。

 

※動画では注意点なども伝えてくれています。興味を持たれた方はしっかり確認のうえトライしてみてください。

サブスリーを目指し、新しいブログを始めました

このたび、新しくブログを始めました。

 

こちらです。

tarijiri.hatenablog.jp

 

10年ほど前に目指して無様に散ってしまったフルマラソンサブスリー(3時間を切ること)への挑戦を、新たに始めることにしたのです。

 

あれ以来、結婚し子供も生まれ自分の時間が全く取れなくなったのはココで散々愚痴らせていただいていた通りなのですが(笑)、それでもようやく長男が小3となり一番下の子も今年4歳になるということで、だいぶ手が離れてきた実感があります。

 

この10年でだらしない身体になり、運動も全くしておらず、しかも40代半ばになりました。

この状況から自分の全盛時代すら届かなかった目標を超えるのか。

 

色々と試したいことがあり、その取り組みをシェアするためのブログになります。

 

特徴として、「である調」で書くこと。

こちらのメインブログや写真ブログではです・ます調なので、ちょっと趣向を変えてみます。

・・どうでもいいですね(笑)。

 

 

家のことが忙しい中、どうやって時間を取ってサブスリーに至るのか。

はたまた失敗に終わるのか。

ご興味のある方は是非新しいブログの方も覗いていただけると嬉しく思います。

 

いつの間にかはてなブログPROの期間が終わってしまっていた・・。

それでも3つもブログ書かせてもらえるのはありがたいです!

 

情報処理安全確保支援士試験の勉強方法を振り返る

日曜日、情報処理安全確保支援士試験を受けてきました。

 

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当日は生憎の強風と雨で会場へ向かうのも大変!

参加率も非常に低くて、私が受験した会場では半分以上が空席だったかも。

 

久しぶりの情報処理試験ということで午前一の免除が無く、朝9:30から夕方16:30までの長丁場でした。疲れた~。

 

当日夜に午前一と午前二の解答が公開されたので確認してみると、一応両方とも6割以上は取れていそう。

 

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とりあえず午後問まではたどりついたっぽいのでちょっと安心。

 

午後問については、午後一は何となく上手くいったものの午後二で問一まるまる知らない知識について問われたのと、別問でも大チョンボがあったのでここで潰えてしまうかもしれません。

ですが何とかすべての回答欄は埋めてきました。

後は運を天に任せて、2カ月後の合格発表を待ちたいと思います(遅い・・)。

 

今回久しぶりの情報処理試験で、しかも2010年に合格していらい久しぶりのセキュリティ問題に取り組んで感じたこと、個人的にお勧めの勉強方法についてまとめてみました。

 

私のスペックと勉強方法

私は業務でアプリケーション開発を行っています。

なので業務でシステムやネットワーク、インフラ、セキュリティなどに関わったことはありません。

 

2010年~2013年ぐらいまで高度情報処理試験を受けて来ました。

技術系ですと情報セキュリティ、ネットワークスペシャリスト、論文系ですとプロジェクトマネージャ、ITストラテジストに合格しています。

システム監査は合格しないままで諦めてしまいましたが、それまでの試験はほぼ一回で合格できていました。

 

私の勉強方法はこちらに纏めていますが、大雑把には「最初に参考書を数周読み流して、頭に試験範囲の地図を作る」、その後「過去問を解き、解説で勉強するのを繰り返す」です。

上記の結果は、基本的にこの方法で挙げてきました。

 

今回、久しぶりの受験でも同じ方法を使ってみました。

ただ自宅では時間も場所も取れないうえ、以前のように通勤電車で勉強できる環境ではなくなっていたので、職場で始業前と昼休みだけの勉強です。その代わり半年準備にかけました。

 

基本的には勉強方法は通じた

上記の通りの準備で、久しぶりで知識がゼロになっていた私でも午前は突破したし、午後もなんとか勝負できました。

ということで上記した過去の勉強方法は今でも通用はしたと思います。

 

支援士試験の特長

支援士試験は8年前に情報セキュリティスペシャリストに合格したときよりも新しい技術や用語が非常に増えていまして、過去の試験で最も覚えることが多い試験に感じました。

 

また過去問を解いても、基本的な知識を組み合わせて考えれば到達できる問題のみならず、現場で使うコマンドやプロトコル、用語などの実務知識を直接問われることが増えたのかもしれません。

実際に今回の試験でもインフラ業務の同僚は、「午後二は簡単すぎてびっくりした」と言っていましたし。今回私が午後二で分からなかった技術用語も参考書に小さく書いてありましたが私はインプットできていませんでした。

 

実務としてシステム関連、セキュリティ関連部門、インフラ関連業務、Webアプリ関連などに携わっている方ならば業務との親和性が高く、合格しやすいんじゃないかと思います。
さらに、学んだことがそのまま実務の体系的な知識になりそうです。

 

ただ私のようなそれ以外の人は、限られた時間で万全の準備は難しいかも。

全体に手を広げ過ぎず、いかに効率よく60点以上を目指した準備をするのか、をテーマとして取り組みました。

 

失敗例

限られた時間で効率的に勉強するというテーマで取組み、上記の通り過去に行っていた勉強方法で十分勝負できました。

ですが久しぶりの勉強ということで、今振り返ると「もっとこうやっておけばよかった」という点がありました。

 

以下にそれを纏めてみます。

 

(1).参考書選び

私はこちらの「情報処理教科書」シリーズを使用しました。

流石の充実の内容でしたが、時間の限られている私には濃すぎたように思います。

一周読み流すにも不明点を調べるのにも時間がかかりすぎました。

 

一日で取れる時間の少ない場合、もっと簡単で薄い参考書を使い、更に詳細が必要なときはネットなどで調べるべきでした。

 

(2).過去問を「広く浅く」してしまった

支援士試験は想定していたよりもずっと試験範囲が広く、情報量が多い試験でした。

そのため私は沢山の過去問(午後問題)を解いてより多くの技術に触れる作戦としたのですが、今思うとそれは失敗だったかも。

時間がかかるし、一つ一つが薄まってしまい完全に理解した問題を作ることができませんでした。

 

ある程度の問題数でとどめてそれを繰り返してそれらに関しては完全に理解する方が、筆記試験対策としては有効だったように思います。

知識を広めるのは他の方法でも賄えるので。

 

(3).午前二問題が利用できた

私は午前二問題は試験前日まで取り組まないのが常でしたが、情報量や用語の多い試験の場合は知識を広める方法として午前二問題は利用するべきだったかも。

 

午前二は区分全体について問うてくれますので、勉強の中盤に知識を増やすには有効だったように思います。

 

(4).午前一が大変だった

今回初めて免除無しということで、初めて午前一の準備が必要になりました。

当初の勉強方法はかつてこちらに書いています。

情報処理安全確保支援士試験、午前1対策の時間 - 他力と自力と

これだけは朝のリビングで長男と一緒に勉強する時間を取りました。

 

当時はこちらの問題集を使っていました。

情報処理教科書 高度試験午前I・II 2018年版

情報処理教科書 高度試験午前I・II 2018年版

 

こちらはジャンル別に問題が用意されているので苦手分野の克服などには良さそうです。なのですが、私はそのレベルに全く達しておらず勉強しても頭に入らないため、過去問を繰り返す方法をとりました。

結果7期分(!)の問題を半年かけて覚え(力技w)、何とか突破できたようです。

 

そもそも、子供3人毎日お祭り騒ぎの朝のリビングで勉強することに無理が・・。
時間も多く取られますし、個人的には高度試験は午前一は免除になってからの挑戦をお勧めします。

 

まとめ

情報量が多くて範囲が広い、しかも年々それが広がっているセキュリティ試験なので、実務で携わっていない人はしっかりと準備しないと難しい試験になってしまった気がします。

 

それでも、8年ぶりの私でもなんとか勝負はできました。

合格不合格は分かりませんが、とても勉強になったし、私はこの半年間取り組んで良かったと思います。

私にとっておそらく最後の情報処理試験、やりきることができました。

 

次の目標は決まっていて、また別のエントリで書いてみます。

 

今回受けられた方、厳しい天候の中受験されただけでも頑張りましたよね(笑)。

お疲れ様でした。

1DX Mark2たる片りんに初めて触れました

先日、某サッカーウェアメーカー主催のフットサル講習会があり、長男が参加するということで家族全員で出かけてみました。

 

で、今回初めて子供のサッカー撮りに持ち出したのが・・コレ!

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1DX Mark2です!

いつもの小学校のサッカーにはこのサイズのカメラ持っていきにくくて・・。

でも今回は知り合いも居ないだろうということで思い切って重いカメラ持ってきてしまいました。

 

で。このカメラを1DX2らしくスポーツ用として使ってみたんですけど・・初めてこのカメラの凄さを垣間見たのです!

 

AFの食いつきなんて言いますけど、本当に親指AFボタンに割り当てたAI SERVOにして長男にAFフレーム当てて連写してるだけで、撮れる写真が当たり前にピントが合っているのです。

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ちょっとぼやけているのは、後述しますが網を消しきれなかったため。

さらにフリーソフトで大分縮小してしまっていますが、モニタで大きく見ても綺麗に撮れています。

 

で、同じように何気なく撮ったカラスがコレ。

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こちらはトリミングしていますし露出はアレですが、ピントばっちりですよね??

 

なんというか私本当に何もしていなくて、いつも通りシャッターを切っているだけなのに、カメラが勝手に楽勝でAFしちゃっている感じなのです。完全にブラックボックスでカメラだけが別次元で成果出しちゃうみたいな。

 

いやー凄い!凄い凄いとは聞いていましたが、何の考えも無く撮ってもここまでやってくれちゃうなんて本当に凄いカメラなんですね。

さすがは永遠の初級者。今まで2年近く、本領を発揮させていなくてごめんなさい(笑)。

 

長男のサッカー、本人も取られることを喜んでくれていたので、機会を見つけては沢山撮ってあげたいと思うし、できるだけ1DX2を使いたいと思いました。

 

課題も多数。

今回はこんなネット越しだったので、200mmの望遠でも手前の網を上手く消しきれませんでした。

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あと、フルサイズ一眼レフ機ということでAFエリアが中央に寄っていることもあり、足元が切れている写真も多数。

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スポーツ写真は広めに撮ってトリミングぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 

 

それはともかく、快晴の中の光学ファインダーレフ機での撮影は本当に気持ちよかった!

スポーツ撮影の楽しさも改めて知ることができました。

 

下手なりに1DX2らしく使えるような機会を増やして、頑張って持ち出していきたいと思いました。デカくて重いけど。

 

おまけ。

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余裕のガチピン!

 

所有している唯一のフルサイズ望遠レンズを持っていきました。

もうちょい距離が欲しいことも・・。

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-200mm F4L IS USM フルサイズ対応

 

 

もう一つ、お昼ご飯の時に使ったのがこのレンズ。 

動画の時にAF駆動音が入らないので重宝していたのですが、近くで撮った子供の解像感がすごい!

非Lレンズも良いですね~。