他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供たちの休校中の宿題で意識していること

我が家の小学生二人(長男小5、長女小2)は週に1度1時間程度登校しています。

その時宿題をもらって、授業の遅れを少しでも自主学習で賄えるようにしているようです(先生、ありがとうございます!)。

 

例えば漢字などは1日何文字と決めてドリルを進めています。

 

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休校中の毎日も、まずは宿題を終わらせてからというルールになっています。

2人とも素直に頑張ってくれていますが、取り組みのなかでいろいろと気づいたことや意識するようになったことがありましたので、それを紹介させてください。

なお、我が家は塾無しでの公立中高一貫校受検予定となっています。

 

宿題は毎日、最優先

 

長男が受ける予定の中高一貫校は、5年生と6年生のあゆみ(通知表)の成績が受検時の得点として加算されます。しかも比較的その配点が高いようです。

なので宿題は必ず毎日、最優先で取り組むようにさせています。

仮に受検勉強の方に支障が出るとしても、その日にやるべき宿題はその日のうちに終わらせることを優先しています。

 

これは本人が、宿題や提出物をしっかりとやることが成績につながることを3~4年生のうちに体験してきたので納得している様子。そして溜めてしまうと取り戻すのが大変なのも理解してくれているので、毎日少しずつを実践できているようです。

 

 

高学年は宿題の量が多いので、受検勉強に組み込む

 

我が家と同じように、受検を考えて毎日休校中も勉強を進めているお子さまもいらっしゃると思います。一方で我が家の場合は宿題も重視させています。

そこで、受験勉強に置き換えられるものは宿題で賄うようにしたものもあります。

 

たとえば計算ドリルをコピーした用紙が宿題として出されました。

長男は計算力を高めるために四谷大塚さんの計算ドリルをしています。これは、計算の速さや正確さ、検算などを磨いてもらう目的です。いわば計算練習をしているわけですね。

受検用のドリルはより良いのですが、計算練習をする意識が持てていれば対象となる計算ドリルは別のものでもよいかなと。なので毎日の計算は宿題ドリル用紙と置き換えました。

 

こんなふうに宿題を最優先にすることと同時に受験用の勉強にも併用することで、子供の負担を減らすことができました。

 

5年生でも確認が必要

 

長男は毎日漢字ドリルで4つずつ進めるという宿題のようです。

漢字は書き順というのがあるし難しいので2年生の長女の場合はそこまで見てやらなければいけません。でも5年生にもなるとドリルに書かれている通りに自主学習できるので、私はその日の成果だけを確認していました。

 

なのですが、ふっと自主学習したドリルの漢字を復習させたときに、漢字を間違って覚えていることに気づきました。

 

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「賞品」の「賞」の一画目が間違っていますね。

息子はこのまま覚えていて、ドリルにもこう書いていました。すべて書き直すハメになってしまったので、これは私たち親のフォロー不足です。

 

5年生とはいえ、最初はしっかりと見てあげないといけないなと学びました。

 

低学年は集中力がもたない

 

2年生の娘も毎日漢字3文字が宿題となっています。1文字あたり、ドリルをやった後にノートに4行程度書きます。なので1文字辺りそれなりに時間がかかります。

なので1文字ごとに休憩を取らせています。その分、一文字ごとに集中して丁寧に書くように伝えています。

 

5年生の長男と違いまだ粘り強く勉強を続ける力は無いので、短時間で集中させることを意識しています。

 

先に進むだけでなく、振り返りも大事

 

2年生の長女は、学校では真面目に授業を聞けているようです。そして1年生3学期の成績はすべて「大変よい」だったので、安心していました。

そして宿題も前向きにできているので、学校が再開されたときもしっかりと付いていけるかなと期待していました。

 

なのですがふっと思いついて「ひらがなとカタカナ、五十音順全部書ける?」と聞いてみたところ・・、なんとひらがな1つ、カタカナは9つも忘れていたのです!1年生のことは身についているつもりだったので、これは結構ビックリしました。

直ぐに勉強しなおして覚えてくれましたが、1年生時の勉強も繰り返し使っていなければ忘れちゃうこともあることを学びました。

 

なので特に低学年の長女の場合は毎日学校で学ぶことができない分、宿題で新しい学年の勉強を進めるのと同時に、1年生の時に習った漢字なども時々アウトプットさせる機会を作るなど、復習も大切だと感じました。

 

 

以上が、我が家で意識している休校中の宿題で学んだこと、意識していることです。

パパママも大変だと思いますが、もうしばらく辛抱していきましょう。