※2023年1月追記
フォトマスター検定1級、一発合格しました!
勉強方法をまとめたので、併せて参考になさってください。
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私は今年、フォトマスター検定という試験を受けることにしました。
その経緯などを以前一度まとめていたのですが。
購入した過去問で、ある年の3級、2級、準1級、1級の問題を解いてみました。
3級が最も簡単で1級が難しくなります。
それぞれの難易度や出題傾向の違いについて、調べてみました。
フォトマスター検定の出題傾向
検定の概要を纏めます。
・マークシート。すべて2択か3択から選択する。
・問題数は、3級と2級は60問、準1級は70問、1級は80問。
・いずれも試験時間は80分。
・レガシーな(例えばフィルムとかレンジファインダーなどの古い)知識まで問われる
・別の年に同じ問題が何度も出ない(過去問を覚えても点を取れない)
こんな印象です。
まだ数年分の過去問を見ていないのですが、ほとんど重複する問題は無さそうなので、しっかり知識をつけて勉強する必要がありそうですね。
級別の難易度の違い
各級の問題を比較してみました。
3級問題
3級は1眼カメラを普段から好きで使っているユーザで、露出の3原則あたりが分っていて、シャッタースピードや絞りを変えた場合の効果などもわかっている人であれば、おそらく過去問をちょっとやるぐらいで十分合格できると思います。
どちらかというとカメラのユーザ目線、例えばYoutubeなどで気になるカメラのレビューなどをよく見ているような人であれば、とてもマッチしている感じ。
ただの家族写真パパである私レベルでも、おそらく無勉強で合格できると思います。
2級問題
次いで2級。こちらは確かに3級よりも難しくなっています。
露出に関して「どちらがボケる」「どちらが明るい」というレベルから、「何段」という認識が必要になってきたり、規格についての問題が出たり。
私レベルだと知らない用語もチラホラ出てくる感じです。
ただ、あくまで選択問題なので明らかに消去法で答えられたりなど、私でもギリギリ特に準備なしで合格できるかも、という感じでした。
準1級問題
準1級から、難易度が一気に上がります。
カメラや周辺機器の設定についてというより、一般のカメラユーザーが使用しないような用語が増えたり、その用語について数字的な部分まで把握していることを要求されます。
例えば上記した露出の「何段」というレベルではなく1/3段で考える場合の具体的な数値を覚えているとか、このSDカードの規格は何MBの転送速度かとか。
私レベルでは、勉強無しでは絶対に合格しません。
1級問題
最後に1級。
これは・・難しい!
素人ユーザ目線では出会わないような切り口になります。
例えばペンタプリズムについての問題。ユーザとしてはペンタプリズムとペンタミラーの違いについては分かるのですが、ペンタプリズムの形とか、レンズから入った光はどう反射してファインダーに届くとか、その機構の実態までを把握しなければいけない感じです。
また規格としても三脚穴用のネジの直系や「相反則不軌」のような用語をいきなり聞かれるとか、カメラを使っていて普段全く意識しないようなことを突き付けられる印象もあります。
幅広く、歴史的な知識も含め、私でいうと初めての用語が7割の問題で出る感じです。
私としては非常に難しい!ことが分かりました。
じゃあどうしていこうか
所詮は筆記試験ではあるのですが、過去問の重複が無いということから知識が無い私の場合単純に過去問を繰り返してもダメで、しっかりと勉強して知識を広げていかなければいけません。
とはいえ、範囲全体を網羅したような参考書も見つからず、都度都度自分でネットで調べないといけない。そして、調べる中で知識も広げて本番で出る初めての問題に対抗できる知識を体系づけて身に着けないといけません。
というわけで、ちゃんと勉強してノートとかに書き残すという、至極まっとうな勉強をすることにしました。
まとめ
写真を撮ることを上達したい場合は、3級と2級までの勉強をしっかりすることが良いと思います。
それ以上のクラスは写真の上達にはほとんど関係が無く、ど素人のパパユーザからするとマニアックな知識を問われるような問題に見えます。
でも、ちょっと勉強してみるとめちゃくちゃ役に立ちそうなことがわかるんですけどね。
とにかく1級合格を目指して、11月の試験の向けてまずは勉強していこうと思います。
最新のこの年の問題はありません。
勉強が進んだら買わなくては。
参考書代わりにしている方が多い書籍だそうです。
2022年試験に向けて、具体的な勉強方法についてまとめた記事があります。
併せて参考になさってくださいませ!