他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMの感想

子供の習い事の発表会を前に、EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMというレンズを購入しました。

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これはEOS Mシリーズ専用にして2017年4月現在で唯一の望遠レンズとなります。

一カ月ほど使ってみたので、現時点での感想を纏めてみようと思います。

 

最初に結論としては・・

安価な望遠レンズとして割り切っている部分もあるものの、実用性は非常に高いレンズ!

というEF-Mレンズらしいものでした。

理由などを以下に列記させていただきます。

 

コンパクトな望遠レンズ

35mm換算で最大320mmという望遠レンズと考えると非常にコンパクト!

公式の仕様はこちらになりますが、260グラムで長さもわずか86.5mm。320mm望遠を気楽に扱えるのは便利です。

 

フルサイズでは軽量とされる200mmのレンズと比較すると・・

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この差!!

 

EOS M5に装着してフードを付けたままでも、通勤用のカメラバッグにすっぽりです。

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ちなみにレンズフードは別売り・・。 

 

一本余計にカバンに入れておくにも、邪魔にならないサイズですね。

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このサイズで望遠で、EOS Mシリーズの綺麗な写真を撮れる、これがこのレンズのメリットです。

 

描写力も実用的

レンズの良し悪しを語れるほどの審美眼が無いので画質に関しては個人的な感想に過ぎないのですが、私の使い道では十分に綺麗!

キヤノンさんぽく等倍にしてもカリッカリに解像という感じではないですが、意図した表現に応えてくれるだけの描写力は十分持っていると感じました。

トリミング無しの下手な作例をドーゾ!

 

EOS M5で55mmで撮った写真を、フリーソフトで縮小したもの。

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同じく200mm。

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EOS M5の2400万画素と相まって、葉脈まで写っています。

 

こちらもM5+55mmで撮った写真を、DPPでデジタルレンズオプティマイザしてシャープネスをOFFにしたうえで縮小したもの。

中央のススキがもやっとしてますか。

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200mmにするとこんな感じ。ズーム感はいかがでしょうか。

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これはjpgのみでフリーソフトで圧縮。暗い場所で広角レンズで撮った緞帳ですが。。

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この緞帳を望遠レンズで切り取ると絵が写りこんでいます。

右上の木の部分。

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真ん中下の人物。

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通常の用途には十分な解像感とは言えないでしょうか。

 

子供撮りにも便利

望遠レンズは今のところスマホでは賄えない画角ということで、まさにカメラならではの使い方。特に子供が大きくなって習い事を始めると、遠いところから撮る機会が増えてきた気がします。

 

これは曇りの日にEOS M5で撮った写真。場所は小学校のグラウンド。

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 こちらは妻がEOS M10に着けて撮った写真。私の写真より安定している気が・・。

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望遠レンズで追いかけるようになると、やはりファインダーがあるとより楽しくなってきます。

 

機能も実用的

カメラとして、そして動画撮影に使う実用的な機能もしっかりしている印象です。値段を考えるとこの辺りはカメラメーカーの矜持を感じるところ。

概要はこちらの「搭載テクノロジー」にまとまっています。

 

私が使っていて気に入った点としては・・。

STMレンズということで、動画を撮るときにはフォーカス音がほとんどしません。外で撮った動画では全く気付かないほど。

もちろん望遠ということで、手ぶれ補正のISも付いています。常にONにしているので効きを実感することはないのですが、下手な私でも撮れているので恩恵を受けているのでしょう。

あと個人的に、写真を撮るのにフルタイムMFは絶対に欲しい機能なので、こういった点を外さないところはさすがです。

 

割り切ったな~と感じる点

EF-Mシリーズ全般に言えるのですが、実用性は高いものの切り捨てているところは無慈悲なまでにカットされています。

 

このレンズで感じたのは、やはり明るさ。

F4.5-6.3ということで、55mmのワイド端であっても4.5という暗さです。望遠にすると解放でも6.3なので、色々と工夫をしながら使わないといけないかもしれません。

ワイドと望遠端でF値が変わるためマニュアルで撮影していると明るさを都度調整しなくてはなりません。もちろん、値段や大きさを考えれば当たり前ですし、ISOだけでもオートにしておけばいいんですけどね。

 

あと、できればもう少し距離が欲しいところでした。

先の子供のサッカーの写真は小学校のグラウンドで練習中に撮ったもの。例えば試合の場合は更に遠くなるので、換算320mmでも物足りなく感じてしまうかもしれません。

 

ちなみにマウントがプラスチックであることは、私は全く意識しません。むしろ軽くなって好ましいと思います。

 

まとめ

私はAF追従をガンガン使うようなことが無いので、AFの速さなどはすみません、未検証となります。

ただ私の用途では実用性の高い、優れた望遠レンズであると感じました。しかもコスパも良い!

 

地味なEOS Mシリーズの中でも更に一番地味めのレンズですが、望遠レンズは楽しい。

写りもサイズも機能面でも、あると便利な一本です!

子供撮りとしても風景撮りとしても、ガンガンと持ち出していこうと思います。

 

 

ちなみににシルバーもあります。 

 

フードは別売り・・。 

 

 フィルター径は52mmですね。私はプロテクターは着けていませんが。

Kenko レンズフィルター MC プロテクター NEO 52mm レンズ保護用 725207
 

 

 

 

頑なすぎる2歳次女に簡単に言うことを聞かせる魔法の言葉、見つけました

2歳9カ月になる我が家の次女は、上の二人に比べて明らかに頑なです。

どれだけ言っても言うことを聞かないし、兄姉に向かっても譲らないどころか時には叩いて反撃するほど。

 

 

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たしか最初に覚えた言葉は、「イヤ」。

夜中に寝ぼけて泣くときも「嫌だ~~~!」とか絶叫しています。

 

そして結構早いうちに聞こえないフリも覚えました。

「うんちしたんでしょ?」

「・・・(そっぽを向いたまま)」

 

一時期は挑発的に舌を出したりしていました。

そして最終的には得意の絶叫で怒りを表現し、でかい声で泣き出すといつまでも止まりません。

 

「お菓子はご飯食べてからだよ」「・・・」

「お風呂入るよ」「イヤ」

「歯磨きするよ」「ベー」

「ワタチが遊んでたの!」「○○(次女)ちゃんの!」

「もう帰るよ」「・・・」

「もうごちそうさまでいいのね」「ギャー!!」

わけわからん・・。

 

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この頑なさ=言うこと聞かなさは赤ちゃんの頃から感じていたので、きっと生まれ持ったものなのでしょう。

広く受け入れてあげたいところですが、こちらだって人間。普通に感情的に怒って言うことを聞かせようとし、次女も更に頑なになるというイタチごっこになっていました。

 

ところが。

こんな次女に簡単にいうことを聞かせる、魔法の言葉を見つけたのです。

それは、「○○だよね~。」という言い回しにするというもの。

すると不思議なことに、次女も「○○ね~」と言って受け入れるようになるのです!!

 

例えば歯磨きの後にお菓子を食べたがったとき、これまでならばこんな会話になりました。

「食べたいの!」

「もう歯磨きしたでしょ、また明日食べよ」

「食べたいの!!食べたいの!!」

「だから歯磨きする前に聞いたでしょ!ダメです」

「ギャーー!!」

 

これが魔法の言葉でこう変わります。

「食べたいの!」

「歯磨きしたから、明日食べるのね~」

「そうね~明日食べるのね~」

で円満解決という。

 

「お菓子はご飯のあとね~」「オカチ、ごはんの、ね~」

「お風呂入るんだよね~」「おふろはいるね~」

「歯磨きしようね~」「はみがき、するね~」

「もうおねんねしようね~」「おねんね、するね~」

なにこれ。驚きの素直さ。しかも本人も前向きになってくれてWinWin感になります(笑)。

 

あまりに楽になるためついついこちらも夫婦2人掛かりで再三に渡って繰り返してしまい、いつ魔法が解けるか恐々としているのですが。

もし言葉が分かるお子さまがどうしても言うことを聞かない場合、「ね~」を試してみるのはいかがでしょうか。

 

魔法が解けたらそれはそれで残念ですが、それよりもまだ拙い言葉で「ね~」って返してくれるかわいらしい声がいつか聴けなくなるのがとても残念。

今のうちに動画で沢山撮っておこうと思います。

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人生初のポジフィルム体験。美しさに大満足しました!

以前から興味を持っていたポジフィルム撮影に、初めて挑戦してみました。

 

昨年の7月にフィルムカメラを購入する際、思い切ってEOS 1Vという身に余るカメラを選んだのですが、その理由も難しそうなポジフィルムを私のような初心者でも撮れるかもしれない、というものでした。

tarijiri.hatenablog.com

 

今回ネガフィルムを何本か使ってみた後、満を持してポジフィルムを1Vに装填してみたのですが・・結果大満足でした!

初めてのポジフィルムについて、体験したこと、用意した道具、現像の方法などなど書き残してみようと思います。

 

ポジフィルム撮影をしてみたかった理由

ポジ撮影をしたかった理由の最大のものは、子供の写真を残したいということでした。

もちろんいまだに毎日のようにデジカメで撮ってはいるしフィルムとしてもネガフィルムは使っています。

 

ですが、デジカメはもちろんネガフィルムも近所で現像するにはデータ化するにせよ印刷するにせよデジタル化された写真になってしまいます。一方ポジフィルムは現像したフィルムそのものを鑑賞することができます。日々成長を続ける子供たちのある瞬間の姿を手軽にアナログでも残したいな、という贅沢な気持ちからでした。

 

もちろん、ポジフィルムの画質を味わってみたいという気持ちもありました。

 

撮影に使った道具

フィルムはこれを選びました。 

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ベルビアって言葉使ってみたかった(笑)。

 

現在国内で購入しやすい、フジフィルムさんのラインナップはこちら。

リバーサルフィルム | 富士フイルム

ベルビアは高彩な写真となるようですね。

ネガフィルムと変わるところはなく、普通に使うことができました。

 

カメラはもちろん、EOS 1V。

フィルムの装填や撮影などはネガフィルムと全く同じでした。ただ露出が難しいということで、カメラ任せのPモードでの撮影がほとんどであったと思います。

また明るい場所、つまり天気の良い日に限って撮影するようには意識しました。

 

現像

使い終わったフィルムは、お店に持って行って現像してもらうことになります。これもネガと同じ。ネガの場合、私は現像と共にjpgファイルにデータ化してCD-Rで受け取るサービスを利用しているのですが、今回は現像のみ。

 

店頭で「リバーサルですね」と確認を受けました。ポジフィルムのことをリバーサルフィルムとも言うんですね。

そして「マウントですか?スリーブですか?」とも確認を受けました。ポジフィルムは一枚一枚を切ってこんな感じのマウントに入れてもらうサービスもあるのです。

 

今回はマウントしてもらわず、そのままスリーブでお願いしました。

 

現像は今回、カメラのキタムラさんにお願いしました。

リバーサル現像|デジカメプリント、写真現像はカメラのキタムラへ

 

「時間がかかります」とは言われていたのですが、実際に2週間ちょっとかかりました。料金は880円。ありがとうございました。

 

初見の印象

現像してもらったフィルムを受け取って初めて窓の光に透かしてみたところ・・美しい写真にいきなり衝撃を受けました。見慣れた子供たちの写真が、デジタルともネガフィルムとも違う鮮やかさで写っていたのです。

正直、私は感動すら覚えました。それぐらい綺麗に見えたのです。

 

これは早く帰って、アレで見たい!そんな気持ちがふつふつと沸いてきたのでした。

・・ただ夕食の材料を買って作る役割も担っていたので、そのお買い物が先でしたが。

 

鑑賞用に用意した道具

現像を待っている間に、鑑賞用の道具を用意しました。

ポジフィルムと言えばあれですよね。明るい台に置いて虫眼鏡みないなやつでのぞき込むやつ。

 

それぞれ名前すら知らなかったのですが、しっかり調べて手ごろなサイズのものを購入しました。

 

ライトボックスはこちら。

単4電池3本で使えるので、携帯にも便利そうです。私は持ち出すことはないですが。

 

そしてルーペはこちら。 

ピーク PEAK ルーペ No.2018

ピーク PEAK ルーペ No.2018

 

 拡大して観るものなんですね。こちらは八倍だそうです。

 

一応保存用と、これまでのフィルムも合わせた整理も兼ねてこちらも購入。 

HAKUBA フォトシステムファイル SF-4 35mm用アルバム ホワイト 514209

HAKUBA フォトシステムファイル SF-4 35mm用アルバム ホワイト 514209

 

でも、ポジフィルムもここに入れちゃって大丈夫なのかな・・。

 

感想

いざいざいざセッティングして見てみると・・・やはり美しい!

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鮮やかでキリッとした写真が、ルーペによって大きく美しく見えます。

このルーペは8倍ということでそれ以上も以下も試したことは無いのですが、十分しっかりはっきり見えました。ピントも合います。

 

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雑に撮っただけなので恐縮ですが。。

 

もちろん子供たちも大興奮!

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私も子供も、人生初のライトボックスによるポジフィルム鑑賞体験となりました。

 

まとめ

きれいきれいとは聞いていましたが、本当に美しいものでした、ポジフィルムは。

今まで見たことのない家族写真が沢山残せて(30枚近くが家族を撮ったもの)、本当に大満足です。

アナログ感は・・よくわかりませんでしたが(笑)。

 

ポジフィルムでの撮影は難しいと言われていますが、自動露出ができるカメラであったので、私はなにも意識せずに露出による失敗の無い写真が撮れました(手振れはありやしたが・・)。

これならばバカチョン的なカメラでも十分撮れるんじゃないかな、という感じです。

 

デジタル写真にはデジタル写真の、ネガにはネガの、それぞれ良さや味わいがあります。ポジフィルムの写真もそのどれとも異なる魅力のあるものでした。

まだ一本しか使っていないのですが、今後もネガと並行して撮影していきたいと思います。

 

ライトボックスやルーペはあるとより楽しめますが、明るいん窓に透かしてもその美しさは十分感じられますよ。

写真が好きでポジ経験のない方、試しに一本いかがでしょうか!

 

 

 

捨てることで蓄積できるもの

少しでも惹かれるような写真が撮りたいと毎日通勤時にカメラを持ち出していますが、これがなかなか上達しません。しかも近頃、上級者の写真を多く観て少しは目が肥えてきたのか、自分の写真が色あせて見えるようになりました。

 

さてどうしたものかと考えていたところ、少なくとも自分の中では確実に積み重ねを実感できている方法があったのでご紹介します。

 

その方法は簡単!「写真を捨てること」。

写真をPCに取り込み、私の場合はキヤノンさんのDPPというソフトで確認するのですが、その時にイマイチな写真をガンガンと捨てることにしたのです。

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・・って当たり前のことかもしれないのですが・・。

私はこれまで撮った写真から気に入ったものをピックしてこちらのブログにアップする、という運用でした。それを転換して気に入ったものだけを残してそれ以外は削除するように変えたのですが。

これによって気づきが沢山生まれるようになったのです!

 

何が変わったかというと、まず、明らかにダメな写真もしっかりと見て削除するようになりました。

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こういう箸にも棒にもかからないような写真(苦笑)。

 

これまでであれば見向きもしなかった写真でしたが、一枚一枚認識して削除するようになりました。これによって「こういう写真って駄目なんだな」という蓄積ができてきた気がします。

削除するってそれなりに心には抵抗があるので、本気度が増すんですね。

 

自分の中で消すかどうか迷う写真は、更にじっくりと確認します。大抵そういう場合は消す方向になるのですが、このときに消すと判断する理由に気付くようになったんですね。

 

例えばこちらの写真。

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つまらない写真なのはアレとして、この写真って(ブログ用に圧縮しているので分かり辛いかもしれませんが)拡大するとピントの位置が左奥の花びらと、茎(?)のような部分に来ているのです。こういう場合は花の全体にピントを合わせる方が、落ち着いた写真になる気がします。

また色の配置がつまらないなと。撮影時に気を付けた通り一応白い花びらは諧調が残っていると思うのですが、緑の中の白一点って単純に撮ると退屈な写真に感じます。そこにしか意識が無かったということですね。

 

このような点に気付いて削除する経緯の中で「どこが良くないのか」「こんな時はどうすべきか」というパターンの蓄積が少しずつできてきて来た気がするのです。

 

また、同じ場所で複数撮った場合は「比較」ができます。

例えば同じ場所で撮った二枚の写真。

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左端に注目いただきたいのですが、桜の花が始まる位置によって写真の印象が違います。

一枚目は高い位置、二枚目は低い位置からピンクが始まっています。

これによって桜がより豊かに見えます。

2枚目は見上げるように撮ることを意識して中央部分の桜にしか意識が無かったのですが、比較することによって写真の端の入れ方で印象が変わるんだという気づきを得て、今後並木を撮るときの引き出しの一つになってくれるような気がします。

 

また、二枚目と比べると一枚目は奥にまで桜が続くように見えます。これを強調したい場合はもっとカメラを高く持って、その部分が伝わるようにすれば良いかもしれません。

そして撮影時には気づかなかった2枚目の左下の工事中の柵・・。次からはここにも気を付けないといけないですね。

因みにこの二枚は、のちに見返して気付けるように両方残しました。

 

比較をするということは、ここに挙げた以外でも本当に些細な事、例えば垂直や水平って大切だとか光の位置や構図のちょっとしたズレ、色味などの差に気付くきっかけになってくれます。

 

このように写真を捨てることを始めたことで、

・ダメな写真はどこがダメなのか、どうすればよかったのか

・比較することで2枚の差による印象の違いとそれをもたらした要因

について気付けることが増えました。これがじわじわと撮影の際にフィードバックされて、意識できることが増えてきている気がします。蓄積を実感できている理由です。

 

今は大半の写真を捨てているような状態ですが、今後残して良いという写真が増えていくことを目指せば、自分の技術も増えて行ってくれるのではないかと期待しています。

そしてそれに伴って、もっと自分の目を厳しくしていきたいと思います。

 

最後に、例外として家族の写真と街並みを撮ったような写真は失敗でも削除せずに残します。

これは今を捉えつつ、いつか懐かしむものになってくれる宝物ですので。