他力と自力と

育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

優しい息子

4歳5カ月の息子との会話が楽しくなってきました。

これまで、長男に限らず子供たちは親の言ったことに対し、素直に従うか「イヤだ!」と反抗するか泣いて訳が分からなくなるかと、対応はシンプルでした。ですが近頃は親と意見が違う場合には「今はそれをする時間じゃないよね」などといったかわしの言葉を返したり、言葉トーンを変えることでNoのニュアンスを和らげたりなど、上手なコミュニケーション技術を使い始めたのです。ご飯を食べれないときには、「ちょーっとお腹いっぱいになってきたな~」などと誰に直接話す感じではなく伝えてくるとか(笑)。大したものです。

子供が上手な会話をするのは背伸びしているような面白さがあるのですが、このごろは親を真似たような生意気なセリフも堂に入ってきたというか、自分のモノにしかけていて、その成長具合が面白いんですよね。

そして、成長と共にちょっとずつ父との距離が離れ始めています。もちろんまだまだですが、お父さんより自分のやりたいことを優先するようになりました。ちょっと悲しいですが、受け入れないといけないんですよね。

 

とはいえまだまだ子供。

何かをしたい時に、親の都合も考えずに「ねぇねぇXXやってよ~」と一方的に言ってきては「いまお父さん○○やってるでしょ!待ってなさい!」と怒られたり、調子に乗りすぎると痛い思いをするまでやって最後に泣きを見たり泣、いまだに夜はおむつだったり、うんちも自分ではおしり拭けなかったりなどなど。仮面ライダーオーズのベルトは起きているうちの半分は身につけて、なんとかという敵と戦い続けています。

魔の2歳児全盛期を迎えた長女には手を焼くこともしばしば。どちらかというと兄として多く叱られてしまうので(私はできるだけ長女も叱るようにしていますが)、「もう長女ちゃん嫌い!あっちいけ!」など感情的な言葉も普通に出てきています。

 

そんな長男ですが、本質的には優しい男の子だと思います。これは妻とも同意見でして、とても家族を大事にしてくれているんですよね。

先日も妻が外出中、あまりにも言うことを聞かない長女を、私がちょっと感情的に叱りつけてしまったことがありました。長女は「とーたんにおこらいた~」と泣きながら「にいにい~」と兄のところに行ったのですが、しばらく長男が何かしら言い聞かせていて、長女を私のところに連れて来たかと思うと、落ち着いた声で「お父さん」「なに?」「長女ちゃん抱っこしてあげて」と言ってきたのです。私はその想いに答えるために、直ぐに「うん、分かった」と受け入れ、抱っこした後は「お兄ちゃん優しいね」と褒めました。

怒っている父は子供から見ると怖かったと思うのですが、妹のために前面に立ってくれた長男は、わが子ながら大したものだと思いました。多分自分なら逃げていたと思います(笑)。

妻が里帰り中に親とけんかした時に、泣いている母に「おかあさん、お部屋に戻ろう?」と気遣ってくれたこともあったそうです。

 

子供に教えられるってよく言いますが、本当に息子の具体的な行動でこちらが学ばされることが増えてきました。まだまだカワイイ子供ですが、一人の男として相対する日が、いずれ来ることを覚悟しておかなくては。

私も、もうちょっと大きくなった息子から見てもちゃんとした大人と見えるように、日々ちゃんと過ごしていきたいと思います。