他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

EOS Kiss のコンセプトが変わった!?という駄文

キヤノンさんより人気一眼レフシリーズの新製品、EOS Kiss X9iが来月4月に発売されます。

 

 

 

私はいまだにEOS Kiss Digital Nというカメラを現役で使っているぐらいなので、Kissシリーズに新しい製品が出るのはとても嬉しいし楽しみなのです。

 

で、夜中に子供にけっぽられて目が覚めたので、ついでにYoutubeで公式動画を見て驚いたのですが・・

www.youtube.com

これ、Kissシリーズのコンセプト変わっていないですか!?

 

これまで、Kissシリーズと言えばパパママ向けの「お子様撮り」カメラというコンセプトを全面に打ち出していたはずなのですが、この動画では若い女性が街撮りを楽しんでいる様子を描いています。

Kissという名前は引き継いだまま、コンセプトがパパママ用→若い女性向けと変わっているように感じませんか?

 

こ、これは・・私が愛用しているEOS M10の市場を食いに来たか!? 

 

・・とおもってオフィシャルサイトを確認すると、基本的にKissシリーズのコンセプトは変わらず、その中にX9iも組み込まれていますね。

cweb.canon.jp

 

ただ、この中のX9iの特別サイトではパパママ色はグッと減り、カメラとしての性能の高さを伝えています。

cweb.canon.jp

 

そこで海外のサイトを調べてみると・・実はCanon USAではKissではなく、EOS Rebel T7iという名称で、特にパパママ向けとしてではなく普通の一眼レフカメラとして売られていました。 

www.usa.canon.com

 

そしてCanon USAの公式をYoutubeで探してみると・・

www.youtube.com

カメラの名称だけが違う同じ動画でした。。

 

予算的なあれでしたか。Kissシリーズとはいえ日本独自の動画作成は今回は無いんでしょうかね。それともこれから出てくるのでしょうか。

とんだぬか驚きでした。

 

一人で夜中にこんなどうでもいい調べ物をしてしまったのでとりあえずブログで共有させていただき、さらなる蛇足として折角なので今回のX9iについて、世界的にはコンセプトの似ているM10ユーザの視点から思うところを書き残してみます。

 

一言、X9iって数段上のカメラ!という感じ。

M10からすると本職のライブビューすらDPCMOS AF(デュアルピクセルシーモスエーエーフ)を搭載したX9iの方が使いやすいと思います。私は1DX2でDPCMOS AFを使っていますが、AFが合うのも速いし顔認識なども速くて正確です。

それ以外に2400万画素はEOS M3で精細であることを確認しましたし、動画も60pだったり比較できるところはX9iの方が2世代ぐらい上位。

そのうえ一眼レフ機としてのメリットも享受できますもんね。

 

M10の方が優れているのは価格とサイズ感と、人によってはほぼタッチパネルだけで完結できる操作性でしょうか。あ、あとカラバリもかな。

ただ、これらは圧倒的利点。M10の良さも再確認できました。

 

エントリーモデルが充実するのはそのジャンルに入りやすい門戸を開くということ。EOS Mシリーズと共に今回のX9iも選択肢を増やしてくれることでしょう。

写真撮影という楽しい市場に、多くの人が触れてくれることを期待しつつ、この駄文を終わります。

 

失礼しました~。

ペルソナ5というゲームは、素晴らしい作品でした(ネタバレ無し)

毎日小1の長男にせっつかれて続けてきた、ペルソナ5というゲームをクリアしました。

 

ペルソナ5 - PS4

ペルソナ5 - PS4

 

 

当初から感じていたもののクリアして振り返って確信しました。

このゲームは本当に素晴らしい作品!私は感銘すら受けてしまいました。

 

このゲームに私は何故感銘を受けたのか。

それは、ゲームの面白さは当然ながら、さらにメーカーとしての良心と志を感じたためです。

ペルソナ5というゲームは、「ユーザのため」という意図を体現するために、そしてゲームの素晴らしさをもう一度世に提示するために、手間暇をかけたまっとうな物作りをしたように、私には感じられました。

本エントリでは作成されたアトラスさんとスタッフの皆様への感謝と共に、どんな点に感銘を受けたのかを書かせていただければと思います。 

あくまで、ゲームについても世の中についても詳しくない1ユーザーの勝手な妄想なのてで、その点ご了承を。

  

ありえないぐらいのボリューム!

私はストーリー重視でせっかち気味に取り組むのでたいていあっという間に終わってしまうのですが、そんなプレースタイルでも90時間以上(!)クリアまでにかかりました。

しかもプレー時間を確保するための無駄なお使い要素もなしですし、押し付けられるようなやりこみ要素も無し。移動は一度行ったところはショートカットできます。

本当にストーリーだけでこれだけのボリュームなのです。

ボリュームが多いということは、声優さんの録音も大量になったと思いますが、最後まで不自然を感じない出来で、ゲームの良さを彩ってくれました。

 

ストーリーの面白さ

で、このストーリーも無駄に長いわけではなく、本当に面白い!

独自の世界観に魅力的なキャラクターたち。時間軸を前後したりサスペンス要素もあったり、さらに激しさとじっくりさが交互に来るなど本当に飽きさせない質の高さ。

私は早く続きが知りたくて夢中でゲームをしていたらこれだけの時間が経っていた、つまり時間の長さを感じないほどストーリーにのめり込んでいました。

更に言うと、私はペルソナシリーズは初めてでしたが、全く困ることはありませんでした。オリジナルのストーリーであるということだと思います。 

 

冒頭で子供にせっつかれて、なんて書いていますし自宅でもそんな体ですが、実は自分が一番楽しんでやっていました(笑)

 

ユーザビリティの高さ

いまやりたいこと、今知りたいこと。

それに常にその場所からアクセスできるような操作感があります。

例えば新しいスキルを覚えたのに、キャパがオーバーしてどれか一つスキルを消さなきゃいけない場合、どれがどんなスキルか知りたいと思うのですが、そういったところで直ぐに確認できます。そんな操作性の良さがゲーム全体で統一されているのです。

 

ユーザにとって便利な方法をユーザ以上に考えて盛り込んでいるかのようです。

ユーザビリティを重視すると手間がかかって大変になると思うのですが、それをあえてしっかりと実装し作りこんでいるところがすごいと思いました。

 

デザイン

ルックがかっこいいし、演出もクール。そして音楽も最高。

ゲームの内容だけではなく、ガワにも気を配って非常に質の高い物になっていて、私は毎日ゲームの世界に入るのが楽しみでした。

 

まっとうなメッセージ

このゲームの終盤、あるメッセージが提示されます。

それが非常にまっとう!でも、この生きることへの肯定のようなまっとう過ぎるほどのメッセージに、ストーリーをずっと追ってきた私は、ちょっと涙が出そうなぐらい感動してしまったのです。

こんなメッセージを堂々と掲げられること、これもまた素晴らしいと思いました。

 

まとめ

今どきゲームで儲けるって、たぶんアプリとしてスマホで遊ぶようなスタイルが最も効率的なんだと思うのです。

ですがこのソフトには、時間をかけて手間暇かけて考えて、質の高い、ユーザビリティの高い、そして何より面白いゲームを作りこんで、お客さんの喜びや満足感の対価にお金を得るというか、そんな姿勢が垣間見えたように感じました。

大人になると人件費とかいろいろ見えてくるもので、会社としてそれをするのは非常にリスクが高かったのではないかと推測してしまいました。

でも、やりきってくれたのです。

 

さらに、ゲームというものの価値やユーザを取り巻く環境が変わる中で、もう一度「ゲームってこんなすげーんだぞ!」というエンターテインメントとしてのクソ意地も見せつけてくれたように感じます。

さらにさらに。42歳の日本人として、初期ファミコンからゲームに触れてきた私としては、今どきの海外のゲームとは一線を画した、日本ゲーでこのクオリティを実現してくれたこと、これにとても誇らしさを感じさせてもらいました。

 

良心と志の高さを感じる、本当に素晴らしい作品であったと思います。

 

で、クリア後どうしているかというと・・なんと二周目に突入(笑)。

ボリュームがありすぎたのでまた新鮮味も感じるし、「今回こそはこれをやりたい」なんて目標も持てる作りになっているし、本当に飽きずに楽しめています。

 

作品として完成させてこれだけの楽しさと喜びを伝えてくれたアトラスさんとスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 

PS3版も出ていますね。 

ペルソナ5 - PS3

ペルソナ5 - PS3

 

 

子供と二人きりの贅沢な時間

我が家では平日は21時、休前日は21時半に、家族全員で寝室で寝ています。

 

ただ私の場合、まだコップにお酒が残ってしまっている時など、寝室の隣のリビングを間接照明にして、ゆっくり飲みながら一人の時間を過ごすことがたまにあります。

最近、そこに寝付けない子供が一人で起きてくることがあるのです。寝つきの悪い長女が多いかな。

 

こんな時、愛機EOS M10が役に立ちます!

最近このカメラの180度チルト液晶を使って、子供と二人きりで会話しているのを写真に残したり、おしゃべりを動画に撮ったりしているのです。

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子供の横に私も座り、一緒に写ります。

子供の方も、二人の時間を大事にしていると感じてくれているようで、喜んでくれている様子。

 

忙しかった一日の仕事も家事もすべて終えてあとは寝るだけの落ち着いた気持ちで、柔らかい光の中で子供と二人だけで話をする。私にとっては本当に贅沢な時間に感じます。

 

こういう時の動画を見返すと、子供のかわいらしさはもとより、贅沢すぎる時間を思い出し切なさすら感じちゃうほど。つっても子供の拙くたわいのない話に酔っぱらったおっさんが笑顔で相槌打っているだけの酷い内容なんですけどね(笑)。なんか良いんです。

いつか子供の幼さと、親の若さを懐かしむ動画になってくれることでしょう。

 

我が家の子供は3人、二人しかいない親を取り合うアピール合戦に日々暇のない状況。子供ひとりひとりとゆっくりと時間を過ごしてあげられていないと感じてます。なので折角のこんな時間は牛乳をあげて乾杯して、十分話を聞いてあげるようにしています。

飲み終わったら二人で順番にトイレに行って一緒にお布団に入るのもまた嬉し。

 

こういう特別な時間を、日常の中でもっと増やしてあげたいですね。

よし、お酒沢山買ってこなきゃ!

 

まだ役に立つのかお前は!

 

もちろんM10に着けっぱなしの広角レンズ。M10でタッチシャッターできるほど近くに置いても、二人が余裕で画面に収まります。

 

カメラもレンズも暗いところは弱いですが、ノイズ感もまた雰囲気を出してくれて切なくなるんですよねぇ。

家族が初めてのインフルエンザに罹りました~その3~

我が家では、過去に誰一人インフルエンザに罹ったことがありませんでした。私も妻も経験がありませんし、もちろん子供たちもそうでした。

 

もともとインフルに強いうえ長男が産まれてからは毎年全員で予防接種をしているので、きっとインフルとは縁のない人生を送れると思っていました。

2017年2月を迎えるまでは・・。

「我が家はインフルに強い」は幻想でした。

 

結構大変だったので、忘備録として今回の出来事を書き残してみます。

今回は最終回。

 

木曜日

正直、次女もウィルスにまみれているとは思います。

でも、これまでの家族のように発症はしないでくれるかもしれない。そんな淡い期待も持っていました。

ただ一方、昨日の内から少々熱っぽくなってきて鼻も詰まっていたので時間の問題だろうと。そういう覚悟もありました。

 

案の定、妻から職場の私に届いたLINEには「インフルA型でした」との文字。

発熱は昨日からだったので、月曜日まで保育園を休まなければいけません。妻は今週休んでいるので月曜日の出社は必須。私が休むことになります。

ただ、症状によっては明日も休んだ方が良いかも。ということで、職場には前もって連絡していました。

 

帰宅するとさすがに辛そうな次女。

特に彼女は鼻水が出るので、それをこすった手で潤んだ目を触ってしまうことで、目もおかしくなっているようでした。

 

次女のパターン

次女はとにかく鼻水がでます。これはこれまで体調を崩した時の傾向と一致しています。

時々くしゃみによって大量の鼻水を垂らしながら、ちゃんと親が拭くまで止まって待っていられるようになりました(笑)。

大量っぷりをお見せしたいですが・・グロゆえ自粛。

 

土曜日は保育園の発表会でした。

長女はギリギリ参加が可能。ずっと練習ができなかったのでぶっつけ本番になります。

次女は残念ながら・・参加できません。かわいそうに私と家でお留守番。

妻と長男が見に行き、動画を撮ってきてもらうことにしました。因みに私と違って、本番には強いかも!

 

土曜日になると元気を取り戻して外に出たがるので、それをなだめるのが大変でした。

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特別にお菓子はどんだけ食べても良いことに。

 

振り返って

我が家で初めてのインフルエンザ。結局私以外の全員に感染しました。

ノウハウが全く無かったので、対応が後手に回ったことは否めません。

 

妻と話したのは、最初の一人目は熱が出ないとわからないかもしれないけど、次回以降は極力隔離政策で行こうと。一人でも感染者を減らす試みです。

また、長男が小学校に上がった途端に初めての感染だったので、保育園に比べて慎重に情報を集めようと思います。

 

学んだことも色々とありました。

タミフルはこの頃のお薬のように甘くないため、食べさせ方に工夫が必要。

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アイスとかミルクプリンとかプッチンプリンとか試しましたが、一番ヒットしたのはメイトーさんのなめらかプリン!プリンの味が勝つように比率を多めにして、美味しく食べさせると子供たち、特に次女は喜んで食べてくれました。

 

インフルの症状は、子供たちそれぞれで違いました。

普段風邪をひいた時と同じ、長男は吐き気、長女は熱と咳、次女は鼻水という特徴が出ました。

 

以下箇条書き

・熱は二日ほどで収まる

・元気になった後も家から出せないのが辛いので、DVDなど借りておく

・私の会社は有給復活が4月なので、2月までは十分残しておかないと不安

・親は極力移らないように、子供たちも離すことで被害を減らす

 

今回初めてのインフルで経験したこと、学んだことを書き残しました。

もう我が家はインフルに強いなんてうぬぼれません。

ただ、私は今回の危機も乗り越えました。うん、安心してはいけないけど・・自分が発症しないコツは簡単、気合い!です(^^)

 

でも、来年はこのエントリを見返すことが無いといいな・・。

色々と思い出したら、ここに追記していきます。

 

皆さんも体調には、ぜひお気をつけて。