他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

E0S Rのサッカー撮影時の設定と、いまいちに感じている点まとめました

こんにちわ。

 

少し前のエントリで、EOS Rは本当に素晴らしいけども、唯一子供のサッカーには使いづらいということを書かせていただきました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

ずっとサッカーでは使っていなかったのですが、先日長男のトレーニングマッチ(練習試合)があったので、このブログのためだけに改めてEOS Rを使ってみたんです(笑)。

で、どう感じたかを具体的に書き残せればと思います。

 

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設定 

サッカーを撮るときの設定は、以下のようにしています。

 

基本的な設定としては・・

・AF方式は、中央一点AF

・もちろんServoAF+HI連写

フリッカーレスはOFF

・記録形式はC-RAW+L

 

それ以外ですと・・ 

背面のタッチ操作は「しない」。

私は左目でファインダーを覗くので、鼻が背面について勝手にAFの位置がずれてしまうのです。

 

撮影画像の確認時間、つまりプレビュー表示は「切」 。

EOS Rは撮影後のプレビュー表示が遅く、体感で1秒近くかかります。なので、連写で一連のプレーを撮影したあと、次のプレーを見ている間に前の連写の写真が急に視界を防ぐんです。

 

被写体追従特性は一つマイナス。

これによって狙っている選手からAFポイントが外れても、少し粘ってくれます。下手なのに小さな一点AFを使っているため、ちょこちょこと外れてしまうんです。

 

親指AFボタンにワンショット⇄サーボAF割り当て。

試合中はサーボAFで動いている選手を追従するのですが、セットプレーの時にはボールの位置に置きピンして撮りたい。ので、簡単に切り替えられるように割り当てています。

 

サッカーを撮っていていまいちなところ

では、お気に入りのEOS Rですがどうしてもサッカー撮影で使いづらい点を挙げてみます。

 

レスポンスが悪い

これは普段使いでは全く気にならないのですが、いざサッカーのように瞬間を狙った撮影をしようとすると、どうしてもレスポンスが悪く感じます。

例えば、「あ、チャンスになりそう」とカメラを構えてファインダーを見ると、画像が背面液晶からEVFになるまでにワンテンポ遅れてしまい、タイムラグを感じるのです。

※これは、メニューの「表示先設定」でEVFだけ表示にすれば回避はできます

 

また、例えばプレーを予測して「この瞬間」と狙って撮ろうとしても、シャッターボタンのキレがいまいちで、どうしてもヌルッと遅れてしまう感じがあります。

 

連写

AF追従では秒5コマ程度らしいのですが、流石に少ないと感じます。

そして連写すると「シャッターを切っている」という感覚よりも、「ボタンを押している間、連続でシャッターが降りる仕組みになっている」ような感じで、ボタンを押下した動作とカメラの撮影がバチっと連結していないように感じられてしまうのです。

 

レリーズが心許ない

AFポイントで狙って追いかけながらシャッターを切るタイミングを測っている時、サーボAFをするため半押しするのですが、そのボタンのレリーズがふにゃふにゃに感じられてとても心許ないです。

そのうえで、「この瞬間から撮るぞ!」と思っても押し込んでシャッターが切れるまでに時間がかかって、結果タイミングがずれてしまう感覚になります。

 

失敗写真が多い

結果的に、1DX2で撮った時に比べて明らかに失敗写真が多くなります。

例えばピントがどこにもあっていないような写真や、対戦相手の選手にピントが合っているような写真が3〜4枚ごとにある感じ。1DX2では1試合で2〜3枚程度なんですよね。

もちろん私の技術不足なのですが、カメラが違うと結果が違うことを知っているので、もう少しEOS Rにも助けてもらいたいところなのです。

 

読み込み速度が遅い

連写を何度も繰り返すと、バッファが詰まります。

ただ秒5コマしかないうえに、私の場合サッカーってずーっと連写することはないので、詰まって次の撮影ができなくなることはあまりありません。今回もそれは無かったです。

でも、連写の後読み込んでいる間はプレビュー表示ができないんですね。前述の通りプレビューは切っているので、ボタンで確認したい時もちょっと待ち時間が必要になります。

これは使っているSDカードが90MB/sの話なので、もっと早いものを使えば改良されるかもしれません。

 

競技によっては十分撮れるはず!

以上が、小学生のサッカーを撮っていて使いづらいと感じるところです。

ですが、サッカーは特に動きが読めない難しいスポーツの一つ。競技によっては動きものでも素晴らしい写真が撮れると思います。

 

AFは実は意外と食いつきがいいんですよ。

なので、例えば運動会の徒競走のようにコースが大きく変わらないスポーツとか、騎馬戦のように急に方向が変わらないような競技の場合は全然対応できると思います。

 

以上です。

今回は、EOS Rでのサッカー撮影の設定といまいちに感じている点をまとめてみました。

ただ、あくまで一瞬を狙うような撮影の場合に気付くこと。普段使いでは全く不満はありません。

さらに比較しているのが1DX2なので(笑)、あまりにも極端な比較です。

 

失敗写真も多いですが、成功写真も普通にあるので十分使えます。

そんなもんとして参考になるところがあれば幸いです〜。

 

賛否あるカメラですが、私的には画質も良いし普段使いには 完璧に近いんですよ!

 

 

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

  • 発売日: 2010/11/19
  • メディア: エレクトロニクス
 

実はキレキレの望遠Lレンズ。

ここに乗せている2枚の写真は、EOS Rとこのレンズの組み合わせです。

個人的には結構お勧め。

 

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ちなみに、この写真のように地面で水平取れていないことがばれますので、そういった点こそ注意です(笑)