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他力と自力と

育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

2014 J2 第41節 磐田 0 - 2 山形

サッカー・山形

J2も残り2試合となり、自動昇格の2チームの枠も埋まりましたが、熾烈なプレーオフ争いは続いています。J2のプレーオフは3位~6位となった4チームがリーグ戦後に一発勝負のトーナメントを行い、優勝したらJ1に昇格するというものです。そして私が応援しているモンテディオ山形もその渦中で戦っています。

我らがモンテディオ山形は終盤に来てようやく調子を上げ、前節初めてプレーオフ圏内である6位になりました。

 

この日の結果によって山形と順位が入れ替わる可能性のあるチームは千葉さんと大分さんでした(以下敬称略)。

5位 ジェフ千葉    勝ち点 62 得失点差+9

6位 モンテディオ山形 勝ち点61 得失点差+12

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7位 大分トリニータ  勝ち点60 得失点差-3

 

試合開始時間は大分が13時、山形が14時、千葉が16時。つまり、山形はハーフタイム辺りで大分の結果を知り、大分と山形の結果を受けて千葉の試合が行われます。なお大分さんが負けて山形が勝てば、その時点で6位は確定となりプレーオフ進出が決まります。逆に山形が負けて大分が勝てば最終節の自力プレーオフ進出は無くなります。

 

この日千葉大分の対戦相手が下位チームであるのに対し、山形は3位の磐田とアウェイで戦うという厳しいものでした。磐田は2位までの自動昇格を逃し、監督もレジェント名波さんに代わってから負けていないものの引き分けが続いてなかなか勝てていない状況。しかしこの日、引き分け以上であればプレーオフ進出が決まります。磐田は前線から守備までワールドカップに出たような代表選手をそろえ、個人で突破できる攻撃的な選手も何枚もそろったレベルの高いチーム。ホーム最終戦となるこの日、サポーターの前でプレーオフ進出を決めたいという厳しい対戦相手であることが予想されました。

 

試合開始前、山形にアクシデントが発生します。DFのイ・ジュヨン選手が試合直前のアップ時の怪我で出場ができなくなり、急きょベテランの石川選手が先発に入りました。

 

試合開始直後、やはり勢いのある磐田に押し込まれましたが、山形は粘り強く守りやがて特徴である前線からのプレスが機能し始めます。名波監督が試合後に「雑なプレー」とおっしゃっていましたが、磐田の選手はプレスをかいくぐれず、ミスが多かった気がします。

山形が押し込んだ展開の中前半42分、待望の先制点を取りました。中盤やや左目でボールキープした川西選手は一人相手を交わした後、右サイドに大きなサイドチェンジのパス、完ぺきなトラップでフリーで受けた山田選手が、ほぼワンステップでクロス、フリーのディエゴ選手のニアのヘッドと、完ぺきなゴール!押し込みつつ中々点が取れない苦しい試合があったので心配でしたが、良い時間帯に先制出来ました。

 

ハーフタイム、大分が勝利したことが分かりました。流石ですね!状況から言っても山形も勝たなければなりません。

 

後半、怒涛の攻めを展開してきたのは追いつめられた磐田です。選手交代も早く、山形はファールや押し込まれるプレーが増えて、磐田得意のセットプレーの機会が増えてきました。

その時は胃が痛くなるような展開でしたが、冷静になって見返してみると山形はその勢いにも対抗していました。局面局面の一対一はやはり磐田の選手が勝っていましたが、山形は2枚目3枚目としつこく守備に群がり、突破を許すことはあまりありませんでした。セットプレーもトレーニングで準備をしていたということで、フリーで合わせられてしまうことはあったものの凌ぎます。何より、ピンチの局面では守備の選手が文字通り身体を投げ出して数多いピンチを防いでくれました。

ずっと押し込まれた後半、ようやくボールを持って相手陣内に行けるようになったかなといった40分、追加点が産まれます。左サイドでボールを受けたキム選手がゴール前のディエゴ選手にクロスを上げます。その前でDFにボールを触られますが、ボールは後ろにそれる形となり、そこに走りこんだ途中交代の伊東選手がまさかのヘッド!押し込んでくれました。苦しい時間帯が続きましたが守り切り、追加点を挙げたのです。

そしてアウェイで貴重な勝ち点3を上げることができました!

 

この試合、大きなポイントとしてDFのイ選手が怪我で急きょ先発した石川選手の存在があったと思います。今シーズンはレギュラーとして定着していたものの終盤に怪我で離脱、ようやくまたベンチに戻ってきて2試合目の先発でした。

チームは一週間かけて対磐田戦の準備をしてきたわけで、先発も決まっていたのではないかと思います。しかもイ選手は3バックの右であるのに対し、左利きの石川選手は左のポジション。この試合はどのように準備をしてきたのかはわかりませんが、もしかしたら當間選手が急きょ右に移ったのかもしれません。

本人はもちろん、周囲の選手が混乱してもおかしくない状況で失点を0に抑えてくれました。これは石川選手という経験のあるベテランだからなし得たことかもしれません。控え予定だったもののチームが準備してきたことの文脈を把握していて、いきなり前面に立った時にも成果を出してくれました。

 

私が嬉しかったのは勝ったことも勿論ですが、選手全員が気迫とハードワークで上回ってくれたこと。選手達が戦っている姿が本当に誇らしくおもえたのです。チームが強くなったと感じました。


大分が勝ち、山形が勝ち。千葉には相当のプレッシャーがかかったと思います。ですが先制された試合を後半で逆転勝ち。こちらも強い!勢いを持って最終節を迎えることになりそうです。

 

サッカークラブを応援していると数年に一度訪れるこの楽しい終盤戦。私は4年ぶりでしょうか、順位表や勝ち点を見てはニヤニヤしています。選手やチームに感謝。

とにかく悔いの残らない戦いを期待します!