他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

夫婦というコンビの手練(てれん)

※今回は嘔吐の話なので、苦手な方はご注意ください!

 

先日、夏のような暑さの中小2の長男のサッカーに付き添っていたところ、妻からLINEが。

「次女ちゃん、38.6度の熱」とのこと。

帰宅すると、いつもはおしゃべりが止まらずうるさ過ぎる2歳10カ月の次女がぐったり・・。話すこともできないのです。

久しぶりに熱に弱って辛そうな姿を見て、私も心配を抱えたまま、回復の兆しなく夜を迎えました。

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そのとき、私たち夫婦の経験が活きた出来事があったのです!

 

それは次女がヨロヨロと牛乳を飲んだ直後でした。

とても辛そうな顔をして「んぁあ~」と私に抱きついてきました。その時妻の稲妻のような声が。

「吐くかも!バケツ!」

 

次女は熱のせいで弱っていたと思い込んでいたのですが、妻はなぜか、万が一吐いた時のためにバケツにビニール袋を2重にして、跳ねないように中に少量のテッシュも敷いてと、ゲ〇に対しても万全の準備をしていたのでした。

吐くことは私的には想像もしていたかったので驚いたのですが・・頭の準備はゼロでしたが、次女とバケツの傍にいた私にも「あ、あのパターンだ」と身体に刻み込まれたこれまでの子供たちの吐くフローがフラッシュバック!急に、そして大量に吐き出した次女の口元に、スムーズに、そしてタイミングよくバケツをセットできました。

 

結果、突発的なゲ〇に対してもバケツのビニールに収め、部屋を汚すことなく対応できたのでした!

一度吐いたらすっきりするパターンであったようで、次女はその後劇的に笑顔が見えて元気を取り戻し、熱も下がって黙っていた分を取り戻すように喋り倒したので安心です。

 

それにしても、私はほんとうにこれっぽっちも吐くことは全く想定していなかったのですが、それに備えていた妻に感心すると同時に、想定外の展開にも過去の経験を活かして対応できた私。

なんせ長男が産まれてから7年も、嘔吐対策に失敗と成功を繰り返してきてノウハウを蓄積してきたわけですから。

我ながらこのコンビの手練を感じたのでした(笑)。

 

でも、やはり辛そうにしている子供の姿を見ているのは慣れませんね。

これからも、子供が体調を崩した時はツープラトンで立ち向かって、情報と経験を共有していきたいと思います。

小2の長男と朝の勉強、「朝勉」始めました!

先週から、小2の長男との朝勉を始めました。

朝の勉強を略してアサベンと言っているのですが、毎日平日にのみ6:45分から10~15分間、長男の勉強時間に充てることにしたのです。

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我が家の朝勉チャレンジ、開始時期について書き残しておきたいと思います。

 

朝勉の狙い

朝勉の狙いは単純、アウトプットの機会を増やすことです。

勉強には新しいことを覚えるインプットと覚えたことを確認するアウトプットの両面がありますが、よほどの秀才でもない限りインプットだけでは覚えられず、アウトプットの時に考えたりわからなくて調べることでよりインプットの定着ができるんじゃないか、と思っています。

なので朝勉はアウトプットの時間として、学校で習ったことを定着させることを目標としています。

 

これによって、少なくとも「授業に付いていけない」と辛い思いはせず、授業も楽しめるようになってほしいと思っているのです。

 

やっていること

既に習ったことの確認なので、復習だけになります。

まだ2年生なので、今のところ1年生の時の漢字の復習と、2年生の計算ドリルをやっています。

 

漢字は1年生の時に学校で使っていた漢字ドリルの問題をそのまま私が書き起こして、それを問題として使っています。問題を考えなくていいから楽です(笑)。

あくまでアウトプットなので問題形式にして、何度も書いて覚えるということをさせることはありません。

 

一日でこれ一枚。

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因みにこの用紙は、妻がなんと学生時代に買ってほとんど使わないまま余っていたという対数方眼紙というものの裏紙。20年の時を経て役に立っています。

 

計算は100円ショップで買ってきたドリルです。

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これを一日一ページやらせていますが、20問もある様な場合には半分にして二日に分けています。

 

気を付けていること

私的に二つの決まりを持っています。

一つは、前述しましたが、インプットはしないこと。つまり新しいことを予習することは無いように気を付けています。学校の先生が、先生の考え方で教えてくださると思うので、私が変な伝え方をして齟齬が生じないようにするためです。習うのは先生から、習ったことを確かめるのが朝勉、という役割は分けるようにしています。

 

そしてもう一つは、必ず100点にして終わること。

仮に間違っていたり解答できない問題があっても、それを見つけるのが目的。なのでそのあとに覚えたらマルにします。なので結果的に100点になります。

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100点にすることで、子供にとって楽しい時間になり、朝勉が大変なものにならないようにしています。

なので採点は一番最後、気持ちよくマルを付けて行って100点を大きく書いています。

 

始めてみての感想

漢字の採点って大変です!

まず書き順を見るためには、実際に書いている時にそばで見続けていないといけません。

 

そして漢字って、忘れていましたがトメ・ハネ・ハライも正しくないといけないんですね。あとこの線はこれよりも短いとか外に開くとか、ただ読めれば良いというものではなく、それぞれの字を採点する親の側が正確に知らないといけないのです。なのでむしろ私の方が何度もドリルで漢字を調べる機会が多いほど。

ひとつ漢字にマルを付ける、ということがどれだけ大変なことかを学びました。

 

そして長男の場合、一日一つは書き順を間違っている字があります。ちゃんとついて見ていないと長男自身も気づけなかったことなので、これは朝勉の成果ですね。

もちろん、そのような字があればドリルの書き順を確認させて2~3回空いているところに書いて確かめてもらいます。

 

そして時間を決めているおかげか100点もらえるおかげか、結構本人も楽しんでやってくれている様子。勉強って楽しいと思ってもらえたら最高ですね。

 

楽しむための工夫

朝勉は子供にとって楽しい時間になって、習慣付いてほしいと思っています。

なので二つの工夫をしています。

 

一つが、つまらないことですが、文房具を朝勉用に新たに用意したこと。

私と長男だけが使うこの筆箱で、問題を書いて解答して、マル付けします。

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私との特別な時間であるということで、長男が喜んでくれたら嬉しいということで考えた工夫でした。学校の筆箱を使って、そのまま忘れものになってしまうのも防げますね。

特別な時間という意味では、朝勉の時間は妹二人は勉強をしている親の部屋には入れません。長男は集中できるし、特別な時間であるという演出にもなるといいなという工夫です。

 

そしてもう一つが、短時間で終わらすということ。

朝の時間に頭を使いすぎてもその後一日大変でしょうし、毎日継続するためには負担を減らさないといけません。なので問題のレベルも量も調整して、15分以内に終わる程度にします。

たまに頑張るよりもちょっとずつをずっと継続する方を目指す取組み、ですね。

 

親の戦い

なぜこのエントリを書いたのか。それは将来、朝勉という取り組みをいつから始めたかを書き残すためです。

 

これは私としての戦いでもあります。

我が家は一般的な稼ぎに対して子供が3人、将来の学費への備えが必要なのは明白です。

でもね、毎日頑張っている我々親だって、ボーナスからは少しでも多くのお小遣いが欲しいわけじゃないですか(カメラが趣味になってヘソクリは一瞬で霧散しましたし・・)。

 

そこで朝勉によって、

①.継続が子供の力になる

②.塾に行かなくても良いほどの成績

.公立高校に合格

公立大学に合格

という安い学費コースをたどってくれることを期待した、(親が今の生活を贅沢するための)壮大なる計画的取組みでもあるのです(ドドーン)!

 

半分冗談ですが、長男の朝勉も工夫をして改善しつつ、子供3人に対して私も頑張っていこうと思っています。なのでいつか笑顔でこのエントリを振り返って酒の肴にしたい・・ということでとりあえず始めた時期の考えについて書き残してみました。

 

以上になります。

次の課題は、ドリルがすぐに終わってしまいそうなこと。

漢字ひとつひとつの復習を一緒にやってみるとか、ひらがなをやらせてみるとか、子供と一緒に楽しみながら継続できる工夫をしていきたいと思います。

 

長男が勉強が好きになってくれたら嬉しいです。

 

長男が小学校のサッカーチームにも入りました

長男が、通っている小学校で行われているサッカーチームに入りました。

これまでも月に3回、1回50分というサッカー教室にも通っていたのですが、それとは別に土日にもサッカーができるようになりました。

 

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暑い中頑張るなぁ・・。

 

チームは長男の通っている小学校メンバーが多いですが、保育園の時のつながりなどで近所の小学校の児童も加わっているようです。

長男と同じ2年生は人数が多いそうで、単独でチームを組んで練習試合もできているみたい。長男のクラスメイトも参加しているので、楽しくできているようです。

サッカー教室との違いとしては、時間が長いこととグラウンドが広いので、毎回試合ができる時間が長いのが良い感じです。流石に教え方などは教室の先生の方が上手いそうですが。

 

 

長男はまだ、2年生のBチームのようですね。

とても上手い選手が3人ぐらいいて、見ているとまだかなわなそう。6月には試合があうそうなのでAチームに上がって試合に出れるといいのですが、それよりもまずは楽しんでくれれば。

 

土曜日、そして日曜日。小学校のグラウンドを中心に一日3時間も(!)練習しています。コーチもお手伝いもみんな子供たちのお父さんとお母さん。

私も先日、初めて練習を観に行ってきましたが、夏のような日差しの中お父さんたちはボール拾いにキーパーにと頑張っていました。

私も今まで横のつながりというのが少なかったので、積極的に子供たちの名まえを覚えたり、お父さんお母さんと話をしていこうと思います。もちろん球拾いも。

 

これまでサッカー教室は仕事があって見に行けなかったので、初めてじっくりと長男のプレーを見ることができたのが嬉しいです。私はサッカー経験が無いのでコーチはできませんが、12年以上Jリーグを毎節見ている無駄な頭でっかちではあるので(笑)、長男にさりげなくプレーの幅を広げさせて上げられたら良いなと思っています。

 

貴重な休日の時間ですが、私も積極的に参加していこうと思います!

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド、家族でも楽しめる最高のゲームでした!

大傑作であったペルソナ5をクリアしたあと、二周目に取り組んでいたのですがこのゲームの評判を聞いて、Wii U版を購入して家族で遊んでいました。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドです!

 

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド [Wii U]
 

 

この2カ月、子供たちと楽しく遊ぶことができました。クリアしたので思い出を書き残しておこうと思います。

 

その前にゲーム、ほんとうに面白いです。

面白いというか、素晴らしすぎて私ごときでは語りきれません。ネットなどでも大絶賛されているので、興味のあるかたはいったい何が素晴らしいのか、是非検索してみてください。

少なくとも私にとって人生最高級のゲームでしたし、歴史に残るゲームだと思います。

 

 

さて、このゲームは非常に広いマップを上を自由に行動します。

自由度の高いゲームって面倒なのですが、このゲームはその辺が上手く作られていて、めんどくさがりの私でもワクワクしながら遊べたのがすごいわけですが。

そんななかマップ中に祠(ほこら)が点在しています。祠を見つけてその中に入るとゼルダらしい謎解きゲームになります。まず、これを家族みんなでアイディアを出し合ってクリアするのが面白かったです。

 

そしてこのゲームでは、食事を作るのも重要な要素となります。色々な材料がプレーの途中で溜まってくるので、それを組み合わせて料理を作るのです。

強い敵と戦うときは体力回復するもの。崖を長々と上る場合は、頑張りゲージの回復など、目的に合わせた料理を作れるように組み合わせるのが面白いところなのですが、我が家ではこれを小2の長男と4歳11か月の次女が担当してくれました。

料理はアクションではないので操作は難しくないものの、組み合わせる面白さがあって長女でも楽しめるのが良かったです。

 

実はラスボスとの戦いで、最高の思い出ができました。

2カ月に渡る戦いの末、いよいよ到達したラスボスとの闘いです。子供たちも立ち上がって日本代表の試合のような盛り上がりとなりました。

休前日だったので21:30まで起きていてよい日なのですが、ボスとの戦いが長引き22時に近づきます。でもラストの戦いということで妻も何も言わずに見守っていてくれます。リビングのボルテージはMAXに達しました。

 

そしていよいよ、最後の一撃を与えるとクリア!ということろで・・、なんと私がミスを繰り返して繰り返して、結局ゲームオーバーになってしまったのです!

 

・・いやその後は大変でした。長男と長女は興奮と怒りのあまり大号泣(笑)。

まさに阿鼻叫喚の中、長女からは「お酒なんて飲んでるからだ!!」とまっとうな絶叫系の叱責を受け、兄姉の異常な雰囲気を察知した2歳10カ月の次女からも「おとーたんのバカ!」と覚えたて(?)の罵倒を受け、散々泣いた後の長男は涙を流しながらも、悔しさを飲み込んで慰めの言葉をもらいました。。

 

・・ってか父の威厳よ!

最初は子供たちの興奮具合に笑っていたのですが、本気で悔しがっていることを知り反省に至り。

その日はさすがにそのまま終わって、翌日の休日、朝からリベンジを果たして威厳を取り戻したのでした。

 

それにしても、本当に素晴らしいゲームでした。

もしWii Uを持っているのに興味の無い方などは、繰り返しになりますが是非ネットで批評を見ていただき、遊んでみてほしいと思います。

 

例えばめぐみさんの絶賛も大納得でございます。

 

我が家にとってもとても良い思い出ができました。

そしてクリア後は・・ 

この本を子供たちに買ってもう一度やり直し始めましたが、また盛り上がってきましたよ!

まだまだ楽しませてくれそうです。