今年の初頭(といっても2月でしたが)、ど素人なりに今年の写真撮影について、目標をたてていました。
こちらで挙げていた今年の目標は、次の3点でした。
①手ぶれをしない
②子供の気持ちを引き出す
③主役を決めて撮る
ちょうど今年も折り返しということで、ここまでの取組みを振り返り、今年の後半につなげていこうと思います。
PDCAのCAというやつですね。ひとつひとつ顧みてみます。
①手ぶれをしない
これは目標を掲げてから、比較的意識できていたと思います。ただ最初は方法が分からず「気合」と「シャッタースピード」任せでした。それでも常日頃意識しているとアンテナが立つせいか、巷に溢れる(古い言い回しですが・・)ブレを防ぐ方法というものに気付くようになりました。
その最大のポイントとなったのが「構え」です。
参考にさせていただいたのが、こちらの動画でした。
要約しますと、
左腕:脇を締め、肘を脇腹に着けて固定。手のひらを上に向けて台にしてカメラを乗せる。
右腕:脇を締め、肘を脇腹に着けて固定。レリーズボタンを押すときにブラさない。
ということのようです。
なるほど!非常に勉強になりました。ブレを防ぐ方法がちゃんと確立されているんですね。私はこの方法を参考にさせていただきました。
で、結果どうであるかというと・・ぶれずに撮れる時もありますが、まだまだでした。
というのも、理屈が分かっても身に付いていないので、いざ撮るときに撮影に夢中になって忘れているんですね。忘れていてもこのフォームとなるように、身体に覚えこませていこうと思います。
さらにファインダーが無いカメラの場合、さらにブレが増えます。
例えばこれはファインダーの無いEOS Mで撮った花の写真。曇りの朝とはいえ気を付けていたはずなのですが、フォームの意識を忘れて微妙にぶれた残念な感じになってしまいました。
ファインダーがないカメラの場合も、やはりフォームを意識して撮るように心がけたいと思います。
ブレに関しては課題は残っていますが、解決への方向性は見えてきました。
②子供の気持ちを引き出す
これは・・・そもそもこの半年間、子供たちがあまりにうるさいため怒ってばかりなので、難しかったです。撮られることを楽しんでもらうことはほとんどできていませんでした。
ただ、「お父さん撮って~」と言われたときにできるだけ綺麗に撮って見せてあげたり、EOS M10のチルト液晶で、みんなで自撮りするときに喜んでくれたりしていたので、まずはカメラコミュニケーションが楽しいと思ってもらえるように、頑張りたいと思います。
とにかく怒る回数を減らさないと・・。
③主役を決めて撮る
今年から下手な写真ブログも初めました。
毎エントリに写真を一枚、それに題名を付けて公開しています。
本当に質の低い写真ばかりで恐縮ですが、とりあえず続けているおかげで、主役というか「何をどう撮るか」という意識は以前より持てるようになってるのではないかと思います。
ただ、とりあえず面白いからとかきれいだから撮ってアップしている時もまだまだ多いので、それは課題ですね。エントリにカウントを付けているのですが、とりあえず999になるまでは下手なりに続けてみて、上達を目指したいと思います。
+αとして意識したいこと
今年になって、多くの写真ブログを拝見するようになりました(私は2年以上ブログを続けていますが、全然疎いのです・・)。
同じ土俵にもまだ立てていない自覚はありつつも、勉強させていただいています。
そこで感じたのは、上手な方々は「質感が伝わってくる」ということでした。
本当になんてことはない下町の道路を撮っているだけなのに、そこにある看板の感触が手に取るように伝わってくるなど、その手触り感を写しこんでいるように感じるのです。
質感を伝えるには、とりあえず手ぶれしていては話にならないし、色味も考えないといけません。基本jpgオンリーなのですが、今年の後半は3つの目標に加え、質感も写しこむことを意識したいと思います。
振り返りは以上となります。
課題を絞ってこの半年取り組んできましたが、そう簡単には上達にはつながりませんね。
でも、意識することでわずかながら成長はしていると思いますので、まずはこの3つ+1つの4つを今年の後半の目標として続けていこうと思います。