他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」 感想 ネタバレ無し

レオ様主演、スコセッシ監督のコンビ、初めて映画館で鑑賞できました。

 

「お下劣サイコー!」

 

株屋さんのレオ様ですが、ディーラーとして金を転がす役ではなく、電話で営業をしかけ客から金を集める役です。詐欺まがいの巧みな営業トークで客をたらしこみ、どんどんと取り引きさせて手数料を稼ぎます。

 

常にテンション高く、セックス・ドラッグ・マネー・ワルノリを浴びるように突き進む映画、著しくモラルは欠如していますが、これがまた最高なのです!実在の人物ってのがまたいいのですよね。

 

私はかつて、新卒のときにこんな感じの営業をしていたことがあります。私は残念ながらお客さんに損をさせるための営業に前向きになれず、映画ではオミットされているハズの、数字に対するプレッシャー(というか罵倒)が飛び交う環境に嫌気がさして直ぐにやめてしまったのですが。


この映画を当時見ていたら、もうちょっと前向きに仕事ができたかもと思いました。いやいや、レオ様演じるジョーダン・ベルフォードのような生活にあこがれたわけではないのですが、彼の会社の全員がガツガツとハングリーに「稼ぐ」ことにポジティブなんですよね。ある種体育会のアホ楽しいノリで、共通の目的に向かって突き進む。その姿は結構楽しそうと感じる部分もありました。

 

私はジョーダンにはなれず、ペンを売れと言われたらペンをの良さを営業トークにしようとする側の一人ですが、だからこそ楽しめるのだと思います。

本当に下品でやることなすこと最低なので、一緒に見に行く人は絶対に選ばないといけませんが、こういうノリが楽しめる人なら本当にお勧めです。あと、営業していてちょっと行き詰っている人も何かしらのブレークスルーになるかもしれません。