いま私のカメラの使われる目的は、7割子供の思い出写真、2割が子供のサッカー、1割がスナップ撮影です。
本当はもっとスナップを増やしたいのですが、本当に時間が無くて、ちょっと残念なのですが・・。
EOS Rは画質を考えると最強のコスパ!しかし・・
で、この7割の子供の思い出写真で使っているのがEOS Rです。
はっきり言いましょう。このカメラ、画質も良くてAFも良くて、子供を撮るカメラとして最強です。コスパも良い!本当に綺麗にお子さまの思い出を残したい場合、このカメラはほんとうにお勧めです。
子供が勉強頑張っている背中を気楽に撮るだけでも、カメラが勝手に良い写真にしてくれます!
ただ、私にとって二つ、残念な点があります。
ひとつは、瞬間を狙って撮るにはレスポンスが弱いこと。
小学2年生の長女は、まだ顔が小さいのに大きな大人の歯に変わってきて、歯を出してにこっと笑うとちょっとアンバランスな、今の時期だけの独特の表情になります。
例えばこんな表情をした瞬間を撮ろうとすると、少し物足りない。
そして、同じ理由でサッカーの写真がとても撮りづらい。試合中は何とかなりますが、練習中に子供が入り乱れたところで、「この瞬間!」と狙っても、やはりAFやレスポンスが追いつかないことが多々あるのです。
そしてもう一点が操作性です。
EOS Rはキヤノンさんにとって初めてのフルサイズミラーレス機ということで、ボタンなどの操作性が挑戦的なものがありました。奏功しているものもありますが、正直使いづらい・・。普段子供を撮るぐらいならいいのですが、サッと設定を変えたい時に直ぐに実施できないのです。
EOS-1DX Mark2は最高のカメラ!ただし・・
その気になる点を補ってくれるのが、もう一台使っているEOS-1DX Mark2。
操作性に優れ、レスポンスやキレの良さがあり、スポーツ撮影や瞬間を撮るのが大得意!下手な私でも、綺麗でバシッと決まったカッコよい選手たちの姿が撮れるのです。
ただこちらのカメラは、わかってはいますがさすがに大きい!
サッカーの試合があるときは、メインの仕事は試合の動画を撮ることです。そのためビデオカメラと一脚も持って行きます。そのうえで1DX2を持って行くのは、カゴのついていない自転車で移動する私にとっては困難なのです。
また1DX2は、メモリーカードがCFastだったり、でっかい充電器を使う必要があるなど特殊な運用が必要です。そのうえRFレンズが使えないため、使えないレンズが増えてきたというのも難しい。操作性が良いとはいえ、一番使用しているEOS Rと異なることで現場で混乱することもあります。
使っていて気持ち良くて所有欲も高くて本当に好きなカメラなのですが、そろそろマウントはRF一本に絞ろうかなという思いが出てきました。
以上の通り、2台のカメラを使い分けることで満足のいく写真は残せているものの、私の使いかたでは残念な点があって、もうちょっと簡単に便利に使いたいなぁとずっと感じていました。
EOS R6に置き換える!・・べきか
そこで登場したのが、EOS R5とR6というキヤノンさん渾身のミラーレスカメラです!
画質やサイズ感はEOS Rゆずり。
そのうえ操作性やAFが特筆できて、レスポンス良く撮れる(らしい)。
このどちらかに置き換れば、カメラは1台になるし(操作性も一本化)、サッカーや瞬間を狙っても撮りやすい。
R5は4500万画素もあるため、子供を撮るには画素数が大きすぎ(サッカーを撮るにはトリミングしやすくなって良いのですが)。なのでR6にしようかな?なんて考えています。
個人的にはR6にすることはメリットしかありませんが、ちょっとした、それでいて意外と気になることふたつあります。
ひとつは、チョー高額であること。なんと30万円(ちなみにR5は45万)!!
その一方でR6の場合、質感はEOS Rのほうが良いこと。私は初代Rの方がかっこいいと感じるし、初代に比べてボディはほんのちょっとチープに感じてしまう点があります(R5の方は初代と同等の質感なのですが)。
初代Rも1DX2も質感は非常に満足しているのに、せっかく高額商品に置き換えるのにそこがダウンしてしまうのが気に掛かります。カメラの喜びって画質や性能だけではないですからね。
そしてもうひとつ。
それはやはり・・1DX2を手離すのが惜しいというもの。
でかくて重くて運用が大変ですが、それを補って余りある気持ちよさや楽しさのあるカメラです。
EOS Rと共に手離せばEOS R6にはギリギリ届くのですが、おそらく一度手離したらもう入手するのは値段的にも時代的にも無理でしょうから、今生の別れになりそう。それはほんとうに惜しまれます。
ということで、私の選択肢は以下の通りです。
・現状維持。いろいろと大変だけど、二台体制で続ける
・二台を手離してEOS R6に置き換える。運用やカメラの性能は上がるけど、気持ち的なネックがある
どうしよう。どうしよう。
久しぶりにいま、カメラに悩むという楽しみにさいなまれています・・。