小学3年生の長男の夏休みが、もうすぐ終わります。
夏休みの目標として昨年は補助なし自転車に乗れるようになること、そしてリフティング10回を目標に掲げて見事達成しました。
そんな長男、今年も目標を立ててその取り組みを自由研究にしようと考えていました。
で、今年の目標は・・
二重跳び10回!
でした。
夏休みのはじめ、試しにやってみたところ・・一回もできない(笑)。
比較的運動神経には恵まれなかった長男、数日試してもなんとか1回できるかどうか。
本人は昨年以上に絶対に無理と、本人は感じたようです。
「リフティングだって自転車だって、最初は無理って言っていたじゃん」と聞いてみると、「二重跳びは違う!(キリッ)」と自信満々に自信の無さを訴えました。
6歳の長女が運動神経が良く、下手ながらもガンガンと前跳びができているのを目の当たりにしたのも、運動が苦手な自覚のある長男には重かったのかもしれません。
日に日に取り組みは悲壮感を伴うものになり・・。
そこで今年も真剣に取り組むことにします。
私も一緒に、まずインターネットで練習方法を学びました。
コツとしては、いきなり連続することを求めずに、まずは普通の前跳びを比較的高速で(30秒で70回という数値が散見されました)できるようになること。
それができたら、二重跳びだけするのではなく、前跳び3回+二重跳び1回+前跳び3回というように二重跳びの前後に前跳びを挟むこと、その中で二重跳びの練習と共にその後もジャンプを続ける練習をしました。
その間にも小さな工夫を取り入れました。
本人曰く、縄跳びをちょっと良いものに変えてみたこと。
買ってみたのがこちら。
そして縄を跳びやすい長さにしっかり調整したこと、あとは人差し指を伸ばすような握り方に変えたことがやりやすさに繋がったみたいです。
縄に力が入りやすくなっていたようでした。
そして「高くジャンプして早く回さなきゃ」と焦ってしまうことを防ぐために、「跳んでタタン、跳んでからタタン」とリズムを決めたこと。これによってスムーズに跳べるようになってきたそうです。
またiPadなどのデバイスは簡単にスロー動画が撮れてその場で見返すことができるので、問題点を直ぐに把握できるのも良かったようです。
それでもこの夏休みの終盤にまで、前跳びとの組み合わせの中で1回〜2回しかできませんでしたが、その中でも工夫が活きてきて、少しずつコツを掴みかけていたようです。
そして私が「練習量が足りて無い」と伝えたのがショックだったようで、最後の3日間ほどは時間を見つけては練習していました。
そして昨日・・前跳びとの組み合わせでいきなり5回できたところで、連続に挑戦。
その後20分ぐらいでしょうか。お水休憩を挟みながら、一気に連続12回まで達成してしまったのです。
本人は狂ったように喜んでいましたが(笑)、また一つ無理と思っていたことを実現するという体験を積むことができたようです。
本当に良かった。
ただ一方、父親としての私は最悪でした・・。
どうやってもできないでグズグズする姿にイライラして、それを晴らすように言葉を吐いてしまうなど、長男の前向きな挑戦にマイナスになってしまったことも多かったのです。
これからこの取り組みを自由研究にまとめます。
それに関しては優しくモチベーションを上げてくれるような手助けをできるように、自分を律したいと思います。