他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

家族旅行カメラで6D2を使ってみた個人的な感想

先日、箱根への一泊家族旅行のブログをアップさせていただきましたが、その旅行に持って行ったのはフルサイズのEOS 6D Mark2でした。

 

こちらの組み合わせ一本勝負。

  

 

フルサイズということで画質は良いのですが、ボディとレンズが大きく重くなります。

それでも丸二日間この組み合わせでがっつり使ってみたくて、持っていくことにしました。

 

6D2を半年使ってきて改めて感じたことと同時に初めて気づいたこともあったので、その感想を纏めてみたいと思います。

あくまで個人的な感想なので、参考程度にお願いいたします。

 

持ち運びについて

子供たちがまだ小さいので、抱っこだったり手をつないだりというのがしょっちゅうあります。

カメラをブラブラさせないようにたすき掛けに、しかも身体に密着させたい。

そのうえで撮影の際には広く取りまわせるような十分な長さが欲しい。

 

ということでこちらのストラップに装着することにしました。

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これは以前下記エントリに纏めてたもので、ニンジャストラップというものでストラップの長さを即変えられる便利もの。

tarijiri.hatenablog.com

 

C-Loopを三脚穴にねじ込むだけなので重いカメラやレンズが落ちてしまうことが心配でしたが、この組み合わせであっても全く問題無しでした。

むしろ移動中は身体に密着できる分、カメラ+レンズの重さもあまり感じることはなく、家族旅行へのカメラサイズへの不安は解消されました。

 

フルサイズであること

フルサイズのメリットの一つである、ボケの量。

ポートレートのように大きく撮る場合はとても魅力的。

 

しかしながら家族写真の場合ぼかすような必要はなく、思い出写真としてはパンフォーカスの方が好み。

また被写界深度が浅くなることから、二人以上を一緒に撮った時にピント合わせた以外の子がボケてしまうかもという心配がありました。

 

実際に試したところ広角で、しかもちょっと離れて撮る機会が多かったので特に問題は無しでした。

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もちろん中望遠で個人を狙った場合はピントが合うのを一人にすることもできるので、ちゃんと使い分けができました。

APS-Cでもレンズを使えば同じようには撮れますね。

 

画質の良さについて。

やはり画質も良いのは当然ですが、家族写真としてならば今どきの大抵のカメラであればきれいに残すことができると思います。

※ここでいう「きれい」とは、顔や表情がしっかりと写っている、後から見返して残念にならないような写真、という意味です。

そういった意味では特にフルサイズであるメリットも無いかな。

 

ただ、宿の中など暗い場所でも簡単にノイズの少ない写真が残せるのはフルサイズならではですね。

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OVF機であることのデメリット

動きものを撮る機会は少ないのに私は未だに光学ファインダーが好きです。

ただし、EOS M5というこちらもお気に入りのEVFカメラを日常的に使っているので、EVFの便利さを知っている・・というか正直なところOVFの不便さを感じることが多々ある様になりました。

 

家族写真用でも同様です。

まずライブビューについて。

近頃のキヤノンさんのライブビューは、とても優秀と感じています。いわゆるデュアルピクセルCMOS AF+顔認証は早いし正確に追いかけてくれます。子供撮りにはとても便利です。

ライブビューだと自由な位置にカメラを置けるので、家族全員を納めるためにちょっと持ち上げて広く撮ったりというのがやり易いんですね。視野も広く保てるので安全でもあります。

なのでこういった場合ではライブビューでの撮影がむしろ多いことに気付きました。

 

6D2のライブビューもとても使いやすいです。

なのですが6D2はあくまで一眼レフなので、ライブビューがデフォルトではありません。一端ボタンを押下してミラーアップしたライブビューモードに移行してからでないと撮影に入れないのです。急に動画を撮ろうとした場合も同じです。

 

その後にファインダーをのぞいて撮ろうとすると、ミラーが上がっているので逆にそれを戻す必要がある。

こんな機会がこの旅行中にも何度もありました。

 

デフォルトがライブビュー、EVFを覗くと自動的に表示されるミラーレスの方が家族写真にはいいなと正直感じてしまいました。

 

またこれは家族写真に限らずなのですが、晴れて眩しい時は撮影した写真を背面液晶で見辛くなることがあります。今回の旅行でも二日目はとても天気に恵まれたので、この状況になってしまいました。

これもEVFだと覗き込むことで光の影響を受けずに確認できるので、そういった意味でも不便と感じてしまいました。

 

OVF機としてのメリット

一方でメリットもあります。今回感じたのが電池の持ちが良いこと。

今回始めてGPS機能を付けっ放しで使ってみたのですが、一日動画と写真500枚ぐらいとって十分持ちました。6D2の購入キャンペーンで頂いた予備バッテリーも持っていったので、翌日はそれに替えて余裕でした。

※私が持っているEOS M5は単体でのGPS機能がありません。スマホ連携が必須。

 GPSを簡単に使えるのは6D2の良いところですね!

 

私が持っているミラーレスだと頻繁に電源のON/OFFしないと1日は持ってくれないので、電池の持ちはレフ機のメリットですね。

電源ONの手間が減らせる分、子供が面白いことをした時など直ぐに写真を撮れるのも良いですね。

 

そして何より、一眼レフは撮っていて気持ちがいい!

 

まとめ

あくまで個人的な感想で恐縮ですが、家族旅行用のカメラとして6D2を使ってみて感じたのは、

・サイズはストラップをうまく使う事で我慢できた

・画質面でのメリットはそれほど感じなかったけど、暗い場所で綺麗に撮れたのはよかった

・一眼レフよりも、ライブビューがデフォルトでありEVFも自動で表示してくれるミラーレスの方が使いやすいかも

というところでした。

 

一眼レフは楽しいですが、そんなに気合い入れなくて良いかと(笑)。

次回の旅行はやはりミラーレスに戻そうかなと思います。

勝手な感想で失礼いたしました。