他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

長女の初めての発表会にはふたつの意味がありました

現在4歳9カ月の長女は昨年の11月からエレクトーンを習い事を始めました。

当時のことを書き残していました。

tarijiri.hatenablog.com

 

先日、習い始めて初めての発表会がありまして、私たち夫婦も観に行くことができまして。

 

4歳のクラス(年度で3歳児クラス)はまだエレクトーンを弾くということはなくて、親とステージに上がってカスタネットを使いながら歌を歌うという程度。

でも・・私が想像していたよりもはるっかに広い会場で行われたのでした!

 

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まじか!!流石は超メジャーな音楽教室の発表会!

 

本番前の長女は、衣装の準備です。

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雨だったので長靴から履き替えて・・

 

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お気に入りのワンピース。

 

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お母さんにリボンもつけてもらいました。頭にも赤いカチューシャもつけました。

 

本番は妻も長女と共にステージに上がってしまうので、写真や動画は私が一手に引き受けます。全体の様子はEOS M10で広角で撮りつつ、動画と写真は望遠レンズを装着したEOS M5で撮りました(EOS M5、大活躍で今回も良く撮れていました。いずれ紹介させてください!)。

 

お歌も無事に終わって客席に戻ってきた妻と長女。年上のお兄さんお姉さんの発表を観ていました。

ちょっと上の年代では片手で弾いたり、もうちょっと上がると両手で弾いたり。でもまだ両足がペダルに届かないみたい(笑)。

 

私の膝の上に座って聞いていた長女は、「ピアノ上手になりたい!」と言っていました。もちろん「エレクトーンだよ!?」という突っ込みはせずに、「そうだね、頑張ろうね」と伝えました。

 

ということで発表会は無事に終わりましたが、実は私たち夫婦にとって、今回のイベントには別の意味もありました。それは、2歳差で3人兄弟の真ん中に位置する長女だけと私たち両親が一緒の時間を過ごす、というものです。

 

それほど間がない間で生まれた兄弟の真ん中って、親の私から見ても大変そうです。

第一子ほどはちやほやされず、甘えたい盛りの2歳1カ月で妹誕生。常に長男と同じ要求をされ、親は手のかかる次女にいつもかまけているかのように見える状態。親の愛情を一身に受けることが少ない立場のように感じます。そして私はそれをずっと気にしていました。

 

なので今回、折角の機会ということで長男と次女を預けて、私たち夫婦と長女の3人だけで時間を過ごすことにしたのです。

 

いつも外出というと家族全員が当たり前なので、もう家を出たときから新鮮さというか不思議さがあって、長女も「大人が二人に子供ひとりチかいなーい(まだサ行がタ行になります・・)」と言っていました。

折角の機会なのでちょっと早めに家を出て、発表会の前に3人だけで外食しました。シャレ乙なパスタを食べたのですが、4歳の長女ならば余裕で良い子でいられます。

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我々親も子供が一人ということでやたらと余裕があるせいか、変に声を掛けたり機嫌を取ったり口に付いたソースを拭いてあげたりと至れり尽くせり。ちょっとぐらいのワガママなんか「かわいいな~」なんて受け入れられる心の余裕もあり、もし我が家の子供たち一人だったらどうだっただろう・・なんて答えのない想像も少しだけしまいました。

 

いつもは素直じゃない長女も戸惑っていたのか照れていたのか分かりませんが、やたらグニャグニャしていました(笑)。

 

いつも子供たちにイライラしてしまう私たち親も、本当に子供たち一人一人を大切に思っているし、本当はいつもこういう喜びを子供に感じさせてあげたいのです。でもそこまで人間ができていない私は怒りっぽくなったりしてしまっています。

それでも、ようやく子供たちも大きくなってきてそれぞれが自分の時間を自分で楽しめるようになってきて、心に少しだけ余裕を感じることも出てきました。

子供たちそれぞれとこういう時間を作ってあげられるように、そして家族全員が揃っていても子供たちが愛情を感じられるように、親としてこれからもう少し、頑張っていきたいと思います。