カメラの初級者が、子供と家族写真を撮るために、キヤノンさんのフラッグシップ、1DX Mark2を購入してしまいました。
まだ手元に来てから1カ月に満たず使い込めてはいないのですが、子供撮りカメラとしての私なりのファーストインプレッションを纏めてみました。
私のスペック
私は本当に初級者なので、そんな視点でプロ機を語ると目の付け所の拙い感想になると思います。一応最初に私の経験について書いてみますので、この程度の経験者の視点からでも参考になるのならば、続きもご覧いただければと思います。
・カメラ歴1年9か月、ほぼ毎日写真は撮っています
・主な被写体は子供(6歳、4歳、2歳)+街でのスナップ
・主な撮影場所は自宅、公園など
・これまで子供撮りに使ってきたカメラはEOS 6D、EOS 7D、EOS M/M10など
・カメラの立ち位置としては、EOS 6Dに置き換えた
・使うレンズは24-70mm F4L、70-200mm F4L IS、100mm F2.8L macroなど
・スナップ写真は、もう一つのブログに日々アップしています。
・私が1DX2を購入するに至った経緯などは、こちらにまとめております。
では行ってみましょう!
分かっていたけど、運用面では不便になりました
まず最初に、6Dから買い替えて大変になってしまったことを、正直に書いてしまいますが。
普段の子供撮り用のカメラとしては、非常に大きく・重く・不便になりました(笑)。もちろんこれは覚悟の上でしたが、それにしたってこのサイズの違いは家の中での置き場所問題も引き起こしました。
正直、最初の2週間ぐらいは正直後悔したほど。
でかい・重い
まずサイズ。でかい!重い!なんと1530gだそうです。
これまで、我が家で一番重量があったEOS 7D(820g)と比べてもこの違い。
冗談でなく、今や7Dって軽くて小さなカメラという印象になってしまいました。とっても扱いやすい(笑)。
このサイズ感、自宅で取り回すのはまだしも、おいそれと外出時に持っていくには躊躇します。
置きづらい
そしてこちらも知ってはいましたが、レンズ装着位置が高いため、下に支えが無いと前のめりになってしまいます。重さも相まって手軽にリビングに置いておく、というのが難しくなりました。
色々と工夫をしてみましたが、結局1DX2は別の部屋に置くことになり、リビングでシャッターチャンスがあった場合はいそいそと走って取に行くことになります。
充電も大変
バッテリーチャージャーもこれまでのと比較するとこのサイズ感。写真奥が充電中の状態です。
手前右が6Dや7Dのものです。手前左は、今バッテリーをさしてある場所の蓋。プロが複数のバッテリーを一度に充電できるとすれば便利なのでしょうが、一般人にとってはチャージャーすら大きくて場所を取られるものになっています。
しかも、バッテリーを取った本体はその部分がむき出しになってしまいます。
この下の部分ですね。ゴムの蓋もあるのですが、わざわざ取り出して装着するのも面倒なので、ゴミが入らないように注意して置いてます。
お金もかかる・・
また周辺機器にもお金がかかります。今回メディアがCFastも対応ということで、メディアとリーダーも購入。
共にマイナーなのでお高いんですよ・・。
SanDisk Extreme Pro CFast 2.0カードリーダー/ライター SDDR-299-J01
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
リーダーはCFast専用なので、その他のカード用のリーダと併用を余儀なくされ場所を取りますし、作りがちゃちいです。今後CFastがメジャーになることなく、便利なカードリーダが出ない可能性を感じ、不便ながら購入してしまいました。
その他このサイズのおかげでいずれカメラバッグも買わないといけませんし、3脚も頑丈なのが必要になりそう。あ、著しい進化を遂げた動画性能についても、我が家では4K環境もないというね。。
とにかく本体と共に周辺機器もお金がかかるやつです。
このように、置き換えによって運用面の苦労は圧倒的に増えました。ただ・・文句はここまで!
使い慣れてきたころから、このカメラの能力の高さが少しずつ私にも気づけるようになってきたのです。
操作性は向上
まず、さすがプロ機!操作性は高いと感じました。
6Dの時は背面のQボタンからの設定を多用していたのですが、物理ボタンが充実しているのでその必要はありません。
我が家のカメラで言うと7Dに近いですが、左肩をクルクルする手間も無い分やはり1DX2のほうが操作はやりやすいと感じます。
因みに、なのですが。今年フィルムEOSを購入する際、1DX2の操作系に合わせようとということで同じ1系のEOS-1Vを購入したのですが、左右肩ボタンの設定が異なりました。
そりゃ、そうか。
並べてみるとかっこいい!さすがに1DX2のほうが厚みがあってでかいです。
すみません、長くなってしまったので前後編に分けます。
後編では実際の撮影時の使い勝手や画質について感じた事を書こうと思います。