他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

子供と一緒に学ぶこと

長男が小学生となりました。

私自身、小学生時代の記憶が多少残っています。当時の自分自身を思い出すと、本人なりには周りで見ているよりずっと色々と考えているのでしょうね。

 

そんな子供を見ていると、大人である自分を構成している要素を見直す機会が沢山あります。そしてそんな中、既に持っている中にも掘り起こすような楽しさを発見できたりすることを知りました。

 

例えば、長男が漢字の本を借りてきました。一緒に曜日の漢字を勉強してみたのですが。

そう言えば大人になり「月曜日」だの「火曜日」だの一くくりで形と意味をマッチングさせてしまっていました。ですが改めてひとつひとつ見直してみると、「日曜日ってお日さまの意味なのね」「あ、んで月曜日って月の日なのか!日と月が対比関係なのね」なんて気付いてしまったのです。

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さらに、「曜日を意味するのに、火とか水とか土なんて使っているのが面白い!」「どこから始まったんだろう」「やっぱり東洋っぽいんだな」なんて、改めての気づきを得ることができたのです。

くたびれて凝り固まった常識的な感覚に、思わぬ角度から新鮮な光が差し込むような楽しさを感じるのでした。

 

小学1~2年生ぐらいの勉強は私も準備なしで教えられると思っていましたが、いやはや子供にとっては新たな学びでも、私にとってもまた学びなんだな~なんて思えたのでした。

せっかくのチャンスなので子供と一緒に勉強して、人生で置き忘れていたものを沢山再発見できたらうれしいと思います。

 

ところで、金曜日は「金」の日。私の世代ではバブル時代を感じさせる絶妙なチョイス!当時は花金なんて言われていましたね。

とはいえ私の学年は卒業前にバブルが弾け、その恩恵を受けることなく、むしろ反動の大氷河期の中就職活動を行っていた、そんなことも思い出したのでした・・。