他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

時間が無くてなにもできない!と思ってましたが

じゃあできないままのやりたいことを書き出してみたら、思いの外整理できました!というお話です。


毎日朝起きたときからルーティンが始まり、家族や会社のために時間をささげて一日が終わってしまい、自分のやりたいことはどんどん後回しになっている・・そんな気分になる時ってありませんか?

私は子供が産まれて以来ずっと感じていました。もちろん望んで授かったわけでネガティブな気持ちではないのですが、それでもそれが3人分続いたりしてしまうと常にそんな日常になってしまいまして。

ふっと思い浮かんだこと、例えば本ブログを始めた目的であるサブスリーに向けた本格的な練習も、「~したいけど、しばらく無理だな~」で全て諦めて思考停止する日々がもう5年近く続いていたわけです。

 

それで昨日ふっと、「全てを時間が無いせいにして諦めている自分」←まさにこの5年間の自分に急に腹が立ってきたんですよね(笑)。やりたいことはある、目標もある、でも時間が無いからできないと取り組んでいない。でもそれって本当にできないのかな?ルーティンで忙しいと思い込んでるだけじゃないのか?いつまでもいつまでも何やってんだ!という初めての気持ちがこの5年間で初めて、急に湧いてきまして。

じゃあまず、現状を把握してみようと。自分がやりたいことっていろいろあるけど、それを一度全部書き出してみようじゃないか、その一つ一つの中にはできるものがあるかもしれないじゃないか、と思い立ったのです。

 

そこで自分がいまやりたいこと、できるようになりたいことを思い付くがままにエクセルに書きだしてみたのですが・・。合計38個も出してそれらをリスト化して俯瞰してみると、自分でも驚くぐらい整理できてスッキリできたのです。

具体的にどんな風に整理できたのか、ちょっとあげてみようと思います。

 

やりたいことが具体的になる

まずリストに書き出すことだけで、ぼんやりとしていた「こんな感じになりたいべなぁ」という願望が、「あ、俺はこれがやりたいんだ!」という具体的なことば、目標になります。抽象的な願望が具体的な目標になると、この時点で自分でも驚くぐらいもやもやがすっきりしました。

 

解決方法が検討できる

もやもやが具体的な目標になると、その実現方法を具体的に検討できるという当たり前のことに気付かされました。自動的に方法まで考えてしまうんですね。その方法もリストに書き込みます。

具体的な方法を検討できるということは、ただ時間が無いと思考停止していたところから、「これをやるには、これをやらなきゃ」→「これをやれば、これができる!」という効力感が自分の中に沸いてきます。

 

今日やってしまえば終わるものがある

方法論まで検討しつつやりたいことを書き出していると、一度やってしまえば終わることが意外と多いことがわかりました。例えば「OOのやりかたを調べる」とか、「XXをやってみたい」とか。

これらは一度書き出してリスト化することで、時間がふっと空いた時にやってしまえばいいことが多かったのです。それを知れたということも気持ちよいことでした。

 

纏められるものがある

やり方を検討すると、バラバラのやりたいことリストの内、実現方法が同じものがあることに気付けます。

例えば私で言うと、

サブスリーを達成する

・痩せる

・疲れをとる

・丸坊主を辞めたい

・視力を回復したい

は、結局同じように計画を立てて走るトレーニングすれば良いと気付きました。

サブスリーを達成するためには痩せて軽くならないと無理ですし、40歳を超えて疲労が取れにくくなった身体をちゃんと考えたメニューを作ってしっかり練習で走らなくてはいけません。丸坊主は、朝走ったりするとシャワーの後の時間がもったいないために自分でバリカンでやっているのですが、サブスリーさえ達成してしまえば、そんな時間に汲々とする必要が無くなります。視力は、走るときに遠くを見る習慣をつければいいかもと(笑)。でも、本当にこのリストを作るまでは、短絡的に「病院にいくしかないけど、そんな暇は無い」と思考停止していたんですよ。

これはわかりやすいたとえでしたが、たとえば「車の運転ができるようになりたい」「家族で旅行に行きたい」「大きな川を観にいってみたい」「親戚に子供を会って紹介したい」なども、一度親戚一同で旅行ができれば実現することがわかるなど、複数の溜まっていたやりたいことをひとつの方法で一気に解決できてしまうことも気付きました。

 

方法はわかるけど、時間がかかるもの

これは日常に組み込んで取り組むしかなく、優先順位をつけて計画的にできます。

例えば私で言うと、

・システム監査試験合格

・ギターのフレーズの引き出しを増やす

・ハワイに家族旅行に行く

などなど。日常の中でいつなら何ができるかを考えると、意外とできることが増えることがわかりました。

 

人生でいつかやれればいいこと

意外と考えていなかったのはこの項目で、やっぱり今すぐ実現は無理であり、これから先の人生の中でやれればいいやという壮大な目標を分けることができました。

これをリストに出してみることで自分の傾向が改めて見えたり(笑)、逆にこの項目以外は期限を区切ることができたりなど、メリハリができました。

 

これ以外にも順番でやらないといけないものに気付いたり、暇なときにやっておけばいつかはできるものなど、項目は全て整理ができました。私はちょっとやりたいことをあげてみようとおもって書き出しただけでしたが、それをきっかけにその大半が実現可能であることがわかりました。リスト化前と後で私の状況は全く変わっていませんが、やりたいことを整理できているだけでとても希望が沸いて来て、それはビックリするほど嬉しいものでした。。って子供みたいな感想ですが(^^)

どれだけ実現できるのかはかわかりませんが、ちょっとずつ新鮮な気持ちでチャレンジを楽しんでいければと思います。