他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

3歳児の感じる勝ち負け

昨日家族で、久しぶりに自転車で買い物に出かけました。

私が3人乗り電動自転車で2人の子供を乗せ、もう一台は嫁さんが一人で乗ります。

目的地までの道順に自信が無かったので、嫁さんに先導してもらったのですが、ここで3歳10か月の息子が思わぬことを言い出しました。

「お父さん、なんでお母さんより遅いの!」

「お母さん先に行かないで!」

 

どうやら、彼の中ではどちらが前かで勝ち負けになっているようで、その発想に驚きました。

帰りは私が先を行ったのですが、すると息子は

「やったー、俺速い~」

と、さも嬉しそうに嫁さんを挑発していました。

信号で止まった時、嫁さんと目配せをして、こちらがスタートダッシュに失敗した体で嫁さんに先に行かせたらさぁ大変。いつまでもちんたら安全運転の父には諦めたのか、「ねぇ!お母さん先に行かないで!」と矛先を速い嫁に変え、叫ぶように連呼しました。仕方なく速度を落とした嫁さん自転車を抜くと、また「やったー」が始まりました。

 

子供にとっては勝ち負けって大きいのですね。そういえば神経衰弱などで遊ぶ時、こちらは負けるようにやるわけですが、2組ぐらい取ってしまうと泣きながらヘソを曲げます。今日はかるたをやったのですが、親は参加してはいけないことになっており、すべて自分で取った後嬉々として枚数を数え、「いぇ~い、勝った~」と一人相撲に大満足の様子でした。

勝つことの喜び、あるいは負けることの恐怖心っていうのが、強烈に強いのでしょうか。

子供の機嫌の良し悪しは家庭の雰囲気に影響しますので、子供とゲームするときには、そのあたりのことをさらに意識しようと思わされた出来事でした。

 

ま、もうちょっと成長した時は・・フフフ。