他力と自力と

家事と育児に追われるおじさんの、日記代わりの備忘録です

5年長男の予習シリーズ算数の上巻、練習問題に入りました

親塾のみで公立中高一貫校受検を目指している我が家。

小学5年の長男の算数は、四谷大塚さんの予習シリーズを使って勉強しています。

いまは上巻に取り組んでいるところ。

 

我が家の勉強法は1単元ずつ進むのではなく、一回ごとは薄くても周回して繰り返しによって身に着けさせたいというもの。

 

 

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基本問題に取り組む長男。

 

まずは各単元基本問題まで終えたら次に進み、最後の単元を終えたら最初に戻って類題と基本問題を繰り返します。基本までの理解を促します。

そこまでできたら、次は各単元の練習問題に取り組み、こちらも周回。

下巻を開始する8月までに上巻の内容はすべて(チャレンジ問題以外)理解させたいという予定でおります。

 

「理解できているか?」は、問題を解いた後親に説明させることで判断しています。考え方として身についているのか、公式だけを覚えて回答していないかを確認し、説明までしっかりできているのであれば理解できているとみなします。

 

 

そして6月上旬現在、基本問題まではすべての問題を説明できるようになったのでいよいよ練習問題に移ったのですが・・ここから苦戦しているようです。

 

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練習問題に取り組む長男。

 

やはり難易度が上がっていて、基本問題までは一日2ページできていたものが、練習問題は1ページしか進むことができません。

想定よりも時間がかかっており、8月までに間に合うのかな?という感じになってきました。

 

ただ基本問題までは「わからない問題は解答や解説を読んでもよし。最終的に親に説明ができたらいいよ」というスタンスでしたが、練習問題は時間がかかっても良いのでヒントは見ずに自力で考えて解かせています。なので時間がかかることは想定内。

本人は算数が好きなので、難しい問題にも一応前向きには取り組めているようです。どんどんと褒めて調子に乗せたいところ(笑)。

 

ただ、おそらく7月末までには上巻の理解までは至らなそうです。

それでも上巻を完全に理解できないまま下巻に入っても、また手戻りに時間がかかりそうなので、期間を延ばして理解を促すなどその時の状況から柔軟に対応できればと思います。

 

それにしても練習問題の難しさは、教える側の私にとっても厳しい!文系勉強できない親の私にとっては、答えを見ても直ぐには理解できないコトが増えてきました。

我が家は妻の方が理系で私よりずっと賢いので、解説を妻に頼ることが増えてきてしまっています・・

私も頑張らなくては!

我が家の、小学校低学年の、国語力を高める取り組みのご紹介

”国語力”

何かを学ぼうとする時に、まずは国語の力というのがとても重要ですよね。

 

特に子供の勉強の場合は、

・書かれていることを正確に読んで理解する読解力

・言葉を正確に聴いて理解する聴解力

が足りないと、折角のインプットの質が落ちたり、質問文の読み違えなどミスも増えたり。多くの親御さんも我が子のがっかり経験があるのではないでしょうか。

 

さらに言葉で説明して理解させる力、アウトプットする技術も大切です。

これらがまさに、国語の力だと思うんですね。

 

いま小5の長男が、実は国語が苦手であることに気づいたのは最近になってからでした。学校のカラーテストは成績がいいのに、模試や中学受験用の読解問題は全然できないんです。

 

以前、そのことについて軽くまとめていました。

 

tarijiri.hatenablog.com

 

 

長男に対してはこの記事から2ヶ月、毎日少しずつ工夫した勉強することで、語彙以外の力は確実についてきたかなと思います。

 

一方、この経験を小2の長女にも活かしたいと考え、今から国語力について少しでも身につくように取り組みをはじめました。

まだ受検とかの準備ではなく、でも国語力を付けてあげたい。今回、我が家のそんな取り組みをご紹介させていただきたいと思います。

 

長女の特徴

 

長女は、比較的素直で勉強にも前向きになってくれる長男とはまた違った特徴があります。

・曲がったことが嫌い。だから宿題などは自分からきっちりやる

・やると決めたことは毎日継続できる

・ただ、国語が好きというわけではなく、同じ漢字の間違いを繰り返したりする

・好きな漫画はある程度理解できている様子

・ただ読書は嫌い。だから自分から進んで本を読むことはなく、語彙や読解力の自主的な向上は望めない

・説明はまだまだ下手。ポイント以外のことも加えて重くしてこんがらがる

 

今の時点で練習させたいこと

 

2年生時点で娘に練習させてあげたいこと。それはやはり一般的な本を普通に理解できる程度の読解力、プラス自分の考えを適切にアウトプットできる説明力の2点。

 

そこでまずは読解力と、1年生の時にも使っていたこちらのドリルを購入しました。

 

小2国語 読解 (メゾピアノ ドリルコレクション)

小2国語 読解 (メゾピアノ ドリルコレクション)

  • 発売日: 2017/06/20
  • メディア: 単行本
 

低学年のおしゃれ好きの女子のためのドリルシリーズ、メゾピアノの読解ドリルです。

朝の登校前にゲームだのYoutubeだのばかりやりたがる娘に、ちょっとでも勉強習慣をつけるため&満点を取る喜びを知ってもらうために1年生のものもやっていました。

1年生のドリルは全部やり切って、ドリルの裏表紙に花丸をつけてあげました。

 

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花丸がヘタ・・。

 

読解力を付けようと2年生も同じものを使ってみたのですが、これは途中でいったん中断しました。

テスト形式の読解問題に回答するという練習にはなるのですが、あくまで回答練習のための文章になるので、文章自体が少し容易に感じたためです。

 

読解対策や、そのほか勉強の習慣をつけたり100点を取る喜びを知ってもらうなどの目的であればとても良いドリルなのですが、今回の目的は一般的な書籍などを理解できるような読解力。

もう少し難しい文章に触れられるように以下の方法を考えてみました。

 

理科系の本の疑問を説明してもらう

 

そこで利用したのが、我が家にあったこの本です。

 

なぜ?どうして?かがくのお話1年生 (よみとく10分)

なぜ?どうして?かがくのお話1年生 (よみとく10分)

  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 単行本
 

 

この本は「なぜ?どうして?」という題名通り、疑問からその答えを教えてくれます。

 

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例えば「どうして歯は生え変わるの?」という疑問が項目となって、それを文章で説明してくれます。

娘には1日1題、好きな題材を選んで読んでもらい、その疑問の回答を口頭で親に教えてもらうことにしたのです。

 

そしたらこれが結構いいんですよ!

 

まず、読解問題用ではなく一般的な本をしっかり読むという練習ができます。

そして題材の質問文を理解し、それを探して抜き出すといういわゆる読解問題的な練習もできます。

そしてもちろん、親にその疑問の答えを説明するという練習にもなります。

さらに理科の知識も身につくうえ、親としても音読や説明を聞くのは5分程度で終わりますし、「そうなんだ!勉強になったよ〜」「分かりやすい!」などと自尊心をくすぐりながら褒めやすいやり方なのです!

 

我ながら、一石二鳥にも三鳥にもなるような方法を思いついたな~と自負しております(笑)。

娘は毎日、コツコツと続けてくれております。 

 

ポイント

 

ポイントとしては、親に説明させる前にその文章を音読させます。これによって知らない語彙を親が気付いて、教えてあげることができます。

 

また読書習慣の無い子の場合、最初はひとつ下の年代向けの読みやすい本などから始めてみるのもいいかもしれません。

親が一緒にやって具体的に何をしてほしいのかしっかり伝えることも大切ですね。

 

1ヶ月の成果

 

この方法はためしてまだ1ヶ月ほどなのですが、平日は毎日やらせていることで成果が出ているように感じます。

 

読解としては、項目によって本人が理解しやすい・しづらいという違いもまだありそうですが、私が思っていた以上に本の内容が理解できているし、答えるべき疑問の回答を抜き出せているようです。

※一年生向けのすこし容易な本を使っているメリットでもあるかも

 

説明に関しては、当初は苦労していました。冗長になってポイントを押さえられません。余計な説明が増えて迷子になってしまうことが多いのです。

ただこういった課題も継続している中で少しずつ改善されています。まだまだ端的にポン、と答えるまでには至っていませんが、確実に冗長な部分は減ってきている印象です。

 

蛇足ですが・・

 

こちらの本を読まれたこと、ありますでしょうか。

 

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

 

 

これは”AIについて”というより寧ろ、AIに仕事を奪われないためには読解力が重要!ということを説かれている本でした。

これを読んで、意味を正確に理解し伝えるコミュニケーション能力がとても大切だと感じたので、娘の国語力アップの取組みを始めました。 

 

子供の勉強は別にしても、読んでいて面白い本でした!

興味が湧きましたら是非お手に取ってみてください。

 

 

以上が今、2年生の娘に取り組ませている国語のお勉強です。

我が家にある本で、こういった使いかたで良さげだったのがこちら。

 

10分で読めるわくわく科学 小学3・4年

10分で読めるわくわく科学 小学3・4年

  • 発売日: 2012/11/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 一つの項目に大きめの字で4ページほど説明があり、それがちょうどよいボリュームに感じました。こちらは3~4年生ようなのですが1~2年生用も買ってみたいと思ったほど。

今の本が終わったら、これをやらせてみようと思います。

 

そして、理科以外にもこういった使いかたのできる書籍は沢山出ていますよね。

それも調べてみよう。

 

今回、家庭で手軽にできる国語力アップの方法のひとつとして、我が家の取組みを紹介させていただきました。

この手の本は子供の本棚で日の目を見ずに鎮座していたりしますよね(笑)。また近所の図書館で借りるなどわざわざ購入しなくてもできますので、ご興味が湧きましたら是非試してみてくださいませ!

過小評価レンズ!?EF70-300mm F4-5.6L IS USMで街スナップしてきました!!

キヤノンさん望遠のLレンズはいろいろと種類がありますが、その中で最も地味というか目立たないのがこちらではないでしょうか。

 

EF70-300mm F4-5.6L IS USMです。

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

Canon 望遠ズームレンズ EF70-300mm F4-5.6L IS USM フルサイズ対応

  • 発売日: 2010/11/19
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

超高額な望遠単焦点は比較にならないのは当然ですが、画質と言えば70−200mmのF2.8や400mmまで解像感高く撮ってくれる100−400mmのほうが良いという印象があり(私は使ったことがないので比較ができずすみません!)、あるいは70−200mmのF4は軽くて使い勝手が良くてインナーズームで、しかもF値が一定。

 

比較的安くて、300mmという非Lレンズでもあるような画角帯でF値変動で、ずんぐりむっくりのボディでしかもズームすると先の方だけがまっすぐ飛び出す感じで、いまいち高級感がない。

写真雑誌に載るようなプロの方があまり使っていない。

そんな70−300Lは、10万以上出して買うにはちょっとしょぼいような・・。「いつか欲しい夢のレンズ」にはなれないような、そんな地味〜な存在です。

 

でもね!私はこのレンズ、満足しているんです。

元々は望遠は70−200のF4を使っていたのですが、子供のサッカーのピッチが学年とともに広くなってきたことから300mmに買い換えました。

その時、正直本当にこれに変えて良いのかな〜・・?なんて不安がありましたが、300mmという長さのみならずその画質についても大満足だったのです!!

 

なんとな~く過小評価されているんではないかと思い、このたび下手な写真をご紹介させてください。 

ただしばらくは子供のサッカーも無いため、思い切ってこのレンズを街中散歩スナップで使ってみました。

しかも、せっかくデカイレンズなのでボディも1DX2に(アホだね〜)。

 

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下手なものばかりですが、街中で撮った写真を紹介させてください。

 

※なお、わざわざ望遠レンズをスナップで使いたかった最大の理由は街の猫さまを撮らせていただくことでしたので、猫さま中心でございます。

※スナップらしく、ほぼ撮って出しです

 

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いかがでしょうか。

キリッと解像感のある写真になりますし、前後のボケも素直・・に見えます。

望遠ならではの主体とボケがはっきりした写真は、AFでピントが合った瞬間にフワッと主体が浮かび上がって、ファインダーごしにもハッと息を飲むような美しさなんですよ。

 

望遠をお探しで興味を持たれた方は、是非一度調べてみてください!

子供たちが独立自治区を作った話

それは、休校も2カ月を過ぎ、毎日の自粛生活に子供たちが飽き飽きしきったところで始まりました。

 

子供たちが突然、狭い我が家の一画とテーブルの椅子を占拠し、独立した自治区を作り出したのです!

 

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青いビニールでこういうの見たことはありますが・・。

まさかこんな街が我が家にできるとは!

 

このなかでリビングなど部屋を区切っているらしくて、一度招待いただきましたが、私はハイハイして身を狭めて入っても街を破壊しかねないというということで早々と退散しました。 この狭い場所でおのおの本や漫画を読むのが楽しいようです。

 

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奥で本を開いてますね。

 

しばらくは3人で話し合って間取りなどを調整しながら街を作り変えていましたね。

 

さらに驚くことに、夜はここで兄妹3人だけで寝たいと言い出しました。

我が家はこれまで家族全員で雑魚寝していたので、子供たちだけで寝るのは初めて。しかも狭いために敷布団を敷くわけにはいかないので、掛布団や毛布身体痛くなるんじゃないの?なんて心配をしていましたが、翌朝聞いてみるとよく寝られたそうです。

 

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その後、椅子や洗濯ばさみが足りないのは不便なので返してもらいまして個室は無くなってしまいましたが、夜は3人で寝るという習慣は1週間以上続いています。

 

狭い我が家ではまだ子供たちに個室を用意してあげることができていないのですが、狭いながら自分だけの場所ができて、それが楽しかったのではないでしょうか。

 

少しずつ子供たちが独立を始めているのが感じられて、いつも通り嬉しさと共に通り少しの寂しさを感じた出来事でした。