塾無しの中学受験を目指す息子、新5年生として日能研さんの全国テストという模試を受けさせていただきました。
こちらは無料で行われる全国テストで、塾に通っておらず現在地が分らない息子にとっては何となくの立ち位置が分ったり、試験形式を体験できる刺激を頂けるということで、四谷大塚さんの試験と共に利用させていただいています。
基本的には塾に通っている子が受けることは少なくて、これから入塾を考えていたり塾に入るほどではないけど全国レベルでの試験を受けさせてみたいという一般の方が受ける模試になるそう。
なので問題も基本的なものが多くて、偏差値もバリバリ受験勉強をしている本科生が受けるようなものよりもだいぶ高く出るのではないかと思われます。
それでも、その中で採点もしっかりやってくださり正答率も問題ごとに分かりやすく見せてもらえるので、通塾していない子や親にとって現在の取組みを確認するために非常に大切な機会とさせてもらっています。
さて、今回のテストは国語と算数の二科目だったのですが・・。
親である私の思っていた通りの結果でした。
算数は普段の取組みの結果はでたかな
算数は採点対象となる問題が20問あるのに対し、なんと正答率61%を越えた問題が16問もありました。本科生が受けるような模試は見たことが無いのですが、もっと難易度が高いんじゃないでしょうか。
残りの4問は42%、39%、18%、7%という問題。
息子は42%の問題まで正解でした。
ちなみに偏差値は60に少し届かない感じ。
普段予習シリーズを使って基本問題を解いている息子にとって、正答率の高い問題はやりやすかったかもしれません。なのですが、それを越えて自分で考えなければいけないような問題には、全く手が出なかった印象です。彼の課題になります。
それでも、正答率の高いものは一つもミスが無かったのは良かったですね。
普段から頑張っている成果が出ましたよ!
国語は読解対策が必要
一方の国語が・・。
実は息子は読解問題がダメです。
読解力が低くて、そのうえさらに記述は全く書けません。
それが今回、まさに如実に出てしまいました。
正答率が高い問題は基本的には正解するのですが、70%を超える選択問題を間違えているものもありました。
さらに記述は・・抜き取り以外では採点対象が2問あったのですが、いずれも部分点すらもらえず・・。
こんな息子でも、学校のカラーテストでは大抵100点取ってくるんですよ。それでも塾の問題となると、簡易と思われる無料全国テストでもこの有様です。
解答を見ると文章を読み誤っていることがわかるのですが、そもそも30字で答える問題で半分のマスしか埋めてなかったり、登場人物の名まえに”さん付け”していたりと、記述の基本がわかっていません。
これは、ここまであまりにも読解が苦手だったため、もう少し成熟してからと勉強を先延ばしにしていた私のせいです。
公立中高一貫校は作文や記述問題ばかりなので、この5年生で基本から取り組ませてあげようと思います。
それでも漢字など学校でしっかり勉強してきているものは全問正解。
偏差値は50をわずかに超えるぐらいとなっていました。
これで配点の高い記述ができるようになれば、と一応を伸びしろを感じました。
先ずは本人の苦手意識を克服しつつ、一緒に頑張っていきたいと思います。
次回は来週に行われる、四谷大塚さんのテストになります。
2週間で成果はでるでしょうか??